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澤 圭太のブログ一覧

2022年12月30日 イイね!

今年最後のみんカラBlogは「恒例の2022年を数字で振り返る」です。

今年最後のみんカラBlogは「恒例の2022年を数字で振り返る」です。年末押し迫ってきて、、、
恒例の「今年のワンスマと澤圭太を数字で振り返る」編をお送りします。

まずワンスマの屋台骨を支える広場トレーニングは全部で44回。
うちHC GALLERYさん絡みやSHOP、ディーラー、メーカー系などのB to B開催が15回でした。

ドラサポは全部で82日(単独の純粋なドラサポはその中で54日)

それ以外にオーポリでのKCC、袖森ドラスー(年に1回の無料走行会含む)、CCMC中心の鈴鹿(10回)、プレミアムレッスン(年に1度)、McLaren Free Runやワンスマ枠などでの同乗ドラサポ、Fuji-1GPやRUSH CUPなど当日インストラクターがDriveしない帯同サポートも含めての82日間です。
(約半分の40日がFSW、鈴鹿+オーポリ+袖森+茂木+SUGOなど合わせてもう半分)

レース車両(主に720S GT3)でのテストやレース参戦が年間で17日。

メーカー系(ディーラー系)のプログラム運営が20日。

ワンスマカート部、企業様の福利厚生カート運営、ワンスマカート(年間4戦)などカート関係が10日。

サーキット以外の業務(J-Sports WEC戦の解説、SeCR / e sports鈴鹿戦のレースディレクター、HC SimulatorさんやZENKAI Racingさんでのシミュトレ、一般公道試乗会の協力などが10日。

FSWの駐車場、Rコース、袖森、カートコースなどの施設貸切は延べで72日。
(袖森も年間で16日貸切プログラム実施しています)

それらTOTALするとサーキット・その他施設などでの業務は年間で230日でした。(そのうち澤が現場で携わっているのが200日)

Driveした車両に視点を移すと、、、今年澤がDriveした参加者様の車両はTOTAL 450台でした、広場トレーニングでその数を伸ばす傾向は強いものの、ドラサポ系に絞っていくと年間で190-200台。

そのうち、他の協力インストラクターがDriveしたりしているケースがあるので澤が純粋にDriveしたのが150台でした。

輸入車系と国産車系、全部で200台として比率は7:3(140台:60台)(この比率は例年通りの肌感で広場トレが加わったとしてもあまり比率は変わらないと推測しています)

輸入車系はレースでDriveしているのも含んでますがMcLarenが全体の21%(最多は720S GT3で17日、ロードカーでは765LTが12日、720Sが5日)、そして凄いのがやはりPORSCHEでそれを上回る全体の26%、レースカーのGT3CUPやロードカーではGT3系やボクスター&ケイマンが大半、Ferrariはほぼ488Challenge EVOに限定でそれでも5%、ロータスは6%、それ以外はAlfa系、Audi系、AMG系、Golf系、BMW系が少数ではあるものの、Driveしました。

国産系は圧倒的に86系(FTもGRもロードカーもN1仕様もNゼロ仕様も)、HC SHARINGさんとの関係による部分も大きいかな?という印象で10%、続いてロードスターが5%、VITAも今年は多くて4%でした。

それ以外の車種で言うと
GRヤリスやGRスープラ、RFC、GT-R系、S2000、インプ系、スイフト系、レガシー、Z系など

輸入車 + 国産車のメジャー所(ポルシェ、McLaren、フェラーリ、ロータス、86系、ロド、VITA)で全体の77%でした。

FSWワンスマラウンジに関して:
2022年は174日間のスポーツ走行実施日に対して90日OPEN、ご利用頂いた皆様は延べ60名でした。
(コロナ禍対応で事前利用予約制としていた中では開放日率は悪くないと思う)

グループレンタルやレース参戦時の観戦ツアーやチームホスピタリティラウンジ、協力企業のHC SHARING様の会員様利用もあったりと、今までの"ワンスマの会員様だけが利用するラウンジ"とは少し違った活用方法が見えた1年にもなりました。

2023年も、様々な形でワンスマラウンジが国際レーシングコースのパドックの中にあるというメリットを最大限引き出せるものを提供できればと考えています。

レース成績に関して:
今年は4イベント8レースに参戦し全戦完走したものの優勝はなく、クラス3位表彰台獲得が1回のみとなりました。

私の4輪レース公式戦の通算成績:
公式戦 217戦(レース歴 1998年4輪レースデビューから25年目)
表彰台獲得 86回目(獲得率 39.6%)
優勝回数 23 回(優勝率 10.6%)
PP獲得13回、ファステストラップ6回

