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調布市のKAZのブログ一覧

2020年05月14日 イイね!

[CBR250Four] メーター照明をオールLED化(T10×3個、T5×7個)

[CBR250Four] メーター照明をオールLED化(T10×3個、T5×7個)学生時代から一緒に時を刻んできた愛車・ホンダCBR250Four(MC14型)。250ccで4気筒16バルブDOHC、カタログスペックで45psを叩き出す、昭和61(1986)年式のバイク(今年で34年目の現役車)です。

今回、ヘッドライト、ウィンカー、ブレーキ、電圧計に続き、インパネのメーター照明球を一気にLED化しましたので、その様子を備忘録として記します。


■T10バルブの確認
少し前の投稿にて、「[CBR250Four] 「スピードメーターが動かない」を解消する」 というシリーズのブログを載せました。その際、何度もメーターパネルを分解する機会があり、T10サイズの電球が計3箇所で使われていることを確認していました。

<↓もう何度も脱着・分解を繰り返した純正メーターパネル(車速、EG回転、水温、各種警告灯の類)>
 

<↓MC14型CBR250Fourでは、T10サイズの照明球は計3個、使われていることが判明(車速、EG回転、水温)>


T10サイズのLEDバルブならば、手持ちでいくつかをストックしています(※ほとんどが、IPFファン感謝デーにて入手したアウトレット品です)。まずは、そのT10サイズの電球から手持ちのLEDバルブに交換しました。

<↓さーて…どれを使おうか。こういう時に、ストック品から用途に適したものを選べるのは吉>


<↓今回はストックボックスの中から、特に拡散角に優れる XP-51 というLEDバルブをセレクト>
 

※IPFのXP-51については、こちら。
 パーツレビュー → IPF LED 3DウェッジバルブXP-51(T10/16型、拡散角340°、7000K)

■純正メーターの内部構造
純正メーターパネルは、「車速(スピードメーター)」、「EG回転速度」、「水温計&各種ワーニング」、の3連メーター(多眼メーター)になっています。ところが内部の造りを観察すると、仕切りがあったり無かったり、あるいは照明球が独立していたり共有されていたりします。

<↓左:速度計の内部。独立した仕切りに上下2個の照明  右:水温計はタコメーターと照明を共有>
 

・速度計: 完全に仕切られた筐体の中に、上下で異サイズの照明球が2個ある。
      その仕様(ハーネスも別配線)の理由は、恐らく球切れ発生時にも
      お互いのバルブで補い合うバックアップ機能を持たせるためと推定。
     (※サイズが異なれば、電球の寿命も異なると思われる。)

・回転計: 内部で水温計エリアとつながっている。照明球はT10が2個あるが、
      そのうち1個は水温計との共用になっている。

・水温計: 上記の通り、照明球はEG回転計(タコメーター)と共用。


■LEDの極性に注意
さて、ここで失敗談を一つ。その当時は、冒頭で述べた通り「焼き付き固着して動かなくなっていたスピードメーターを生き返らせる」ことに注力していたため、LEDバルブへの交換は片手間でした。

何も考えずにLEDバルブに交換し、メーターAssyを組み上げて車両に搭載。いざ、スモールライトのスイッチをONにしてみたのですが、メーター照明が全く点きません。3個あるLEDのうち、3個ともが点きません(汗)。

ここでLEDには極性があることを思い出し、またメーターAssyを車体から取り外しつつ、LEDバルブの挿入方向を180°逆転。今度は無事に点灯を確認した次第。

それにしても、「3つあるLEDバルブがすべて不点灯になる」という事象は、
「1/2 × 1/2 × 1/2」の確率(AND事象、AかつBかつC)か…。
すごいハズレくじを引いたような気分になりました。


<↓「KAZさん、組み付け前に試点灯すれば良かっただけでは?」「はい、おっしゃる通りです」>
 

これを機に、メーターパネルの背面に「配線色と極性」に関する情報を、ひと目 見て分かるように追記しておきました。自分なりの再発防止策です。

<↓よく見るとXP-51の筐体側面に「+」の表記あり。配線色の情報もパネル本体に追記しておきました>


■効果の暫定確認
この時点では、まだスピードメーターの機能再生が完了しておらず、したがってスピードメーターレス(公道を走らない)状態でした。そのため、LEDバルブへ交換したあとの効果確認も、以下の画像の通り、暫定的なものになります。

<↓左:確かにメーター照明自体は明るくなった  右:速度計。上が交換後のT10のLED、下がT5相当の電球光>
 

■インパネ警告灯のサイズ
さて、純正3連(多眼)メーターの中にはT10バルブが3個 使われており、交換も終了しています。では他の電球はどうなの? となります。具体的にはそのサイズ。

正直に言うと、純正の照明球はT5サイズなのかT6.5サイズなのか、よく分かりませんでした。試しに、手持ちのT6.5ウェッジバルブ(M&Hの12V3W球、品番:WB124)をコネクタに挿入してみたところ、問題なく挿入できました。

では市販のLEDバルブで、メーター照明に使えそうなT6.5サイズはあるか?と探してみたところ、驚くほどありません。あったとしても、非常に単価の高いもの(1個で千円以上クラス)ばかり。メーター照明をすべてLED化すると、バルブだけで1万円以上かかってしまう勢いです。

