
ども、、
えー、本日も、古(いにしえ)の真空管式ラジヲと行ってみましょー
( ̄o ̄ )ノういーっすー!
ということで、
シルバー(白砂電機株式会社)の真空管ラジオから、
「RS-520」であります。
持ち運びに便利な、取っ手の付いた
ポータブルラジオがほとんどの
白砂電機株式会社の製品としては、かなり珍しい
卓上型の真空管ラジオとなります。
( ̄ー ̄)σ
実際、
白砂電機株式会社の卓上型の真空管ラジオは、前回アップしました
「RT-500」と、今回の
「RS-520」の二機種しか確認されておりませんでして、かなり
希少なモデルであります。
発売は
昭和32年、大手メーカーのラジオと比べて、残っている資料等が極端に少く、当時の定価も含め、その他詳細については一切不明であります。
( ̄^ ̄)b
本体の材質は
ベークライト、チューニングダイヤルとボリュームを上下に配し、フロント全面をクリアパーツで覆ったスクエアな造形はとても良い雰囲気でありますよねーw
( ̄◇ ̄)♪
ラジオのサイズは
幅290mm×奥行130mm×高さ160mm、パッと見は大型ラジオのやうにも見えますが、実際はかなり小型でして、邪魔にならない丁度いサイズであります。
( ̄ー ̄)σ
ダイヤル表示部の金色の
「王冠紋章」も無暗に豪華そうで最高でして、大手メーカー品のラジオにはない、平凡ながらも飽きの来ない端正で
素敵なデザインでありますよねーw
( ̄▽ ̄)b
上側のツマミがスイッチとボリューム、下側が選局となり、バンドの切り替えは右側面に設置された、
二重構造のダイヤルの内側で行いました。
(⌒∇⌒)σ
さらに
外側のダイヤルを回すと
「バーアンテナ(スティックアンテナ)」の
角度調整が可能でして、ラジオ本体をクルクル回さなくてもw最適な受信位置に持って行くことができました。
後年に
ナショナルクーガーで採用された
「ジャイロアンテナ」の奔りですけど、20年も前に実用化するなんて、さすがわポータブルラジオで成らした、
白砂電機だけはありますよねーw
また、
ロッドアンテナまで装備されておりまして、真空管ラジオで最初からロッドアンテナを標準で取り付けたモデルは、この
「RS-520」が最初で最後じゃないかと思っておりまふ。
( ̄◇ ̄)♪
使用真空管は
mT管(12BE6-12BA6-12AV6-35C5-35W4)、メーカー不明の
5インチ・パーマネント・ダイナミックスピーカーを駆動させており、とても良い音でなっておりますねー
そんなわけで、今回も
オクで格安で入手、
埃まみれでボロボロのジャンク品で、電源を入れてもノイズだけで、放送の受信はできないというラジオでありますた。
と云うことで、早々に到着したラジオのレストアとなりましたが、ベークライト製のキャビネットは、割れや欠けもなく、クリーニングだけでなんとかなりそうな感じであります。
シャーシーは、簡単なチェックだけ行って、とりあえず、固くなった電源コードと、見た目で劣化したペーパーコンデンサーを数個交換、電源を投入してみますた。
(`・ω・´)キリッ
しかし、オクの説明どおり、
ブーンと云うハム音だけで何も受信していない感じでありまして、早々にテスター片手にチェック開始でありますw
ヽ(゚Д゚)ノ!キャー
暫く弄り回しておりましたが、結局、
バンド切替スイッチの接触不良が原因でして、
「KUREエレクトロニッククリーナー」を吹いてwガチャガチャと往復運動を実施wなんとか復活となりました。
後は残りのペーパーコンデンサーとケーブル類を新品に交換、念のため突っ込み防止の抵抗も交換してやり、結局、これだけで大きな音で快調に受信を初めてくれました。
ベークライト製の筐体は、クリア部分の内側の焼止めを外して完全分解、換気扇クリナー攻撃の後に、ピカールで磨きだしてパフがけを行って艶を復活、
鏡面処理と行ってみますた。
周波数目盛板背面(ベージュの部分)とスピーカーグリルは、錆びでハゲハゲの状態でしたので、剥離剤で塗装を落として下地から均し、タミヤの
キャラクターフレッシュを吹いて仕上げております。
最後に、軸が交換されてしまい、一緒に変なカタチのモノに交換されていたツマミを、ジャンクボックスから発掘した、オリジナルっぽいデザインのモノに交換、やっと完成となますたw
( ̄ー ̄)σ
ささ、ということで、暖かい日が続いておりますけどw
ま、ぼちぼちと、頑張って行ってみましょー
でわでわ
※写真はすべてクリックで拡大します。ヾ( ̄  ̄ )♪
Posted at 2020/11/17 22:27:16 | |
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