
ども、、
えー、本日も、古(いにしえ)の、真空管ラジヲと行ってみましょー
( ̄o ̄ )ノいってみよー!
ということで、
東京芝浦電気(TOSHIBA)の真空管ラジオから
「かなりやL 5YC-794」であります。
発売は
昭和42年(1967年)、当時の定価は
現金正価4500円(月賦4900円)、東芝が国内向けに販売した、
最後の真空管ラジオと云われております。
(⌒∇⌒)ノ
本体の材質はプラスチック、チューニングダイヤルとボリュームを上下に配しただけですが、無暗やたらとシンプルwなデザインも、とても良い感じでありますよねー
( ̄◇ ̄)ノ
サイズは、
幅310mm×高さ140mm×奥100mmと非常にコンパクトでして、淡いグレーのモノトーンの筐体は、とても上品な感じであります。
( ̄ー ̄)σ
使用真空管は
mT管(12BE6-12BA6-12AV6-30A5-35W4)、自社製4インチ・パーマネント・ダイナミックスピーカーを駆動させております。
(⌒∇⌒)ノ
しかし、末期の真空管ラジオと云うこともあり、かなりのコストダウンが図られており、突っ込み防止の抵抗や、12BE6と12BA6間のバイパスコンデンサも省略されておりました。
( ̄^ ̄)b
また、親子バリコンの採用で局部発振回路のパディングコンデンサも省略、トランスやスピーカー、フェライトバーアンテナは、安価なトランジスターラジオのモノが流用されておりました。
価格が安いわりには音が良かったと云うことでしょうか、トランジスターラジオ全盛の時代ではありましたが、かなりの数が売れたとみられ、実際、国内オクなどでは、頻繁に見ることができます。
ということで、今回も
比較的程度のいいジャンク品を落札、シャーシは汚れも少なく、最初から快調に受信しており、ゲーブル類を交換した程度で、あっけなくレストアも終了してしまいますた。
そんなわけで、レストア作業は汚れたキャビネットの清掃がメインとなりまして、換気扇クリーナーで強力洗浄ののち水洗い、ピカールで磨いてやって仕上げてみますた。w
( ̄▽ ̄)b
あと、
パイロットランプも省略されておりましたので、35w4の4番と6番に配線して追加してやりましたが、やっぱり、ここは50Ωくらいの抵抗を入れた方が良かったかもですねー
最後に動画もアップしましたが、コストダウンの図られた末期の真空管ラジオとは云いえ、とても良い音で鳴っているのは、さすが天下の大東芝サンだけはありますよねー
(`・ω・´)キリッ
ちなみに、今回のラジオは、天板に貼られている
「Toshiba B」のプレートなどから、おそらく、当時の
ドサ回りwの家電見本市の会場などで展示されていた製品だと思われます。
( ̄ー ̄)σ
昔の見本市で展示されていた製品は、市販品になにかしら手を加えて
みてくれ(外観)を良くしたものが使われていたものですが、このラジオについても
若干の変更点がみられまして、
市販品の
品祖なチューニングダイヤルは、使い勝手のいい高級アンプのツマミに変更され、飾りっけのないダイヤル板の縁取りには、メッキを施して高級感をアップさせている模様であります。
当方、約40年前は在京のメーカーで営業
(PC-CAD担当ですが)をしておりまして、展示会と云うと、こんなメタルプレートを貼った見本を持ち出しておりましたので、まず間違いないと考えております。
ささ、ということで、やっとこさの金曜日ですねーw
ま、ぼちぼちと、頑張って行ってみましょー
でわでわ、、
※写真はクリックで拡大します。
Posted at 2020/07/09 23:14:48 | |
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