そこで製品ボリュームの多いT5サイズのLEDについて、製品レビューを注意深く観察していったところ、次の2項が製品選びの際の参考になると判断。これらの情報を加味しながら、T5サイズで選定を進めました。
 ・LEDバルブへの差し込み口の厚さによって、ソケットに挿入
  したときの安定感(タイトかグラつくか)が左右されること。
 ・バイクのメーター照明に問題なく適用できたレビューの有無。

最終的に、価格のバランスも含めて良さげなT5サイズの製品をチョイス。


<↓amazonで見つけて調達>


※上記LEDバルブについては、こちら。
 パーツレビュー → HSUN T5型 3チップLED 10個入りセット(ホワイト、6000K)

<↓MC14型CBR250Fourでは、T5サイズのLEDバルブを計7箇所に使用しました> 
 

ここで、上記パーツレビューのページで「深さ方向に接点端子の穴が3列あるため、挿入時も深さ方向に3段階のクリック感が得られます」とか「ソケットに一番深く挿すと側面チップが半分隠れるので、クリック感で中間位置で止めます」と記したことについて、画像を使って補足すると次の通り。

<↓ソケットへの挿入時にクリック感あり。側面チップが埋もれず、振動にも耐えるであろう中間位置まで挿す>


<↓警告灯の内部照明球をT5_LEDに交換>
 

■誤情報に注意
さて、上記T5_LEDバルブの商品ページ(@amazon)のQ&Aコーナーにて、「極性はありますか」「極性、ありません。(← 言い切り形)」というやりとりがありました。無極性でこの値段(10個で1299円)ならお買い得!とばかりに信じ切っていました。

その後、油圧/ニュートラル/速度警告灯/ハイビーム…の4個の照明球をこのLEDに交換したのですが、「無極性」という言葉を信じて、何も考えずにソケットに装填。そのままメーターAssyを車体に取り付けしてしまいました。

取り付け後、いざ点灯確認…したところ、すべての警告灯が何も点灯しません(汗)。また、やらかしてしまったようです。再びメーターAssyを車体から取り外して分解。LEDバルブを改めてよく見直すと、確かに本体側面に「+」「ー」の表記があります!

ひとつひとつ、すべてのLEDバルブを正しい方向に挿し替えるとともに、パーツレビューにもその旨を記載しておきました(→ 「AmazonのQ&Aに「極性なし」のコメントがありましたが、実際には画像の通り「+/ー」の識別あり」 )。

それにしても、「4つあるLEDバルブがすべて不点灯になる」という事象は、
「1/2 × 1/2 × 1/2 × 1/2」の確率(AND事象、AかつBかつCかつD)か…。
今度は逆に、すごい宝くじを引き当てたような気分になりました(爆)。


<↓「KAZさん、組み付け前に試点灯すれば良かっただけでは?」「…(^ ^;」>
 

これを機に、メーターパネルの側面に「配線色と極性」に関する情報を、ひと目 見て分かるように追記しておきました。自分なりの再発防止策(さらに再)です。

<↓警告灯の種類によっては、使用される配線色が微妙に異なるが、このように注釈を付しておけば間違えない>
 

■LED化の効果の確認
こうして、些細なマイナートラブル(と言うほどのものでもない人的ミス)を経て、メーターパネルのすべての電球(フィラメント球)のLED化が完了しました。その効果は、昼間でもバッチリ認識できます。

<↓昼間の太陽光の下での発光状態。輝度の高いイメージでクリアに光っていることを実感できる>


# 上記画像は車両停止時なので、速度警告灯は点灯しておりません。
# (その後、正常点灯することを実走で確認済み。)

<↓夕暮れ近くで、日が傾きつつある状態での発光状態。左右ウィンカーも明るくキレの良い点滅>


<↓すでに先行してLED化済みの電圧計(左側)ともども明るく光っており、優れた視認性を得ることができた>


■備考:オールLED化のデータ
今回の作業を以て、すべての灯火類のLED化が完了したことになりますので、以下、関連する資料を(再掲も含めて一括し)集約しておきます。メーターの内部照明ばかりでなく、今まで行ってきた灯火類のLED化も併記します。

(1)ヘッドライト: fcl.さんの2輪用LED
  パーツレビュー → 高光量LEDヘッドライト(2019年モデル、ファンタイプ、H4)
 (※関連ブログは上記ページ内に記載)

(2)フロントウィンカー: HID屋さんの30連LEDバルブ
 パーツレビュー → アンバー色(フロントウィンカー&ポジション用・ピン角180°段差あり、BAY15dダブル)

(3)リヤウィンカー: HID屋さんの30連LEDバルブ
 パーツレビュー → アンバー色(リヤウィンカー用・ピン角180°BA15s シングル)

(4)ブレーキランプ: HID屋さんのLEDバルブ
 パーツレビュー → テール&ブレーキランプ用・ピン角180°段差あり BAY15dダブル

(5)電圧計(ホンダ純正オプション): IPFさんのLEDバルブXP-55
 パーツレビュー → T10/16型、EFFECTERプラス、拡散角300°、6700K

(6)メーター内部照明(速度、EG回転、水温): IPFさんのLED 3DウェッジバルブXP-51
 パーツレビュー → T10/16型、拡散角340°、7000K

