エレクトロタップは、カシメるだけで信号ラインや電源などを分岐できる便利なアイテムだ。
しかし、配線の芯線を切ってしまうことがある。
それだけでなく、長期の使用で緩んだり、酸化して接触不良が起きたりもする。
私のSVXは、前オーナーがあちこち手を入れてあるのだが、リミッターキャンセラー等の為にACC電源を分岐してあり、困ったことにエレクトロタップが使用されている。
ある日SVXに乗っていると、エンジンチェックランプが点灯した。
エンジンには全く不調はなく、ECUの自己診断では車速信号の不良。
そういえば、リミッターキャンセラーの電源が点いたり消えたりすることがあった。リミッターキャンセラーはECUに180km/h以上の車速信号を送らないように制限する機能があるが、電源が切れたために車速信号が途切れてECUの異常検出となったのだろう。
そこでその電源を探ってみると、エレクトロタップとその接触不良を発見した。
接触不良は解消してあるが、やはりエレクトロタップは不安がある。特に電流が大きいところはリスクが高い。他にも配線の仕方に問題があって、そのうち配線をやり直そうと思っているが、そのままになっている。何かの機器をつないだ配線があって、そう言うものも整理しておきたい。
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ギボシ端子のオスメスと電流の向き、電流の向きと配線被覆色の区別など、大原則を守っていない素人配線はとても怖い。。
ギボシ端子のオスにプラスが出ていたり(万一外れて金属に触れればショートする)、プラスとマイナスが同じ色で配線されていたりするのは最悪だ。
エンジンルーム内に耐熱被覆を使っていないのも恐い。熱くならないところならまだよいのだが。
Posted at 2019/07/22 23:38:05 | |
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