
ども、、
えー、本日も古(いにしえ)の航空機のプラキットと行ってみましょー
<(_ _)>、どもども♪
ということで、旧アオシマから、1/72、特殊攻撃機
「晴嵐(せいらん)」の初版改訂版キットであります。
前回、パッケージアートが一新された、
1970年頃の再販品をアップしましたが、こちらのキットが、1964年に発売された初版となります。
アオシマ1/72精密シリーズの第5弾として発売されましたが、あの当時、この「晴嵐」をにラインナップしてくるあたり、マイナー機好きなアオシマの本領発揮と云うところでありますよねー
また、特筆なのは、梶田達二画伯による迫力のパッケージアートでして、イ号400潜から離陸直前の緊迫した場面が描かれており、このまま額縁に入れて飾っておきたいほどであります。
( ̄▽ ̄)b
キットの詳細は別途
コチラ にアップしましたが、日本海軍奇特兵器の「晴嵐」の勇士を余すとこなく再現しております。
ヾ( ̄  ̄ )
近年、スミソニアン博物館で復元された実機を元に、タミヤから完璧なキットが発売されましたが、それまでは唯一無二のキットで、ちゃんと塗装してやれば、そこそこの仕上がりが可能でありました。
さて、特殊攻撃機「晴嵐」は、愛知航空機が、帝國海軍の潜水空母イ号400潜水艦に搭載するために開発した攻撃機であります。
一見、水上機に見えますが、攻撃時には、浮上した潜水艦からフロートを装備せずにカタパルトで射出され、攻撃完了後は母艦近くに胴体着水、デリックで回収後再出撃という運用方法でありました。
出力1,400馬力の、アツタ32型 水冷発動機を装備、フロート無しで最高速は600キロに達し、水平爆撃や雷撃に加え、急降下爆撃も可能な万能攻撃機でありました。
また、その性格上、完全防水式の沈まない構造で、浮上から出撃までを3分で可能にするため、母艦から加熱したエンジンオイルを直接注入できる発動機など、非常に凝った機体でありました。
元々はパナマ運河攻撃が目的でしたが、戦局の悪化によりウルシー攻撃に変更、昭和20年7月に出撃、結局、攻撃予定日の8月17日を前に終戦となり、作戦は中止となりました。
潜水空母を実用化したのは大戦中の日本だけでして、イ号400潜水艦は、まさに世界最高技術で作られた世界一の巨大潜水空母と云えると思います。
ちなみに、出撃したイ号400潜に搭載された3機の晴嵐は、少しでも作戦の成功率を上げるため、一説には、無塗装のジュラルミンの機体に、米軍マークが描かれていたとのことであります。
ささ、ということで、月末週間に突入ですねっー
ま、ぼちぼち頑張って行ってみましょー
でわでわ
※写真はクリックで拡大します。
Posted at 2013/07/29 12:32:28 | |
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