(7)メーター内部照明(速度)
(8)メーター内の左右ウィンカー用インジケーター
(9)メーター内の警告灯(油圧、ニュートラル、スピード、ハイビーム): HSUNさんのT5型 3チップLED

 パーツレビュー → T5型 3チップLED 10個入りセット(ホワイト、6000K)

(10)その他…LEDウィンカー用リレー: ポッシュフェイス(株)さんの 090011-WR
 パーツレビュー → POSH ワイドワットウィンカーリレー(3線式、090011-WR)

以上、同型車(MC14型CBR250Four)はもちろん、類似型番車(MC17型CBR250R、MC19型CBR250R)あるいは いわゆる旧車を含む 幅広いバイク乗りの方々に対し、このまとめブログが何らかの参考になれば幸いです。
2020年05月13日 イイね!

[BPレガシィ] ボディ下部にラインテープ(赤色)を貼り付け

[BPレガシィ] ボディ下部にラインテープ(赤色)を貼り付け先日、愛車のBP5D型レガシィ(2006年式)のフロントアンダースポイラーに STI の赤リップを装着しました(→ こちら )。
その続きの作業として、ボディの両サイドとリヤに赤色のラインテープを貼り付けしましたので、その作業過程を備忘録代わりに紹介します。


<関連ブログ>
◎エクシーガ編 → 黄色のラインテープ貼り付け

■BPレガシィでのこだわり
BPレガシィには、フロントに STI のアンダースポイラー(+今回の赤リップ)のほか、純正オプションとして両サイドの後端にはサイドストレーキを、リヤにはバンパースカートを装着しています。

サイドストレーキやリヤバンパースカートには、それぞれ純正色の設定があり、ダークグレーMの車体色である私のレガシィには、順当に行けば、ボディ同色であるダークグレーM用のストレーキやスカートを装着することになります。

が、新車納車の時点で、私はあえて非ボディ同色の「ブラック(黒色)」でこれらを一括発注していました。


<↓あ、フロントのエアロスプラッシュ(泥よけ)も、同様にブラックで発注していました>


なぜか?
それは、フロントの STI アンダースポイラーが黒色だから。

フロントの黒色に合わせて、両サイドからリヤにかけて、ボディ全体を黒色で一周するような配色で統一したいという、個人的なこだわりによるものです。上記画像に示す通り「言われたらボディとは色調が異なるかな?」と気づく程度の差であり、特に(色ズレ的な)違和感はないと思っています。


■赤色のラインテープの入手
上記のような目論見により、オプションパーツのカラー選択を行ったレガシィは、既報の通り赤リップを装着しました。当然 次に考えることは、バランスを取るためにボディサイド&リヤの黒パーツ周辺にも、赤色の「刺し色」を入れることになります。

その手段として、赤色のラインテープを入手した次第。


<↓エクシーガ用の黄色のラインテープと合わせて、ヤフオクで調達(幅はともに5mmとしました)>


■赤ラインテープの引き回し方
この時点では、方針は決まっているものの、具体的な「刺し色の引き回し方」は未決でした。そこで、あらかじめPC画面上でラインテープのつなぎ方を検討します。

<↓ボディサイドの赤ラインテープの引き回し案(PC上でイメージを模擬)>


上段は、サイドストレーキをわざと避けることによって、その存在と造形を浮き上がらせる案。中段は、ストレートに引き回すことでシンプルながら安定感を与えることを狙う案。下段は、発想を変えたトリッキーな案。

このうち、下段の「サイドプロテクトモールに赤ラインを入れる」手法は、実はかなり昔、BGレガシィに乗っていた頃にすでに実施した手法です(→ こちら )。

今回は、赤色の刺し色をボディ下部の全周に渡って入れることを狙うので、下段の案はパス。中段の案は、ラインテープの幅が5mmと細いことと、貼り付けターゲットが(エクシーガのサイドアンダースカートのような)エッジを持たないラウンド形状であることからパス。

結果、(自分でも予想外だった)上段の引き回し案でいくことに決めました。


■ボディサイドへの貼り付け
まずは車両の右側からラインテープを貼っていきます。その際、ボディ後方から→前方に向かって貼っていくことにします(※右利きなので)。テープの始点はサイドストレーキの直前からになり、終点はエアロスプラッシュの後端になります(片側2分割で貼るため)。

<↓車体右側での貼り付け風景(ここではリヤからフロントへと貼り付け)>


<↓終点も始点と同様、貼り付けターゲットの形状に合わせてラウンド状にカットして剥がれリスクを低減>


次に、いったん車体左側に移動します。

<↓車体左側は、フロントからリヤ方向に貼り付けていきます>


<↓水平ラインはサイドストレーキの手前でいったんカット>


<↓サイドストレーキを上方で逃げるような引き回しとする(ここは少しずつ曲げながら貼ります)>


車体の左側が終了(サイドストレーキを逃がす貼り方を経験)したら、また車体右側に戻り、残っていた処置(同様にサイドストレーキの上側に貼る)を行います。これで両サイドのラインテープ貼りは完成となります。

