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2018年10月17日

三洋電機(サンヨー) 真空管ラジオ SS-52A

三洋電機(サンヨー) 真空管ラジオ SS-52A ども、、

えー、本日も、古(いにしえ)の真空管ラジヲと行ってみましょー
( ̄o ̄ )ノいってみよー!

ということで、三洋電機(サンヨー)の真空管ラジオから、「SS-52A」であります。

発売は昭和27年(1952年)、当時の定価は8950円、三洋電機がラジオの生産販売に参入した記念すべき1号機でして、終戦から、僅か7年でこんな素敵なラジオの登場となりました。

他社との差別化を図る為に、プラスチック製のキャビネットが採用され、当時、米国から導入されたばかりの、最新の射出成型技術を使って、複雑な形状の筐体が製造されました。 ヾ( ̄  ̄ )

サイズは幅29cm×奥行き18cm×高さ19cm、使用真空管は、コストの高いmT管ではなく、安価なST管が採用され、(6WC5-6D6-6ZDH3A-6ZP1-12F)となっております。





そんなわけで、国産機では唯一無二の、ST管を使用した小型プラスチック製のラジオとなっており、また、当方の所有している真空管ラジオの中でも、唯一のST管モデルでありますw

あと、プラスチックが米プロモと同じ熱に弱いビニール系(ユリア樹脂)だったため、キャビネットの変形を防ぐために、裏蓋が丈夫な鉄板で作られ、はめ込まれる構造になっておりました。

それでも、現存している「SS-52A」は、本体が歪んでいるラジオwが多く、状態の良い固体は数少ないと思われ、資料的観点からも、大変貴重な存在となっております。





円形の周波数表示板の上部にはパイロットランプが仕込まれ、スイッチオンと同時に美しく輝いており、スピナー型のダイヤル指針が最高でありますよねー(⌒∇⌒)ノ

いずれにしても、洒落た若草色の本体に、チューニングダイヤルとボリュームを左右に配したシンプルなデザインの、古き良き時代の国産ラジオでありますよねー( ̄o ̄ )ノ

今回は、筐体に割れや欠け等も無く、ちゃんと受信していると云う、比較的程度の良い中古品の入手に偶然にも成功いたしまして、早々に当方で分解チェックとなりますた。(⌒∇⌒)ノ



以前の修理者サンの手によって、コンデンサー類は交換済みでしたが、今では見なくなった乾電池サイズの電解コンデンサー等も見られるため、かなり以前(1980年頃)に修理された模様であります。

そんなわけで、電源ケーブルとアンテナ線の交換だけで電源を投入、当然のように最初から良い音で鳴っておりましてw、なんだか修理する楽しみが減って損したw気分でありますw( ̄^ ̄)b

少々埃を被っていた本体は、フロント部分を分解して水洗い、すっきりと汚れを落としてやりましたが、とても60年以上も前のラジオとは思えないほど、艶々の筐体でありますよねーヾ( ̄  ̄ )





ちなみに、 どういうわけか、フロントパネルが、筐体が共通な上位機種の「SS-55」用に交換されておりまして、最初は、てっきり「SS-55」だとばかり思っておりました。( ̄▽ ̄)b

「SS-55」「SS-52A」の違いは、高級なダイヤル示針の他に、バーアンテナの採用等がありますが、シャーシーや裏板の名板からも、「SS-55」顔の「SS-52A」と云う事で間違いなさそうですねー

内部の汚れ具合からも、最近の改造ではなさそうですし、ひょっとしたら、昔はこのような改造も流行ったのかもしれませんが、その辺の詳細は、結局、不明のままであります。(´・ω・`)





ささ、ということで、10月に入って、朝晩の冷え込みも辛くなりましたねーw

ま、ぼちぼちと、頑張って行ってみましょー

でわでわ、、



写真はクリックで拡大します。

ブログ一覧 | 古いラジオ | 趣味
Posted at 2018/10/17 00:40:47

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この記事へのコメント

2018年10月17日 9:19
確かに、価格的には SS-55 の方が高級機だった様ですが、ALTEZZA のメーターを連想させる此方のデザインにも、捨て難いモノが在りますねぇ。

http://www.geocities.jp/motogt/data/214.html
コメントへの返答
2018年10月17日 9:25
アルテッツァですくわ♪
ですよねー、、やっぱりクルマはFR車に限りますよねー

でもでも、アタシはエルグランドを雪の日に潰した人ですから、あまり威張れないんですけどw

で、内部を分解した感じでは、たぶん30年くらい前の改造じゃないかと思うのですけど、裏板の名板が無いと、ぜったいに「SS-55」と間違えてしまいますよねー
2018年10月17日 20:31
こんばんは。

フロントパネルの変更で上級機種もどきに・・・クルマと同じいじり方ですね(笑)。

ウシくんが電源を入れたら、その周囲がポワンと電球色に光るのがいかにも昭和のラジオらしくて良いですね。
コメントへの返答
2018年10月18日 8:17
毎度ですー♪

あい、自動車にしろ飛行機にしろ、やっぱり、この手のメーターってのは、スイッチオンとともに、ぼわん、と光るのが、ぜったい良いですよねーw

で、ぢつわ、このラジオの当時の販促品で、必死で探し続けているブツがありまして、↓
https://santanas.exblog.jp/22839081/

欲しいっw

2018年10月18日 18:23
フロントの半分がスピナーという
 めっちゃお洒落~~
 ST管もルックスいいわぁ。

サンヨーのラジオカーも
すんごいですねぇ。
コメントへの返答
2018年10月18日 22:44
どもども、毎度ですー♪

あい、このトラックのラジオ、、なんか戦後7年なのに、もうこんなになっちゃうなんてw、日本人の変わり身の速さに、改めて感心している次第であります。

で、いつものmT管ラジオだと、手持ちの真空管を取っ替え引っ換えしながら、そのラジオに相性の良い真空管を見つけてやるんですけど、さすがにST管は、このラジオに刺さっているだけでしてw
そんなわけで、動画の音も、少々ノイズが入っております。

プロフィール

「松下電器産業 ナショナル 真空管ラジオ E-200 http://cvw.jp/b/240223/48401772/
何シテル?   05/02 10:39
座右の銘  『期待に応えるから、面倒なことを頼まれるw』
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