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2015年05月12日 イイね!

[エクシーガ・クロスオーバー7] 流用可能そうな部品の検討など(私的な視点で)

[エクシーガ・クロスオーバー7] 流用可能そうな部品の検討など(私的な視点で)スバル・ディーラーにて新型エクシーガ=クロスオーバー7のデビューフェアが開催されたので、外観をサクッと見てきました。
以前から興味のあった、フロントタイヤの前に付くフラップの形状について他車種と比較するなどしましたので、個人的な備忘録として記録します。

<関連ブログ>
◎その1 → 実車確認&オーバーフェンダーの見積もりなど

■フラップの形状を既存車種と比較
私見ですが、近年のクルマはアンダーパネル(床下を流れる空気の整流)にも気を遣っていると思っています。国産車でその点を高らかに謳ったのは、(私の記憶では)初代セルシオ。それが今では燃費向上の設計手法として、軽自動車やフツーのリッターカークラスでも、ごく当たり前のように配慮されているように感じます。

新型クロスオーバー7は、それ以前のエクシーガ(標準車)と比較すると、車高が10mm上がっているとのこと。車高を上げるために仕様が変更される主なパーツはサスペンション系ですが、それ以外にも軽微な変更はないか? あるとすれば、燃費に利くであろうアンダーフロア系の部品(それも大物ではなく、小物系)だろうか?

・・・ということで、例えばフロントタイヤの直前(車両前方)に標準装備されているフラップ(※)に仕様変更がないかどうか。端的に言えば、誰もが簡単に目に付く外観以外の部品で、現行エクシーガに流用できるものはないか? を密かに探ろうとしていたのでした。
(※)名称は「プレート,フラップ」、部番は左側を例に取ると 「59123FG010」。

結果から書きますと、どうやらフラップは車高が上がっても形状変更はされていないようでした。ついでに書きますと、他車種との比較も行ったのですが、エクシーガやクロスオーバー7 のフラップはそれらとは形状が大きく異なることも分かりました。

<↓クロスオーバー7。目視上、従来車のプレート,フラップ レフト(59123FG010)とは差が無いようだ>
  

<↓現行の新型レガシィとも比較しました。固定方法や形状が大きく異なっていることが分かります>
  

<↓SJフォレスターとの比較。フラップを固定するクリップの位置も異なる(フラップの後方にあります)>
  

<↓XVとの比較。最低地上高を稼いだモデルですが、フラップの上下長は意外と短めになっています>
  

こうして比較してみると、形状も固定方法も 4者(4車)4様であることが分かりますが、どうやらエクシーガの年改区分A~Gタイプの車両にクロスオーバー7(年改区分Hタイプ)のフラップを移植しようとしても、何も変わらなさそうです。

■脚周りの流用について
今回はまったく試乗していませんので、クロスオーバー7の脚周りについての詳細は不明です。ただしカートピア(スバルの機関誌)2015年5月号(通算No.518)によると、

 ・普通は車高を高くすると、コーナリング時にクルマの傾きは大きくなるものだ。
 ・しかしクロスオーバー7では、逆にその動きを 従来よりも15%減らす改良 を施した。
 ・さらにコーナーで傾いたボディが元に戻る速さも上げて おり、操縦安定性を高めた。


という旨の記述があります。ダンパーの減衰特性を含むサスペンションセッティングを変更しているのは明らか。車高の10mmアップ分をどこで稼ぎ出しているのかにもよりますが(例:サブフレームとアームとの間にスペーサーetc.)、spec.B のビルシュタインにこだわりがなければ、クロスオーバー7の ダンパー流用 は案外、イケるかもしれません。あるいは丸ごと流用により、純正部品のみの構成で(社外品に頼らないで、の意)10mmの車高アップ(→ 積雪路での走破性アップ)も可能となることでしょう。

ちなみに私のBPレガシィは GT spec B のターボ車ですが、アウトバック純正のリヤダンパー(セルフレベライザ機構付き)を流用するなどしていますので、アウトバック並みに車高が高まって雪道でも気を遣わずに済んでいます。ま、こんな人(ターボ車の車高を上げるユーザ)もいるってコトで。

<ご参考(BP5D型レガシィ)>
リヤ車高上げ:「GTスペックBの車高をアウトバック並に上げてみる」の巻
圭オフィス車高調・再び (フロントも車高を上げてみる、の巻)

■リヤガーニッシュについて
次に、ルーフスポイラーではなくリヤ・アウターガーニッシュについて目視確認してみます。特に見切り線(周辺部品とのパーティングライン)に着目します。

<↓車高アップなどの変化点に対し、ワイド感を打ち出すことによって、視覚的な安定を得ているのか>


<↓左右に延長されたメッキモールとアウターガーニッシュの接続部分について、目視確認してみます>
  

<↓アングルを変えて、今度は車両左側を確認>
  

<↓エクシーガの既存モデルの場合。メッキモール部分は、単品での部番設定はされていなかった>


過去事例から類推すると、今回のクロスオーバー7でも、左右方向に幅が延長されたメッキモールを流用装着しようとしても、メッキモール単品では部番が設定されていない可能性が高いと思われます(もしも新品でやるなら、アウターガーニッシュ丸ごとの交換となりそう)。

■その他、流用が可能な部品について
クロスオーバー7に採用されている部品で、既存のエクシーガに流用できそうな部品は、他にもあります。・・・が、その多くは、費用対効果を考えると ちょっと考えてしまうものばかり(?) のような気がします。

<↓ドアハンドルは、カラードタイプ(ボディ同色)からシルバー系に統一された>


かつてインプレッサ系で、ドアノブの窪み(ドアパネル側の凹部)に装着するメッキカバーがオプション設定されていた時期がありましたが、今ではそのようなオプション展開は廃れてしまったようです。社外品ではドアノブに被せるメッキカバーもあるようですが、後付感を嫌う人にとっては、このクロスオーバー7の シルバードアハンドルの流用 も選択肢として挙げられるでしょうけど、作業工数的にはペイするのが難しい気がします(部品代よりも工賃が高いかも?)。

<↓シート丸ごとではなく、ワンポイントアクセントとして、ヘッドレストのみを交換するという手もあるが>
  

ヘッドレストの配色は、前部がオレンジ系ですが後部は黒系ですので、ワンポイントで各列(1列目~3列目)の ヘッドレストのみ交換 するという手もありますが、ドアトリムや座面など内装全体としてのバランスが崩れてしまうため、イマイチかもしれません。

こうして考えていくと、新型クロスオーバー7から既存のエクシーガに流用できそうなパーツは、物理的には可能だけれども 「費用対効果を考えるとメリットが少ない」 か、「デザイン的なバランスの統一感が崩れてしまう」 ものが多いような気がしました。なかなか難しいですね。
Posted at 2015/05/12 22:34:26 | コメント(5) | トラックバック(0) | クルマ

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何シテル?   06/13 18:56
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

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