■リヤのバンパースカートへの貼り付け
次にリヤですが、こちらはいろいろと実車で確認しなければならないことが残っています。バンパースカートの造形が複雑なためです。まずは後端(左右ツインマフラーのテールパイプ間の部分)の引き回し方からの確認です。

<↓リヤは比較的エッジの効いた造形のため、エッジを境にして下側に貼る案と上側に貼る案を検討します>
 

ラインテープをバンパースポイラーに仮止めして、一歩引いて全体を眺めた際の「見え方」を検証します。

<↓まずはエッジを境にして、下面に貼り付けした場合のイメージを探ります>


するとどうでしょう。
バンパースカートの下面にラインテープを貼り付けした場合は、貼り付け面が下方を向いているため、立ち上がって眺めた際にラインテープの存在に気がつかない恐れがあることが分かります。


<↓もともと幅が5mmで細めのテープなので、貼り付け面が下方を向いていたら余計に目立たなくなってしまう>


よって、マフラーのテールパイプ間は「バンパースカートのエッジ(境界)の上側に貼り付けする」ことに決めました。

<↓境界的な造形(エッジ)の上面に貼り付けた方が、ラインテープを視覚的にアピールできる角度となる>


■リヤの両サイドへの貼り付け
さて…。次にラインテープの引き回し方を検討しなければならない部位は、リヤの両サイドです。バンパースカートのキャラクターラインが、ここで収束して(消えて)いるからです。

<↓検討例。バンパースカートのキャラクターラインに沿って、赤ラインテープを貼った場合のイメージ>


赤ラインテープを上記画像のように引き回しする場合、個人的には何だか違和感が残ります(>あくまで私見です)。

「フロント~両サイド~リヤ」という具合に、「ボディの一周全体で」刺し色の赤を入れたいためのラインテープ貼りなのですが、上記画像のようにキャラクターラインに沿った貼り方をすると、リヤ両サイドで赤ラインが発散(消滅)してしまいます。違和感の原因は、そのためだと考えました。

ではどうするか?
リヤの両サイドにも赤ラインテープを回したい。


<↓左:ラインテープの引き回し方の検討例  右:実際の貼り付け状態>
 

リヤの両サイドは、「サイドストレーキからリヤバンパースカートへの連続性」を示す上で重要な部位。その点を加味し、結局 上記画像のような貼り方としました。これを別角度から見た状態を以下に挙げます。

<↓これならば、サイドからリヤに流れる赤ラインに「連続性を持たせる」ことができたと考えます>


■貼り付け作業後の全体確認
このように、自分なりの考え(or 感性)に従って赤色のラインテープをレガシィに付加しました。全体の「見え方」について、改めて確認します。

<↓元々の出発点は STI の赤リップから。レガシィの隣に並べたエクシーガ(ラインテープは黄色)とともに>


<↓フロントから、少し引いたアングルにて(左:エクシーガ、右:レガシィ)>


<↓サイドの赤ラインテープの引き回し>


<↓リヤのラインテープの引き回し(手前:エクシーガ、奥:レガシィ)>


エクシーガ(黄色の刺し色)に続いて、レガシィにも(テーマカラーとしている)赤色の刺し色をボディ下部に入れる作業が、無事に完了しました。レガシィについても、あくまで自己満足ではありますが、今後とも より永く付き合っていけそうに思っています。

# 外観リフレッシュを兼ねたイメージチェンジですが、
# 調達したラインテープはどちらも、幅5mm×長さ約8.2m。
# これで1本599円という低コスト! やって良かった。
# 今後もDIYメンテだけでなく、多少のリフレッシュも検討していきます。

<↓スカートリップの近接画像(左:エクシーガ、右:レガシィ)>


以上、エクシーガ編、レガシィ編とも長文にも関わらずお読みいただいたり、「イイね!」を付けていただいた方々には この場を借りてお礼申し上げます。
Posted at 2020/05/13 00:16:32 | コメント(1) | トラックバック(0) | 【BP5Dレガシィ】 | クルマ
2020年05月12日 イイね!

[エクシーガtS] ボディ下部のエアロパーツにラインテープ(黄色)を貼り付け

[エクシーガtS] ボディ下部のエアロパーツにラインテープ(黄色)を貼り付け家族用のエクシーガは実用本位。これまでに装着したパーツは機能部品がほとんどで、ドレスアップ系のパーツはあまりありませんでした。

今回、そんなエクシーガにも多少の色気を付加するため、ボディの下部周りにラインテープを貼り付けることにしました。今回のブログは、その作業風景の紹介(兼、自分への備忘録)です。


■黄色のラインテープはあまりない
キッカケは、つい最近、BPレガシィのフロントアンダースポイラーにSTIの赤リップを装着したこと(→ こちら )。エクシーガは、今後も永く乗り続ける予定の家族車なので、ここらで外観のリフレッシュでもしてみようか…と思った次第。

レガシィには(テーマカラーである)赤いラインテープを付加し、エクシーガにはボディカラーのWRブルーメタリックに映える「刺し色」として、当初から黄色にすることを決めていました(※だから黄色のSWRTステッカーも、左右ドアに貼り付け済み)。

ところが”イエローの”ラインテープは、ほとんど見当たりません。メーカー品はカーボン柄や、赤・黒・白などの人気色ばかり。数少ない黄色があったとしても蛍光テープ(夜間の反射材として)か、無名メーカー製で長さが66mもある(どうやって消費仕切れるのか?)ようなもの。

