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Yuh_Fazioliのブログ一覧

2019年07月27日 イイね!

新井素子さん

 中学生の頃から、新井素子さんの著作に親しんでいた。

 私はNHK FMの『二人の部屋』というドラマ番組で出会ったのがきっかけだったのではないかと思う。『・・・・・絶句』『二分割幽霊奇譚』『グリーンレクイエム』を聴いて引き込まれた。

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(『通りすがりのレイディ』イメージアルバム収録時のものらしい)


 高校生の時にデビューした新井さんは、まだ非常に若い作家さんで、SFファンやSF作家などSF界隈の人たちからとても愛されていたようだ。私はそちらとの絡みがあまりないので状況は詳しくは知らない。
 私よりやや上の年齢の世代が親しんだSF作家だと思われる。彼女は1960年生まれで、同年代のSFファンというかSFマニアというかのファンが多かったようだ。

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 SFファンからは『素子姫』などと呼ばれてアイドル的扱いをされていたようだが、美人とか可愛いというわけではなく、SF作家らしく個性的な方だった。とは言え、自分にとっては作家より作品なので、SFファンの扱いには違和感がある。

 自分には、どちらかというと集英社コバルトシリーズでの『星へ行く船』『ブラックキャット』などの少女達に人気となった作品シリーズが書かれていたころのイメージが強い。
 コバルトは少女小説レーベルで、私よりやや上から同年代あたりの当時の少女がこぞって読んでいたようだ。SF作家である彼女にとってコバルトは必ずしも望む媒体ではなかったようだが、おかげで広いファン層を獲得するきっかけとなった。

(ちなみに、少女小説を牽引したレーベルであり、今のライトノベルの先駆けともなったコバルトは紙媒体が終了し、電子版に移行したとか。ライトノベル隆盛を極める今日だが、あくまで少女小説であるために方向が違ってしまったようだ。時代の変化の中で消えてしまわぬとよいのだが)

 やがて『あなたにここにいて欲しい』などのサイコホラー系の作品が多くなり、自分は非常に興味深く読んでいた。

 新井素子のプロフィールや作品については、『新井素子研究会』を参照するといいだろう。

新井素子研究会


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 私が彼女を知ったときはまだ大学生だったようで、自分よりは年上だが、とても若い作家というイメージが強かった。そんな彼女も今年59才。もうすぐ還暦だ。

 遅筆で作品が少ない彼女だが、それでも今も作品を生み出し続けている。もっとも自分は最近の作品をあまり読んでいないのだが。


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 この写真は今年の新井さんだ。
 ふっくらとされ、やはり相応に歳を召された。

 実は今日たまたま彼女の小説の新装版を紹介するツイートを目にしたのでこのエントリーを書いてみたのだ。

 ここ数年でまた彼女の姿を見る機会が増えたように思う。ブラックキャットシリーズの最終巻を、刊行から数年後に買ってみたら未だ初版という状態を見ていたので、『・・・・・絶句』『星へ行く船』の新装版が出たあたりでは売れ行きを心配したが、その後も順調に新装版が出ている。彼女のファンだった世代が組織の重要なポジションを占めるようになったり、青春を懐かしむ年代になってきたことも関係あるのだろう。

 自分にとっても途中長いブランクがあるので、まさにここにあげた若いイメージからいきなり今のイメージに飛んでしまうので、かなりの驚き、感傷がある。

 自分の子供時代における人格形成に影響を与えている作家でもあり、もうそんなにたったのかと、長い時間の流れを否が応でも感じずにいられない。

 まだ若手のような気持ちでいた自分も、職場を変わってみればすっかりベテランとして扱われるようになっている。

 
 
 
 
 


2019年07月27日 イイね!

ララヤ峠

 気圧・高度を測ることができるPROTREKとの想い出と言えば、ペルー旅行だ。

 中でも、クスコからプーノ(チチカカ湖)へ向かう途中の標高4335km、ララヤ峠ではずっと気圧計を見ていた。
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 私はこの旅行中、高山病で頭がガンガンしてかなり苦しめられた。
 それもそのはず、富士山より高いララヤ峠をバスで通るのだが、その際のPROTREKの示す気圧はなんと607hPaだ。1気圧は1013.25hPa なので、0.6気圧ほど。

 食べ物はあまり美味しくないし、頭はガンガンするしで大変な思いをしたが、生まれて初めて目の前でハチドリが蜜を求めて飛び回るのを見たし、高級?リゾートホテルをツアーで泊まって回るもの面白い体験だった。
 どこで聞いてもうまいフォルクローレのバンドには感心した。

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 滅多にない晴れ渡ったマチュピチュ、ナスカの地上絵など、いかにもペルー旅行らしいものも見た。

 今となってはよい想い出だ。

 実はこの旅行は母と行ったのだが、12年前の母はまだまだ若く元気だった。
 自分は人生でもっともよい時期から、山高ければ谷深しの転落中だったが(未だ谷の中)、今よりずっと心も体も健全だった。

 自分ももう、昔を懐かしむような歳になってしまったと言うことだろう。

 

Posted at 2019/07/27 21:36:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | 旅行 | 日記
2019年07月27日 イイね!

