• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

調布市のKAZのブログ一覧

2006年02月02日 イイね!

[大阪オートメッセ] 違法改造出品車には改善指導

[大阪オートメッセ] 違法改造出品車には改善指導カスタムカーショウにも法のメスが入りつつある、
という話の続報。

◎関連ブログ(2006年1月17日 付け)
  こちら → [東京オートサロン] 違法改造出品車には改善指導

前回のブログ ([東京オートサロン] 違法改造出品車には改善指導) では、自動車検査独立行政法人がオートサロン会場にて違法改造車をチェックし、保安基準を満たしていない出品者に対して主催者とともに改善要請をした・・・という話題について述べた。

今回のブログはその続報で、今月2月に開催される [大阪オートメッセ] では、さらに指導体制を強化する・・・という記事を紹介する。以下、2006年1月27日付け 日刊自動車新聞の記事の要約である。

◎自動車検査独立行政法人では、従来の街頭検査による不正改造車排除運動に
  加え、今年から全国のカスタムカーショウでも不正防止の啓蒙活動を実施している。
◎具体的には、来場者に合法的な車輌や部品であるとの誤解を招かないよう、保安
  基準に適合しない展示車には 「公道走行不可」 であることの表示を主催者に促す。
◎東京オートサロンでは、職員と検査官による1チーム体制で啓蒙活動に当たったが、
  大阪オートメッセではこれを3チームに増強し、小ブースもきめ細かく回るようにする。

同紙によると、先月実施した東京オートサロンでは、違法フィルムや保安基準に適合しないスポイラーなどを装着した展示車に対し、不正改造防止の啓蒙活動(指導)を行って所定の効果を得た。

ところが出展車数が600台にもおよび、来場者も25万人規模となるオートサロンでは、小規模出展ブースをすべて見て回るのが困難であるのが実情。その点が課題として残った。そこで、同じような規模とされる大阪オートメッセでは、啓蒙活動の体制を一気に強化。小回りの利く啓蒙活動を実施する・・・というのだ。

オートサロンなどに行ったことのある人なら分かるかと思うが、メーカー系、あるいはメーカー直系の出展ブースは規模も大きめで出展スタッフもそろっているが、小規模ブースになると、本当にクルマが置いてあるだけで担当者も出払っているようなこともあると思う。

私見だが、自動車検査独立行政法人が そのような小規模ブースの出展車輌に対しても本気で指導を入れようとするならば、体制を強化したとは言え3チームではキビシイように思う。1チームで600台を見て回るのはムリがあるが、3チームでもすべてのブースを網羅するのは困難ではないか。出展車数だけでなく、カスタム系のショウでは会期は短いこともある。

アフターパーツメーカーとして知名度があり、その名前を 「看板」 に掲げて出展しているような場合は指導に素直に従うかもしれないが、一介のチューニングショップでは単に 「ハイそうですか」 と その場しのぎの(うわべだけの)対応をしてオシマイ、になる恐れもあるのでは?と思う。いくら指導を受けたって強制力があるワケではないだろうし(前回のブログ参照)、「展示車はデモ車です、公道は走れません」 とだけ小さく表示してしまえば、見かけ上は指導に従ったことになってしまう。

かつてのオートサロンは開催規模が小さく、業界関係者くらいしか集まらなかった 「無法チューニングカーショウ」 だったそうだが、裾野が広がってパパ・ママ・子供がファミリーで訪れるような一大イベントになったからには、その開催コンセプトも変更を迫られるだろう。コンセプト変更に賛同しないショップは、独自に 「アウトローカーショウ」 でも開くか?

将来の予備軍 (現在は運転免許を持っていないが、カスタマイズに興味のある中高生たち) に与える影響力も考慮すると、「あくまで合法の範囲内で、知恵を絞って個性を発揮する」 というカスタマイズが今後の主流になるだろう。どこぞの IT 企業の株価ではないが、合法でなければいつかは落とし穴に陥る。カスタムカーショウの出品者(出品車)と自動車検査独立行政法人の ”いたちごっこ” にならないことを祈る。
Posted at 2006/02/03 19:04:37 | コメント(1) | トラックバック(0) | └ クルマ関係(法律) | クルマ

プロフィール

「CBR250Fourが高スロットル開度にて#4が失火気味。要求電圧が高くなるときに3気筒になってしまう模様。低中回転速度でth開度が低いときは失火は発生しない。原因の切り分けのため、#1と#4の点火プラグを入れ替えて様子見します。」
何シテル?   06/13 18:56
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2006/2 >>

ブログカテゴリー

リンク・クリップ

[自作] タイヤ空洞共鳴音の低減・ハンコックV12evo2を静音タイヤにする 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2018/10/02 20:28:55
 
[近況報告・その1] 長女の初レガシィの巻  
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2015/11/09 22:23:24
 
「”個体差” について考える」 の巻 
カテゴリ:なぐり書き
2010/08/13 19:26:31
 

愛車一覧

スバル レヴォーグ VNHCレヴォーグ STI Sport# (スバル レヴォーグ)
・注文日: 2023年01月26日 ・納車日: 2023年07月16日 <↓以下、雪道走 ...
ホンダ CBR250 FOUR (フォア) CBR250Four SE (ホンダ CBR250 FOUR (フォア))
学生の頃に新車で購入して以来、ずっとワンオーナーで乗り続けているバイク、CBR250FG ...
スバル エクシーガ エクシーガtS (年改区分:Eタイプ) (スバル エクシーガ)
YA5A型エクシーガGT(年改区分:Aタイプのターボ車)からの乗り換えです。2012年8 ...
ホンダ モンキーR モンキーR改(2種登録) (ホンダ モンキーR)
レッドバロンで中古のモンキーRを購入後、エンジン全バラシ。 ◎武川88ccボアアッ ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation