
ども、、
えー、本日も、古(いにしえ)の真空管式ラジヲと行ってみましょー
( ̄o ̄ )ノいってみよー!
ということで、
米国ゼネラル エレクトリック社 (GENERAL ELECTRIC)のラジオから、
「model 404」であります。
発売は
昭和25年(1950年)、すでにこんな凄いラジオを製造してしまう米国電機メーカーって、、当時の
日米の基礎工業力の差を、まざまざと見せつけられる思いでありますよねー
(´・ω・`)
筐体は
プラスチック製、最新の射出成型技術で製造された複雑な造形は、所謂(いわゆる)
「MID CENTURY DESIGN」と云われる当時の流行のモデルとなります。
( ̄◇ ̄)♪
テールフィン全盛の米国車のやうなスタイリングはキャラ立ちまくりで、平面的なデザインが多い真空管ラジオの中で凹凸の多いキャビネットは、かなりインパクトがあります。
また、マルーンの
マーブル柄の筐体にゴールドの縁取りを施したダイヤル部分は、斬新で洒落たデザインでありまして、
無暗やたらと豪華そうで最高ですよねー
(⌒∇⌒)ノ
AM専用のラジオで、ダイヤルツマミは、左側が電源スイッチ兼ボリューム調整、右側がチューナーとなっており、左右に並んだツマミもなかなか良いものであります。
使用真空管は6球で、
mT管と
GT管さらに
ロクタル管が併用されており、如何にもトランスレスラジオの過渡期的な、ちょっと珍しい仕様でありますよねー
ヾ( ̄  ̄ )
使用真空管は
(12SK7-12SA7-12BA6-12SQ7-35L6GT-35Z5GT)で、12SA7の前段に12SK7で高周波増幅を行う、所謂、
「高1中1」構成の6球スーパーラジオであります。
(`・ω・´)
そんなわけで、今回も格安で仕入れた
ジャンク品から当方でレストア、
筐体上部角が欠けてしまい、
ツマミも一個紛失と云う
ボロボロのラジオでありますた。
( ̄^ ̄)b
早々に到着したラジオのレストア開始ですが、以前に誰かか修理したラジオらしく、シャーシ内部の
電解コンデンサーなどが新品に交換されておりました。w
( ̄◇ ̄)
使われているコンデンサーなどから、けっこう前の修理のやうな気もしますが、残っていた数個のペーパーコンデンサーと、固くなった電源コードを交換し電源を投入してみました。
結局、これだけでとても良い音で鳴り始めてくれまして、後は、半日ほどエーシング(慣らし運転)となりましたが、とても70年も前のラジオとは思えない品質の良さでありますよねー
( ̄▽ ̄)b
それと、この時代の米国製ラジオはヒューズを実装してないため、アマゾンで仕入れたフタ付きのヒューズボックスを設置、ヒューズ(1.0A)を追加してやりました。
(⌒∇⌒)ノ
欠けてしまったキャビネットは、割れた部分にプラリペアを流し込んで成形してやり、あとはサンドペーハーでひたすら削ってやって、元通りにカタチを整えてやりました。
( ̄◇ ̄)♪
資料的観点から、極力塗装は行いたくないのですが、こうなっては仕方ありませんw、補修部分にサフェーサーを吹いて、
タミヤのブラックをベースにマルーンを軽く吹き付けてやりますた。
紛失したツマミは、残った側から
プラリペアで複製して肌色で塗装してやりましたが、軸受けのセンターが少々ズレてしまいまして、ま、その辺はご愛敬と云うことでw
最後に動画もアップ、懐かしの楽曲は、AMトランスミッターで飛ばしてやって再現、懐かしい音で鳴っておりまして、とても70年以上も前のラジオとは思えませんよねー
( ̄◇ ̄)♪
ささ、ということで、なんか、へんな気候でありますけどw
ま、ぼちぼちと、頑張って行ってみましょー
でわでわ、、
※写真はクリックで拡大します。
Posted at 2020/07/28 09:45:24 | |
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