
ども、、
えー、本日も、古(いにしえ)の真空管式ラジヲと行ってみましょー
( ̄o ̄ )ノいってみよー!
ということで、メーカー不明の真空管ラジオから
「GOLDEN EAGLE」であります。
昭和30年代、国内で輸出用やキット形式のラジオを生産する中小メーカは100社以上もあり、ほとんどが製造メーカー名の記載もなく、表示が義務付られたのは、
昭和40年1月になってからでした。
そんなわけで今回のラジオも、
日本製と云うことが判明しているだけで、当時の資料等が皆無でありまして、発売年や製造メーカー、定価などなど、詳細は一切不明となっております。
キャビネットの材質はプラスチック、ラジオの大きさは
(幅170mm×高約100mm×奥約95mm)、当時の国産真空管ラジオの中では、もっとも小さなサイズとなります。
( ̄ー ̄)σ
正面中央がV字型に凹んだ本体に、お洒落なイエローとホワイトのツートンカラ―のボディはとても素敵でして、平面的なデザインが多い小型ラジオの中ではインパクトがありますよねー
使用真空管は
mT管(12BE6-12BA6-12AV6-30MP27-35W4)、電力増幅管に
(30MP27)真空管が使用されていることなどから、発売年度は、わりと新しい
昭和39年頃と思われます。
ちなみに、
(30MP27)真空管は
(30A5)電力増幅管の発展型でして、
4Wと云う高出力を誇っており、主にトランスレス用の出力管として設計された真空管でありました。
(⌒∇⌒)ノ
しかし、登場時期が昭和30年代後半と、すでにトランジスターラジオ全盛期でもあり、ラジオで使われることはほとんど無くて、真空管プッシュブルアンプなどに使われておりました。
また、スピーカーは真空管ラジオとしては小型の、無名の
3インチ・パーマネント・ダイナミックスピーカーを駆動させておりますが、意外と良い音で鳴っております。
( ̄o ̄ )ノ
そんなわけで、今回も
オクで格安で入手、出品者曰く
「故障しています。説明には無い経年劣化・痛み・汚れなどがあるかも知れません。」と云う
ポロポロのジャンク品でありました。
と云うことで、早々に到着したラジオのレストアとなりましたが、プラ製のキャビネットは、割れや欠けもなく、クリーニングだけでなんとかなりそうな感じであります。
ヾ( ̄  ̄ )
シャーシは、固くなった電源コードと、ACラインのペーパーコンデンサーを交換、スイッチを入れてみましたが、確かに、オクの説明どおりでウンともスンともモノを言いませんw
( ̄^ ̄)b
テスター片手にチェックの開始となりましたが、すぐに、
(35w4)真空管の断線が判明、結局、真空管の交換だけで、なんとか鳴り始めてくれました。
あとは、残ったペーパーコンデンサー数個と、スピーカーケーブルとアンテナ線を交換してやって、やっと、快適に受信を始めてくれました。
(`・ω・´)キリッ
埃まみれの筐体は換気扇クリーナー攻撃を実施、あとは、ピカールで磨きだしてパフがけを行って艶を復活、なんとか鑑賞に堪える程度まで仕上げてやりますた。
( ̄ー ̄)σ
交換されていた
変なカタチのツマミは、オリジナルと似たようなデザインのツマミをジャンクボックスから発掘、やっと完成となりますた。
( ̄◇ ̄)♪
最後に動画もアップ、懐かしの楽曲は、例によって
AMトランスミッターで飛ばしてやって再現してみますたが、無名のスピーカーとは云え、とても良い音で鳴っておりますねー
ささ、ということで、今週もやっとこさの水曜日となりましたけどw
ま、ぼちぼちと、頑張って行ってみましょー
でわでわ、、
※写真はクリックで拡大します。
Posted at 2020/10/21 20:40:36 | |
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