今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の完成車から、トヨタのハイエースです。
ケンウッドのナビオーディオを装着した状態で入庫となって、ベーシックパッケージの取付と、ベーシック防振とセメントコーティングの施工の、トリプルパッケージの作業を行いました。
まずはドアの内張を外して、ツルツルのプラスチックに粗目を付けて、コーティング剤が剥がれない様に加工します。
次に意図的にランダムに厚い薄いを作りながら塗って行きます。
基本は焼き入れを行った石灰石がベースですが、様々な材質を混ぜてたわみを持たせて、ドアの開閉の振動で割れない様にしてあります。
そのため最初は青白かったコーティング剤が、乾燥すると化学変化で茶色に変わって行きます。
設計した自分が見ても、ここまで色が変わるとは、不思議な現象です。
そしてドアの外板裏の鉄板には防振マットと防振メタルを貼り合わせて、ベーシック防振の施工を行います。
ベーシック防振にはこの位置にこの材質を貼るという手順書がありますが、何故かハイエースは2種類あります。
その理由は純正位置の16センチとアウターバッフルにして13センチを付けた時に響きのポイントが変わるために、その違いを記された手順書となっています。
ドアの作業が終わったらナビを一度取り外して、裏から音信号を取り出して、ピュアディオブランドのPSTケーブルをグローブボックス下までひいて行きます。
ハイエースのグローブボックス下は狭いので、ブラックボックスを横置きで4ピース構成の物を取り付けています。
使用したツイーターはアップグレードのATX-30Jで、広い周波数レンジで中音域の近くまで再生しています。
全ての結線が終わって音が鳴る様になったら、ケンウッドのナビオーディオの音調整を行います。
最近のケンウッドのナビオーディオは106センチのタイムディレイが全てのスピーカーにかかっていて、まずはこれを全てゼロにしてからイコライザー調整に入ります。
イコライザーとは別に音響効果の項目が6つもありますが、そのうち5つは全てオフにして調整に入り、K2テクノロジーが入れるか入れないかが微妙なところですが、最初はいれた方が良く聴こえるK2テクノロジーも、完全に生音・生声的にマッチングした時はオフにした方が自然に聴こえて、最終的には6項目全てオフでセッティングしました。
昔ウイスキーのCMで、「何も足さない、何も引かない。」という台詞がありましたが、まさにそんな感じを音で表現しています。
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