結局、運良くヤフオクで良さげなものを見つけ、素材としての確保ができました。


<↓今回は控えめな、幅5mm品を調達。レガシィ用の赤色とセットで購入>
 

<↓ヤフオクで発見。耐候性を謳う黄色のラインテープはあまり多くはない>


■貼り付け位置の検討
刺し色としてのラインテープを貼る部品は、フロント:スカートリップ、サイド:サイドスポイラー周辺、リヤ:バンパー周辺、を予定。まずはサイドスポイラー周辺への貼り付け位置を実車で検討します。

<↓案1:サイドスポイラー端部、ただしその上面に貼る案>


<↓案2:サイドスポイラーの側面に貼る案>


<↓案3:スポイラーではなく、サイドスカート下端に貼る案>


私的なイメージ(>あくまで私見です)としては、
 ・案1 → 幅5mmの細線であっても、上から見下ろした際に
       テープ幅いっぱいに視覚効果が得られる。
 ・案2 → 凡庸。代わり映えしない。が、安全策。
 ・案3 → 横幅のワイド感がそがれてしまう。これは無いかな?


■サイドスポイラー(右側)への貼り付け
結局、案2(サイドスカートの側面に直線状に貼り付け)を選択しました。最大幅の部分でラインテープを貼った方がワイド感(→安定感)が得られることと、黒地に黄色の組み合わせの方が視覚的なアピールが可能なため。スカートの厚みが5mmというテープ幅にマッチしているという理由もあります。

<↓方針が決まれば、あとは事前洗浄済みの当該部にストレート状に貼り付け>
 

<↓テープ端部の処理例。ハサミを使用し、テープの角をラウンド状に落とす>


とりあえず、以下のように完成。

<↓貼り付けターゲット(サイドスポイラー側面)が直線状なので、貼り付けも容易>


<↓別アングルから>


■サイドスポイラー(左側)への貼り付け
車両右側への貼り付けでコツをつかんだあとは、左側のサイドアンダースポイラーへの貼り付けへと移行します。

<↓ターゲットをよく洗浄(脱脂)し、直線状に貼り付けしていくのは右側と同様>


工夫というほどのものではありませんが、作業途中で円環状に巻かれたラインテープがほどけてバラバラに分解することを防ぐため、スライド可能なガイドテープを付加しています。

ガイドテープと言うと大げさに聞こえますが、実態は「養生テープをいったん接着面が外側になるように帯状に貼り、その上にさらに接着面が内側になるよう重ね張りしたもの」です。これで円環テープの内側も外側もベト付かない、スライド可能な姿勢保持器に早変わりします。


<↓あらかじめ作業中にラインテープがバラけないよう処置してから、作業開始しています(冒頭の画像の通り)>


<↓ラインテープの始点と終点は、貼り付けターゲットの当該部位の形状に合わせてラウンドカット>


ちなみに、すでに納車直後から貼り付け済みのSWRTステッカーの黄色に対しては、今回のラインテープの色味は ほぼ近似色でした。

<↓SWRTステッカー(スバル純正部品)。個人的にはWRブルーに映える色は黄色と思っています>


■フロントのスカートリップへの貼り付け
左右のサイドアンダースポイラー(難易度:低)への貼り付けを終わらせたあとは、引き続きフロントのスカートリップ(黒リップ)への貼り付けへと進みます。以下の画像は、その作業風景です。

<↓キッチリと水平にライン出しするためには、作業姿勢や他人の人目もはばからない(自宅前だし…)>


# ちなみに上記画像は、一人で三脚を立てて
# セルフタイマーで撮影しました。

<↓黒リップの下端から、ほぼ均等に2mmを空けてラインテープを貼り付けしました。両端部はラウンドカット>


■リヤアンダーへの貼り付け
ここまでは特に迷うこともなく、一気に貼り付けしてきましたが、問題はリヤ部の処理です。特にリヤパンパーの両サイド(サイドアンダースカートの延長線上との接続部)。

しかしながら、我が家のエクシーガには、リヤバンパー両サイドにはボディ同色のエアロスプラッシュがあるだけで、黒色のアンダーガーニッシュ的なエアロパーツは付いていません。

ボディを一周、見渡したときに、黒色のエアロアンダーパーツの上に黄色のラインテープがあることで統一感が取れるのに、このリヤ両サイドだけWRブルーの素地の上に黄色のラインテープを貼ってしまうと、デザインエッセンス的に連続感が得られないと思うのです(>私見です)。

いろいろ考えた結果、結論としてtSグレード(※tS:tuned by STI の意味)に標準装備のSTIリヤアンダースポイラーの側面に貼り付けることにしました。黄色のラインは、リヤの両端部でいったんは途切れますが、車両全体として見た場合の統一感は逆に保たれると思っています。