古いPROTREKの二次電池交換をしたが

 以前山歩きが好きな母親のCASIO Protrek PRG-70TJが充電不足に起因すると思われる二次電池の消耗で使えなくなってしまった。
 その後、長時間光に当てて充電したところ時計機能は復活したが、気圧・高度計、方位磁針、バックライトなどは機能しなかった。二次電池の交換をしないとどうにもなりそうにない。

 ソーラー充電なのに、二次電池の消耗で使えなくなるのでは困ったものだ。しかし、センサーは電気食いであろうから、一次電池では交換頻度は高いかもしれない。

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 その後、2004年頃に買って以来使い続けてきた私のPRG-70TJ(チタンバンドモデル)も二次電池の消耗でバックライト等が使えなくなってしまった。

 実のところトリプルセンサーを使う機会はほとんどなくなっているのだが、単なる腕時計として使うにしてもバックライトが使えないのは不便だ。

 そこで調べてみると、二次電池(CTL1616)が1600円で買える。

 母親から他の腕時計の電池交換を頼まれていたので、ついでだからと頼んでしまった。
 この時計の50m防水は自力交換では失われると考えが方がよい。だから自力交換はせずメーカーに任せようと考えていた。全く、よせばいいのにである。
 
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 まず、バンドの取り外し。

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 矢印の部分を押し込めば外れるはずなのだが、いくら押しても動かない。念のためググると、カシオの同タイプのバンドを押して外しているので外れるはずだ。長年の間に固着してしまったらしい。
 何度もやっているうちに何とか外れた。かなり汚れがついている。15年は使っていたのだから当然だ。

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 このバネ棒が固着していたり曲がったりしているので、適当なものを買わなくてはいけない。

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 何とか外したが、酷く汚い。
 本体以外は眼鏡や時計用超音波?洗浄機に洗剤とお湯を入れて放り込んでおいた。

 裏蓋を外せば電池にアクセスできる。

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 裏蓋には圧電ブザーがついているらしく、バネ1本と接触する。裏蓋自体には板バネ?で接触し、導通するようだ。
 裏蓋左上の真鍮部品は裏蓋がオープンであることを検知するためのもの。バネ2本で接触するようになっている。
 
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 ムーブメント?のゴムを外すと電池が見える。
 電池を交換したときはショートさせてリセットしろとの注意書きが。

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 細いもので電池ホルダーのフック部を外すとそっくりかえる。

 交換してリセットし、あちこちにたまった汚れを取り除く。

 裏蓋を見ると、Oリングと接する部分に部分的な腐食が見られる。おそらく、防水性は低くなっていると考えられる。

 あとは元通り蓋をしていく。

 バネが4つあるが、紛失注意だ。

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 こんなOリングセットも買ってみたが、サイズが合わず(この時計のものはもっと大きかった)、使えなかった。
 このOリングは電池交換のたびに気になっていたので、思い切って買ってみたのだが。

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 とりあえず古いものを再利用。

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 シリコングリスを塗布してから蓋を閉じた。

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 二次電池は充電されていたのでそのまま満充電状態で機能した。

 方位センサーもバックライトも機能するが、気圧・高度計が動かない。

 センサー部分が特に汚かったが、どうもここを掃除したとき気圧センサーを傷めてしまったのかもしれない。

 DIYでやっているとこんなことも起きることがある。

 更に、メーカー持ち込みなら2000円で交換できたらしい(3000円と聞いていたのだが)。当初の考え通り無理にリスクを犯すことはなかったのだ。

 残念ながらこの製品は既に修理可能期間を過ぎている。ヤフオクにでもジャンクが出たら部品取りにするとか考えることにしよう。

 気圧センサーが駄目になったのは痛いが、とりあえずバックライトと方位磁針が機能すれば腕時計としては十分だ。

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 どこかに母親が使っていたPRG-70J(樹脂バンドモデル)があるはずなので探している。私のと違って使用頻度が低く、比較的きれいだったのだが。一応これのためにも二次電池をもう一つ買ってあるのだが。

 しばらく前に部屋の模様替え等でいろいろなものを動かして何がどこにあるのか分からなくなっている。

 もしかすると、時計としては機能したので返したのかもしれない。

 壊れたから部品取りにともらったものなので、これの電池を替えてバンドをチタンのものに換えればいいのかもしれない。

 



 
 

 



追記:
 PROTREKの気圧センサーはピエゾ素子だ。

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(写真はトリプルセンサーver.2)

 圧力によるダイヤフラム変形をピエゾ素子の抵抗変化として検出するものだ。
 
 上の写真には写っておらず、左下の3つの穴あたりに接続する別体のセンサーだ。

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 ここに写っている。

Posted at 2019/07/27 18:49:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | 時計 | 日記

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