2019年07月05日
時間があるときにBMW 320i(E90)の情報を調べているが、ピアッツァやSVXと違い、ショップ系のブログ記事の情報がかなり豊富。
BMWの最近のモデルがかなりの量流通していると言うことでもあるし、得意とするショップが多いと言うことでもある。比較的軽整備の内容がショップの記事として載せられていると言うことは、比較的簡単なことでも自分でやるオーナーが少ないと言うことか。
おそらく自分でメンテナンスを行う趣味的所有より、高級な実用車としてのニーズがはるかに高く、中古も含めてドレスアップやメンテでショップのニーズが高いのかもしれない。
みんカラを見ても、自分で手を入れるような記事はかなり少なめに見える。
オーナー達の自助努力、相互扶助がないと成り立たないマイナー旧車とは随分ちがう。
中古市場のタマ数も豊富だ。そのため、値下がりも大きくなっている。
日本ではかつては外車は高嶺の花であったが、バブルを通じて日本市場での販売が強化され、かなりありふれた存在になった。
ちょっと前まで販売戦略は、小規模なインポーターによる舶来の高級品としてのものだった。
今はメーカーの日本法人が作られ、一部は高級路線を離れたこともあり、随分身近になった。
VW、FIAT、BENZ、AUDI、PEUGEOT、Renault、BMW、VOLVO、PORSCHE
フェラーリやランボルギーニなどのエキゾチックカー、超高級スポーツカーと違い、各社の普及モデルは日常の足として見かけるものになっている。
日本車の高級車より外車を選択することも以前より普通になっているようだ。
一方で日本人の格差が拡大し、維持費用の安い軽のニーズは増している。
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欧米の自動車は、旧車パーツの入手がしやすいということがあった。パーツがすぐ製廃になってしまう日本車より外車の方が維持しやすい。
企業の経済活動最優先の日本と、古い車が大切に乗られている欧米とは条件が大きくちがう。
以前たまたまオフの場所が重なったプジョー車のオーナー達は、旧車の部品が入手しやすいので、日本車より維持しやすいと言っていた。
ただ、ルノー車に乗っている知人曰く、最近のちょっと古いルノー車は部品がなくなってしまい、維持できないという。それは日本におけるディーラーでの対応がそうなのか、もっと一般的なことなのかは分からない。
もしかすると、外車の製造管理が日本車に近付いたことで、自動車への考え方、部品のストックの考え方も変わりつつあるのかも知れない。
あるいはエコの考え方の浸透で、環境負担の大きい車の維持は難しくなりつつあるのかも知れない。
一方、多くのセンサーを搭載し緻密な制御を行う車、ハイテクな車、エレクトリニクスへの依存度が高い車ほど、部品が壊れやすく、入手が困難となり、寿命が短くなりがちでもある。
現代の車は否が応でも比較的短期で乗り捨てざるを得なくなるのかもしれない。これではエコなのか資源の浪費なのか分からない。
Posted at 2019/07/06 07:27:22 | |
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BMW 320i(E90) | 日記