<↓やや腰高感となってしまうリヤバンパー本体ではなく、より下部のリヤアンダーにラインテープを貼る>


<↓例によって始点はラウンドカットしておき、テープのエッジ剥がれのリスクを低減>


<↓ラインテープの終点も同様に、ハサミでラウンドカットを施しておいてから圧着します>


<↓リヤの完成形です。STIリヤアンダースポイラーの上下幅(側面の厚み)はテープ幅の5mmにマッチ>


■作業後の外観チェック
こうして一通りのラインテープ(イエロー)の貼り付け作業が終わったあとは、一歩か二歩引いた位置から、改めて車両全体を眺めてみます。テープ自体は曲げ性に優れ、多少の貼り直しも利きます。微修正するなら、時間硬化しない今のうちです。

<↓車両の右前方より。フロントからサイドに流れる黄色のラインは、路面からの高さ的にも統一感がある>


<↓車両の左前方より。レガシィの赤リップを見ると、エクシーガのフロントは10mm幅でも良かったかな>


<↓フロントから。ファミリーカーのエクシーガ的には、これくらい控えめな方が良いような気もします>


我が家の使用用途的にも「やる気 満々感」は不要ですので(実際に使うのは家族がメイン)、「少し控えめだったかな、もう少し自己主張しても良かったかな…」程度に抑える(腹八分目)くらいが、実はちょうど良いのかもしれません。

COVID-19対応で、三密を避けて人出の少ない時間帯に低頻度でスーパーに買い出しに出かけるのですが、駐車場で「今までとはちょっと違う」黄色の刺し色がボディ下部に増えた我が家のエクシーガを見るにつけ、自己満足ではありますが、今後とも より永く付き合っていけそうに思っています。


# 低コストでのイメージチェンジ(外観リフレッシュ)。
# やって良かった。


「レガシィ編」 へと続く。
 ↓
 ↓
 ↓
2020-05-13(Wed.) : 更新
[BPレガシィ] ボディ下部にラインテープ(赤色)を貼り付け をアップロードしました。
Posted at 2020/05/12 00:02:39 | コメント(0) | トラックバック(0) | 【エクシーガtS】 | クルマ
2020年05月09日 イイね!

[BPレガシィ] STIスカートリップ(チェリーレッド)の取り付け・その4(最終話)

[BPレガシィ] STIスカートリップ(チェリーレッド)の取り付け・その4(最終話)愛車のBP5D型レガシィ(2006年式)について、外観上のプチ・リフレッシュを実施。第一弾としてSTIの赤リップを新規購入。
今回のブログは、そのDIY工程紹介の「その4(最終話)」です。


◎「その1」 は → 「赤リップ購入」と「黒リップ(破損)現状確認」 編
◎「その2」 は → 下準備(スポイラー清掃とガムテの糊跡 撤去) 編
◎「その3」 は → 赤リップのV字カットと両面テープ貼付け作業 編

■24時間以上放置後に取り出し
レガシィの荷室に丸24時間以上(実際には都合により丸4日間となりました)、クランプしたまま放置しておいた「フロントアンダースポイラー+赤リップ」を取り出します。

<↓荷室内は雨風埃をしのぐことができて、温度もそこそこ維持される環境>
 

<↓DIYクランプも洗濯ばさみも脱落することなく、両面テープの圧着を手助け>


<↓洗濯ばさみの間には薄板をサンドイッチしていません(クランプの面圧低下を避けるため)>
 

旧・黒リップでは、ボルト&ナットにより固定されていましたが、今回の新・赤リップでは素直に付属の樹脂クリップ(通称:クリスマスツリー)をそのまま使います。こちらの方がずっと装着作業性に優れます。

<↓樹脂クリップは取付説明書では14個入りとなっていましたが、実際には15個ありました>


■ドリルの穴あけ位置の検討
ここから先は、ドリルを使って「スポイラー+赤リップ」に貫通穴をあけます。取付説明書には、スカートリップ側から穴あけする旨の記載があります。

<↓穴あけの大きさはφ5で貫通穴>


<↓手持ちのドリル。リョービのFDD-1010KT。このパーツレビューは → こちら


ところで添付されている取付説明書によると、BPレガシィ(GT spec B)のフロントアンダースポイラーの形状に赤リップを取り付けする場合の、標準的な穴あけ箇所は10箇所となっているようです。具体的には下図。

<↓図の上段がレガシィ系(10点止め)。下段はSTI系などで、V字カット箇所が多いため14点止め>


樹脂クリップの同梱数は、恐らく予備の1個を含めて計15個ありました。撤去した黒リップの(スポイラーからの)剥がれ具合を考慮すれば、取説指示の10点止めにこだわる必要はない…と考えました。

赤リップの両側面からの外力入力は考えにくいので、赤リップが力を受けるとすれば、車体前方からの入力がほとんど になるはず。通常時でフロント方向から車速風を受け(※STI によると、ClfとCd値の低減に効果があるとのことから)、イレギュラー時にも、縁石乗り越えあるいはコンビニ駐車場の車輪ストッパーにより(ヒット気味に)瞬時荷重がフロントから入ることが考えられます。

とすると、樹脂クリップはフロント側にもう少し補充する方が、理にかなっているはず。ただしあまり多用し過ぎると、今度は(赤リップがツッパリ過ぎて)本来のアンダースポイラーを保護するという機能がスポイルされてしまうことでしょう。

