最近は災害のニュースが多いので、何かあった時のためにハンディータイプのアマチュア無線機を買いました。
福岡県の春日市にアマチュア無線の専門店があって、そこが開局申請の代行をしてもらえるという事で、何か一台買おうとYAESUのFT-65という機械を買いました。
本当は自分はICOM派だったのですが、ICOMは最近ユーザーに直販に力を入れていて、小さな町の無線屋さんでは売ってもらわなくていいという姿勢らしいので、お店のお勧めのYAESUにしました。
無線機の値段は自分が高校生の時に比べたら格段に安くなっていて、イメージ的には3分の1ぐらいで、それでいてバンド数やチャンネル数が格段に増えていて、これではメーカーも儲からないから直販に走るのか、と思いながら支払いをしました。
福岡に滞在している時はマンションの15階で、さぞかし遠くの電波が届くだろうと思ったら大間違いで、ベランダに出ないと人が交信している電波がほとんど入らず、春日市まで行くのが遠いので中央区に専門店ではないけれどアマチュア無線機器も扱っている店があるので、そこで外部アンテナを買いました。
マグネット式なので屋外に出したら車に付けたり出来て便利だと思って買ったのですが・・
F型コネクターを小さくした様なオスプラグが付いていて、YAESUの無線機は同じオスが付いていて接続出来ません。
これがICOMならそのまま刺さったのに、無線機を買った店とアンテナを買った店が違うのでこんな間違いを起こしていました。
東区と中央区を行き来してどうにかならないかと思案していましたが、アダプターがその店に無くて、結局M型コネクターとBNCコネクターの両方が付いているショルダータイプの無線機を買って、家に持って帰りました。
これが値段の割に超高性能で、自分が高校生時代だとHFという短波の無線機と、50メガの無線機と144メガの無線機と430メガの無線機の4台分が一台で全て使えるという優れものです。
あまりに優れもので説明書を読んでもよく分からず、小さなボディーにちょっと詰め込み過ぎでは?と困惑しています。
ちなみに自分が高校生の時は144メガを主に交信していて、山に登って遠くと交信するのにFMという音がいいがあまり遠くに飛ばない無線機と、AMを加工して音域を狭くして音声のみを遠くまで聴こえる様にするSSBという方式のショルダータイプの無線機を2台持って近距離と長距離用で使い分けていて、それに比べると4台分プラス全ての音声方式に対応しているので、37年間アマチュア無線をしていなかった自分には浦島太郎状態でした。
あっ、そういえば浦島太郎は苗字が浦島で名前が太郎ではなくて、裏が名字で島太郎が名前という説があるそうです。
機械の進化に驚いた他に、最初に買った無線機屋さんから「30年以上無線をされていないのなら、電源を入れてから機械が壊れていると思うかも知れませんよ。」と言われました。
あまりに人の交信が聞こえないので、車で山に登ってそこで受信したら・・ 今アマチュア無線をやる人はこんなに減ったんだ!と驚きました。
ベンツのGクラスにマグネット式のアンテナを付けて、ある程度ハンディータイプよりは遠くの電波を受信出来る様になりましたが、相変わらず山に登らないとほとんど人の声が聞こえず、それ以上に後から買った高性能の無線機の使い方が取扱い説明書を見ても理解出来ず、昭和の時代の無線機を中古で安く買って使おうかと思っている次第です。
でも災害時を考えたら、停電して携帯電話の中継局がダウンした時のためにアマチュア無線の機械は常に使える様にしておかないといけません。
Posted at 2019/10/14 19:45:50 |
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