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2018年02月26日

1'49.887 FSW 991GT3RS 純正スポーツラジアルで切れたっ!!【ネタ詰込投稿】

1'49.887 FSW 991GT3RS 純正スポーツラジアルで切れたっ!!【ネタ詰込投稿】 夜中の投稿になってしまいました・・・。

が、昨日(24日)も今日も(25日)も疲労度も充実度もMAXな1日でした。

Z33でドラサポを実施した方は数年前に広場トレに参加して以来ご自身でFSWを年間30回位づつ地道に車を仕上げながら走り続けて、壁に当たって遂に鮭の産卵のごとくワンスマに戻って(?)来て下さいました。

チューニングも適正でセットアップは”乗り方はこう”って求められる物が多くなる仕様でしたがオーナーさんのレベルは非常に高く、私も少し本気で(笑)計測3LAP走りました。

タイム差が1秒以内って方は年間で100名以上ドラサポ実施してますが多分5-10名位。
その中でもコンマ5秒以内って方は3名位なので現状トップ3のレベルの方でした。

そして本日はP2でエイターズ、レーシングコースで何度かタイム更新を狙って走ってきた991GT3RSのWヘッダーの1日。

8ersはFF、FR、MR、RR、4駆と8台お集まり頂いた中で全駆動方式が集結!
イントラは東イントラに任せて同乗走行での基準タイム作りと参加者さまには練習と計測を実施。
私はデータが集まった時点で解析&アドバイスタイムの時だけP2に降りて、皆さんの午前の計測を経ての問題点出し、そして午後は練習の更なる成果の確認の為の解析と言うのを実施させて頂きました。

出たり入ったりの慌ただしい対応で申し訳ありませんでしたが、参加者目線に立ってのイントラが定評の東イントラが主体の8ers(エイターズ)もありだな~と思いました。

複合コーナーのパッケージング、深く回り込むコーナーでのINに寄るのが早い癖、CPの位置とそこに対して回り込む意識、シフト操作、減速のABS領域のコントロールやアップダウンを考慮した進入のステア入力、与えられた空間の中での距離とスピードの効果的なバランス、ローパワーFFの難しさやクルマに合わせた旋回のさせ方など・・・

多岐に渡ってアドバイスが個々に出来たと思います。
実際のデータや比較シートは近日中に作成して事務局を通して参加者の方々に配布します。
(ここまでが私の8ersの業務)

一方の991GT3RSは『純正装着タイヤのMICHELIN PS2タイヤのままで1分50秒を切る』というのがテーマの車両、エンジン自体はそのままでコンピューターと排気系をやって高効率化、脚やブレーキ、そして空力的にダウンフォースと前後バランスを取って・・・とこの冬の何度かの走行でやってきました。

今までの実測ベストは53秒台→52秒台でしたが混んでいる環境での走行が多く、デジスパ上のセクタータイムだと仮装ベストは51秒0位。

今日は新品タイヤを用意して満を持しての50秒切りの1日!っと意気込んでいたものの、50台以上でスピード差も結構ある環境だったので相当クリアを見つける、クリアを作る技術が大事と推定。

中古タイヤでバランスをまず見て、前回の走行を終えて施して貰ったリアのリバウンド側調整が利いていて21インチタイヤ装着の991GT3系の電子制御前提でエアボリュームが足りないハイグリップタイヤの難しさの部分が大分消されているな~という好印象。

気温が低くてコースを誰かに汚されない内に新品タイヤを投入して貰って、冬の環境で”新品タイヤをしっかり前後綺麗に温める”って、ハイスペックタイヤほど難しいのですが、中古走行でのブレーキの熱でも内側からも温めて適正空気圧にしつつ、今日の走行環境の中でのクリアをなるべく見つける方法を探りつつ・・・で。

計測に入るコントロールラインの前で最終出口で1台、ストレートで1台(どちらもAE86)、ピットアウトしてきた3台の2台目と3台目の間のスペースを使ってT-1クリップを取って、Aコーナーはライン上のスロー走行しているアメ車を『悪いけどギリギリ通りますよ』って感じでAコーナーのロスを最小限に留めて、100R出口からヘアピンは86を抜きながらちょっと出口アンダー強め(新品タイヤにしてそうなったな~と言う感触)でヘアピンの進入がコース中央からになってしまったけど何とかまとめて・・・

この時点でコース前半で52秒1の過去実測ベストに対して1秒2ゲインしている事を車内のデジスパ連動の携帯端末表記で確認・・・

300R出口ではどっちに行こうか悩んでいるアルファGTを外から抜いて、シケイン出口ではBMWに追いついてしまって2個目出口からT13迄コースを十分に使えず、これまた『ギリギリでごめんね』走法でアウトから抜いて、T13出口でもコース幅使えない状態で1台パス、プリウスコーナーがその影響で良いアプローチが出来なかったのを最小限のロスに、最終はクリアで出口に出た時にマイナス表記が2秒16(これはギリギリ50秒切れそうだ!)

コントロールラインの手前でステーションワゴンを1台抜いて、事実上1LAPの中でスロー走行している車両や計測に入る手前で抜いた車両も入れると実に絡みのあった車両は12台っ!!!

そしてコントロールラインを超えた時に表示されたタイムは1分49秒88 !!
(公式記録としては48秒887でした)

思わずガッツポーズしちゃいました(笑)

午後はオーナーさんも新品タイヤのピーク使用後でしたが走行されたのでドラサポも実施。
新品時に感じた中古とのバランス変化を次回の空力バランス変化を施す状態を予想してどうなるか?フロントのリバウンドを少し弄ったら中古でも結構良いセクターが出ている事に気づいて・・・

これならクリア取れる環境で、気温が5度位で、もう1度新品履かせてくれたら48秒台だって夢じゃないかも?という所まで確認できたのが収穫でした。

Sタイヤにするには19インチ化が必要なので操縦性は21インチのラジアルより圧倒的に良いだろうけど、バランス取りが更に難しいだろうな~とか、スリック履いた991GT3CUPが43-46秒で走れるのはやっぱり凄いけど同じ991GT3(RS)だとやっぱりタイヤは違えど同じ系統の挙動だし、出るべくして出るタイムなんだな~とか、レーシングカーとロードカーって難しさの種類が違うな~とか、色々な事を考える夜です。

この2日間で総じて言える事は・・・
弄ったりグリップが高いと”美味しいゾーン”は当然高くなるけど逆に狭くなる。(難易度アップ)
タイヤもセットアップも良い時と悪い時の差も大きくなる、変化に敏感になる。
状況変化に常にアジャストする必要もある。
状況判断や『今は〇〇をやる周回』と言う意識がより大切。
 → 実はこれ広場で8ersに参加されている方がやっていたプロセスと一緒。
タイムを出すという仕事の時はドラサポの時の清く正しく美しい走りとは全く”獣”の様な走り(笑)
タイムを出すだけでなくセットアップ側も綿密に、常に一歩先のレベルも常に見据える

こういった事が大事だよ!と言うお話でした。

新品タイヤを用意頂いたので『今日は混んでてセクター仮装ベスト』ではダメな事、分かっていたので目標だった50秒切りが出来て”肩の荷が下りた~”という安堵感、まだ行ける!って言う充実感でした。

明日(26日)はFSW3連荘の最終日、ロドスタSpecialショップのJOYFASTさんの広場トレです。
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Posted at 2018/02/26 03:05:40

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