そうしたことを考え合わせて、結論として私は計12箇所(取説+2個)で樹脂クリップを固定することにしました。


<↓上段は取説による標準穴あけ位置。下段は赤丸印の部位に穴あけすることにした当方の判断>


■穴あけ(φ5)作業の開始
上記の自己判断に従って、ドリルで樹脂クリップ固定用の穴あけ作業を進めます。洗濯ばさみも取り外します。

<↓圧痕が見られたことから、たかだか洗濯ばさみと言えども、そこそこのクランプ力はあった模様>


早速、まずはφ3のドリルで下穴をあけます。その後、目的のφ5サイズのドリルでそろえます。その際、赤リップの材質はPVC(ソフト材)、スポイラーの材質はPPE(ハード材)という異材の組み合わせで貫通させるため、バリの発生に要注意です。特に、両者を貫通したあとドリルの刃を引く抜くときに、バリも一緒に引き込みやすいので、キズやケガに気をつけます。

<↓マーキングした位置通りに穴あけするだけでなく、ドリルを引く抜く際のバリの発生にも注意が必要>


さて、バリに気をつけながら貫通穴を設けたときに、ドリルの刃の「入り側」が赤リップ(ソフトなPVC)であるため、開口部が毛羽立つ場合があります。その場合は、手持ちのリューターの刃を活用して(面取りする要領で)「地ならし」します。

<↓赤リップの開口端が、ドリル刃の打抜きのままだと荒れてしまう場合は、リューター刃で平滑に馴らす>


<↓ついでに赤リップの両端もR形状で処置(組付説明書では斜めにストレートカットとなっていましたが)>


これでようやく樹脂クリップ挿入の準備が完了したことになります。

■樹脂クリップの挿入
自己判断で適用箇所を12個に増やした樹脂クリップを、φ5の貫通穴にはめていきます。

<↓樹脂クリップはしっかりと貫通穴にはめて、裏側からもクリスマスツリーの引っかかり状態を確認する>


<↓樹脂クリップを挿入した状態>
 

<↓樹脂クリップ装着後の全景>


<↓ここまでくれば、あと一息>


■車体への取り付け
いよいよ「スポイラー+赤リップ」をフロントバンパー下部に装着します。昨年、スポイラーを取り外した際に保管しておいたボルトや固定クリップなどを用意します。ボルトやナットの類がサビ気味の場合は、少量の給油をしておきます。

<↓バンパーに固定する際に必要となる固定具。画像にはまだ写っていない、他の樹脂クリップもある>


<↓車両側に残しておいたボルトを緩めるところ(スポイラーの両端部)>


<↓作業風景の例。なお、画像に写っているスロープはスノーヘルパーの類(※)>


(※)パーツレビューは こちら → 三甲(株) サンヘルパー・ラッシュ

<↓作業風景の例。車両左側から車両右前に向かって撮影(※背景のホイールはエクシーガ)>


■プチ・リフレッシュの完成
こうして、自分なりの考えと判断に基づいて作業を進めた「STI スカートリップ(チェリーレッド)」の装着作業が、いよいよ終了となりました。プチ・リフレッシュの第一弾が無事に完了を迎えた瞬間です(※単なる自己満足です)。

<↓「ダークグレーMの車体色+黒色のアンダースポイラー+赤リップ」も、なかなか合っていると思う>


この日はまだ陽がある(日没までに時間がある)ので、念のため全自動充電器で車載バッテリーをFULL充電しておきます。

2006年の製造から、早14年目。まだまだBPレガシィには(…というよりも、オーナーである私自身が?)今後の人生を豊かにするため、がんばってもらいます。


<↓車載バッテリーもこの際にFULL充電。備えあれば憂い無し(だと良いなぁ)>


以上、ブログの4話に渡ってのSTI赤リップ取り付け作業紹介(という体を取った備忘録)を終わります。毎度の長文にも関わらず、目を通して下さった方々にはお礼申し上げます。
2020年05月07日 イイね!

[BPレガシィ] STIスカートリップ(チェリーレッド)の取り付け・その3

[BPレガシィ] STIスカートリップ(チェリーレッド)の取り付け・その3愛車のBP5D型レガシィ(2006年式)のスカートリップ(黒)は、度重なる雪道走行を含む経年劣化でボロボロに。そこで今後も気分良く乗り続けるために、STIの赤リップを新規購入。
今回のブログは、DIYで装着する際の工程紹介の「その3」です。


◎「その1」 は → 「赤リップ購入」と「黒リップ(破損)現状確認」 編
◎「その2」 は → 下準備(スポイラー清掃とガムテの糊跡 撤去) 編

※便宜上、チェリーレッドのSTIスカートリップを「赤リップ」と記しています。

■取説と赤リップの確認
赤リップ(部番:ST96020ST010)の取付・取扱説明書は、あの超長い梱包筒の中に長期間 同梱されていたため丸まったクセが付いてしまっており、真っ直ぐに伸ばしてもシワが残る状態でした。が、読み取りには問題はありません。

