
ども、、
えー、本日も、古(いにしえ)の真空管式ラジヲと行ってみましょー
( ̄o ̄ )ノいってみよー!
ということで、
松下電器産業(ナショナル)の真空管ラジオから、
「AL-520」であります。
発売は
昭和30年(1955年)、当時の定価は
現金正価11800円・月賦12500円、公務員の初任給が10000円未満の時代ですから、けっこうな高級品と云うことになりますよねー
本体のサイズは幅290mm×180mm×140mm、筐体の材質はこの手の小型ラジオでは珍しい
木製となっており、合板の外周にプラスチック製のフロント回りを組み合わせております。w
( ̄ー ̄)σ
洒落たナショナルのロゴマークが入ったバッジは、パイロットランプのカバーも兼ねておりまして、電源オンと共に赤く光る
ナショナルマーク、無暗やたらと豪華そうで最高ですよねー
ホワイトとブラウンの大胆に色分けされた
回転式のダイヤル表示部を組み合わせた筐体は、直線基調のスッキリとしたデザインで、とっても落ち着いた佇まいが素敵であります。
ヽ(  ̄◇ ̄)ノ
スライト式のバンド切替スイッチを挟んで、二つ並んだ無垢の小さなダイヤルツマミは、左側が電源スイッチ兼ボリューム調整、右側がチューナーとなっております。
( ̄◇ ̄)ノ
使用真空管は
mT管(12BE6-12BA6-12AT6-35C5-35W4)、自社製
5インチ・パーマネント・ダイナミックスピーカーを駆動させ、とても良い音でなっております。
( ̄▽ ̄)b
また、特筆なのはバンド切替スイッチの取付方法でして、一般的な普通のラジオであれば、シャーシー前面に前向きに、つまり筐体のフロント部分にツマミが来るやうになっているものですが、、
なんと、バリコンの真下に下向きに、つまりシャーシー上に
水平に取り付けられ、そこから下に軸が伸びて、普通はツマミが付くギザギザの
ローレット部分にレバーが繋がっておりますた。
デザイン重視で、こんな
超変態的な取付方法になったのでしょうけど、チマチマと整備する者の身にもなってほしいものだとww
( ̄^ ̄)b
ということで、今回は、木製の筐体はハゲハゲですが、筐体に割れや欠け等も無くツマミも揃っているという、
比較的程度の良いジャンク品から、当方でレストアとなりますた。
(⌒∇⌒)ノ
あまり使用されずに、そのままお蔵入りになったラジオらしく、シャーシやスピーカーなども綺麗なものでして、入手時から、まったく問題なく受信しておりました。
そんなわけで、交換部品は、電源ケーブルとコンデンサー数個、バリコンゴム程度に留め、半日ほどエーシング(均し運転)を行ってやりますたが、このままでも十分な感じでありますねー
あとは、木製の筐体をクリーニング、完全に分解して日干しを行い、本体は
アーマーオイルで磨き上げ、ハゲハゲの部分は、似たような色のニスで、ちまちまと補修してやりました。
( ̄▽ ̄)b
それと、地味な灰色のスピーカーのサランネットも交換、
豪華賢覧・京都西陣織・金襴 生地 闘龍w生地を取り寄せて張付けてみますたけど、あんまり目立ちませんですたねーw
最後に動画もアップ、例によって
AMトランスミッターで飛ばしてやって再現してみますたが、さすがは木製筐体であります、とても良い音で鳴っておりますよねー
( ̄◇ ̄)♪
ささ、ということで、やっとこさの水曜日でありますよねーw
ま、ぼちぼち、頑張って行ってみましょー
でわでわ、、
※写真はクリックで拡大します。
Posted at 2020/04/21 22:42:35 | |
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