今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、日産のR32型のスカイラインGTRです。
愛媛県からお越し頂きました。
地元の量販店で取付をされたそうですが、うちは取り付ける事しか出来ませんとの事で、音がきちんとなっていなかったのと、1DINのデッキをカロッツェリアの新しい物に交換して、ベーシックパッケージの取付と、ドアスピーカーの交換と、ケーブルの引き換えを行った後に音調整を行いました。
まず音を聴いたらフロントのドアやサブウーファー以上にリアトレイのスピーカーが大きな音で鳴っていて、完全バランスが悪い状態でした。
宇部店のピットで働いている井川家長男と次男がよちよち歩きの時ぐらいのお車で、息子はビビり気味でしたが、自分はこの頃はまだ車両の取付をしていた時期なので、どこがどうなって、どこでつまずくかを完全に把握しています。
トランクからリアトレイを裏から覗くと、やっぱり車輛アンプがつながっていて、後付けするとここをバイパスしないと2重アンプになってとんでもない大きな音がなります。
お客様がリアスピーカーは鳴らさなくていいという事だったので、ここの電源カプラーを抜いて鳴らなくしました。
フロントスピーカーとウーファーを鳴らしていたアルパインの外部アンプは、RCAケーブルはピュアディオブランドのSKYに交換して、フロントに戻すスピーカーケーブルはPSTに交換しました。
フロントスピーカーは純正が楕円のスピーカーですが、インナーバッフルが作り替えて16センチサイズに交換してあった所から、耐水性を考えたインナーバッフルに付け替えて、JBLのスタジアムGTO600Cのミッドのみに交換しました。
GTO600Cのツイーターとネットワークが使用せずに、ピュアディオブランドのATX-25ツイーターを取り付けて、付属ツイーターよろりも幅広い高音域を確保して、ミッドの上の方の周波数が純正グリルで抑えられているのを補います。
グローブボックス下に取り付けたピュアコンではツイーターの下限周波数とミッドの上限周波数をコントロールしてフラットで聴こえる特性にして、ウーファーと重なるミッドの下限周波数はデッキのフィルター機能を使わずにピュアコンのパーツでカットした方が音が綺麗で、合計6ピース構成で使用しています。
デッキ側の操作ではイコライザー調整の他に、ウーファーへ中高音を行かない様にするフィルターが入っていて、ここをパスしてアンプでカットするか両方を聴き比べて、こちらはアンプ内蔵を使うよりもデッキ内蔵の方が音の抑圧感が無かったので、アンプのチャンネルディバイダーをパスして、デッキ側で調整しました。
R32は独自のノウハウがありますが、自分が取付けまで行っている時は30台以上は取り付けていて、ツボを完全に押さえているので、慣れた手つきでスイスイと調整して行って、パワフルで透明感のある音に仕上がりました。
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