<↓取付説明書を読むと、やはりコーナー(R部)の処理がキモになるようです>
 

<↓日中の最高気温が高めの、晴れた日を選んで作業開始。箱の中には、準備した洗濯ばさみも(後述)>


<↓いよいよ赤リップをスポイラーに取り付け。寒い日を避けたのは、両面テープの粘着性を考慮したため>
 

せっかくなので、旧・黒リップと新・赤リップを較べてみます。
微妙に量産型(リップを製造するための型)が異なるようです。


<↓内側のマーカーラインが2本から1本になり、断面の厚みも微妙に太っている(これは誤差ではないでしょう)>
 

■取り付け作業開始(マーキングから)
早速、取り付け作業に入ります。

フロントアンダースポイラーには、すでに黒リップ(取り外し済み)が付いていたときの加工穴(ボルト&ナットでの固定用)がありますが、こちらは再利用せずに、「自分が考える最適位置に、新規に穴あけ」することにします(※ブログ「その4」で後述)。


<↓まずは始点の位置決め。取説に準拠してマーキング>


<↓次はスポイラーのコーナー部の処理について再確認>


<↓コーナー部の取り回しは、かつての黒リップも一応、参考にする>


<↓先端の位置決め後に、赤リップをコーナーに沿って仮止めする>


長さを合わせながら、赤リップをスポイラーに沿って正確に仮止めします。もちろん、この段階では(△状に)カットしていませんので、曲げによる負荷がかかります。が、その最大負荷点を割り出すことが、ここでの目的です。

<↓コーナー(曲げR)の頂上=最大負荷点=応力集中部にマーキング>


マーキングポイントを中心として、その左右方向に対称形に切れ込み(△カット)を均等に入れていけば、装着上の問題は生じないはず。

・第一段階: 現物確認(スポイラー本体、黒リップ、赤リップ)
・第二段階: 加工などの位置決めのためのマーキング作業
   ↑いまココまで
   ↓このあとの作業
・第三段階: コーナー部のカット作業(Δ状)
・第四段階: 貼り付け作業&圧着放置(クランプ)
・第五段階: ドリルで穴あけ&樹脂クリップ取り付け
・第六段階: 車両への装着


<↓ここまでの作業風景。赤リップに適切なマーキングを入れるところまでが終了>


■赤リップのカッティング
次の作業は、赤リップのコーナー部のカットです。まずはハサミ(ノンスティックタイプと樹脂切断可能タイプの2種類を用意)で試し切りしてみます。が、結論から書くとハサミは不適。ニッパでの切断がこの作業に適しています。

<↓Δ形状にカットする場合は、ハサミは不適。理由は以下>


<↓ニッパで切断した方が、切断面をよりキレイに処理可能>


赤リップに切れ込みを入れるカット数(Δカットを何カ所入れるか?)については、現物合わせで調整します。ちなみに取付説明書には「追従しない場合には、V字カットを追加してください」としか記載されていません。

<↓現物合わせで理想的な追従性を確認する。カットは前述のマーキングを中心に左右方向に広げて追加>
 

<↓細部に見入るだけでなく、一歩引いたアングルから全体のバランスも念押し確認する>
 

■赤リップの貼り付け作業
右バンクと左バンクの両方のコーナーのΔカット(V字カット)を終えたあとは、いよいよ赤リップをスポイラー本体に圧着します。両面テープはあらかじめ赤リップに貼り付けされているので、剥離テープを剥がすだけです。

<↓表面の脱脂後、意図した位置からズレないよう(ホコリも巻き込まないよう)に気をつけながら作業>


<↓赤リップは複数車種の対応品なので長め。BPレガシィのスポイラー形状に合わせて終点で切断する>


<↓ここまでの作業風景。だんだん「らしく」なってきました>


■クランプによる圧着
無事に気温の高めな日中(作業は4月でしたが、外気温≒24℃)に、赤リップの貼り付け作業が終了。引き続き、クランプで圧着放置する工程に移行します。

ただ…クランプとは言っても、あいにくDIY用のクランプは2つしか持っていません。そこで急場のしのぎとして、洗濯ばさみを活用します。と言うより、最初からそのつもりで準備していたのですが。


# 洗濯物干し竿ストッパー(ガバッとつかむタイプ)は、
# 内径が大きいため薄物にはクランプ力が不足して不適。
# 手持ちの洗濯ばさみでは、ハローキティがクランプ力が
# 意外に大きいことが判明(※後日「その4」で補足予定)。

<↓あいにくDIYクランプは2つしかないが、代替品として洗濯ばさみが使えそうなことが事前に判明>


<↓DIYクランプは赤リップの始点と終点に、クランプ力が高めのハローキティはコーナーのV字カットの両端へ>
 

<↓ここまでの作業風景(全景)>


再度、各部に問題がないこと(狙い通りの仕上がりになっていること)を確認のうえ、そのままの状態でレガシィの荷室に保管(24時間以上の放置)しました。
本日の作業はここまで。

・第一段階: 現物確認(スポイラー本体、黒リップ、赤リップ)
・第二段階: 加工などの位置決めのためのマーキング作業
・第三段階: コーナー部のカット作業(Δ状)
・第四段階: 貼り付け作業&圧着放置(クランプ)
   ↑本日の作業はココまで
   ↓後日の作業(※ブログ「その4」にて紹介)
・第五段階: ドリルで穴あけ&樹脂クリップ取り付け
・第六段階: 車両への装着



「その4」 に続く。
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2020-05-09(Sat.) : 更新
[BPレガシィ] STIスカートリップ(チェリーレッド)の取り付け・その4(最終話) をアップロードしました。

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何シテル?   06/13 18:56
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

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