ここまでが「2022年を数字で振り返る」でした。

以降は別情報です。

ちょっと前になりますが9月の最終戦(岡山)のレースレポート:
9/24-25に開催されたFANATEC GT World Challenge Asia / Japan Cup、最終ラウンド(Rd.7-8)が開催され、Rd.7でABSSA MOTORSPORTは今季初のクラス表彰台獲得(プロアマクラス3位、総合4位)しました。

レポートは「澤圭太のみんカラBlog」 >>> こちら をご覧ください。

フォトギャラリーは >>> 岡山戦 >>> 年間総集編 をご覧ください。

J Sportsでの決勝放送の模様:
Race 1 >>>



Race 2 >>>




私から支援者様への年末のご挨拶メール、記念品などの送付、そしてワンスマからも年末のご挨拶をメールにて配信させて頂きました。

▼1月7日(土) 袖森無料スポ走会&ライセンス講習会
 ワンスマ袖森ライセンスのご愛顧感謝!
 袖ヶ浦の30分2回の走行が無料!
 当日、ライセンスの新規取得も可能です。
 また、同乗ありのドラサポも実施します。

▼1月の広場トレーニング、募集開始しました。
 19日(木) >>> こちら
 28日(土) >>> こちら
 29日(日) >>> こちら

▼2月12日(日)に第40回袖森フェスティバル、開催決定!
 袖-1GP2023の開幕戦も併催となります。日程確保をお願いいたします。

▼2月25〜26日(土日)に開催のFSWプレミアムレッスン、残り1枠あります!
 FSWのタイムアップを目指す貴方へ、特別な2日間。年に1度きりの開催です。

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 ワンスマ新年会のお知らせ
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ワンスマプログラム参加者様や関係業者様にお集まりいただいての新年会は
1月22日(日)の夕方より、都内で開催いたします。
ワンスマの活動報告や、澤と井上のレース活動発表、袖-1GP2022年シリーズの表彰式など、おいしい料理とともに、皆さまにお楽しみいただければと思っております。
詳細は追って年明けにご案内をさせて頂きますので、日程確保をお願いします。


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 ワンスマ主宰、澤からのご挨拶
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12/13みんカラBlogに投稿の以下、ご覧ください。
「ワンスマと澤圭太 20022年の「戦 失 変」の1年を振り返る」

本年もレース活動にワンスマ活動にご支援とご協力を賜り、誠にありがとうございました。
上記「みんカラBlog」にも書き記した様に、今年は本当に激動の1年でした。
予想以上に激戦だったSRO GT Asia / Japan Cupでしたが我々の与えられた条件下で確かなレースが出来ました。
最後「救われる様なクラス表彰台獲得」は善戦を続けた証だと思っています。
プライベートでは悲しい別れがあり心を揺さぶられる様な下半期でした。
ワンスマはABSSA法人化10年目となり、過去最高収益を収める勢い、様々なプログラムが洗練され参加者の皆様、クライアントの皆様にワンスマの存在価値やその効果、立ち位置を認知いただくようになり、大変有意義な活動をする事が出来ました。

一方で、レース活動の今後に向けて、ワンスマ活動の振り返りの中で、新たな課題や方針の確立が求められている時期だと思います。スタッフでありインストラクターも務め、レースでもチャンスを掴み成長を続ける井上や、事務局を務めワンスマ創設期からタッグを組んで縁の下の力持ち的な支えをしえくれている高野との日々の業務の中で最近強く感じる想いです。

2023年も支持して下さる方々、一緒に戦って下さる方、お互いの良い所を活用しあえる方、引き続き宜しく御願い申し上げます。

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その他のお知らせ ①
東京オートサロン2023はTake Frontier / HC GALLERY様のブースに協力をさせて頂く予定です。
こちらの出展協力内容など新年に改めてSNS等にてご案内させて頂きます。

その他お知らせ ②
レース活動ご支援者様、FORZA!! Smiler 2022メンバー様への2023年の活動への引き続きご支援のお願い
各資料を2022年活動レポート資料と共に、新年に改めてご案内させて頂きますので何卒よろしくお願い致します。

その他お知らせ ③
FSWレーシングパドック内で運営している「FSW ワンスマラウンジ」を活用したPRに興味のある企業様募集中です。
レースドライバーが主宰するドライビングレッスン団体が国際レーシングコースのパドック内に会員制ラウンジを設置しています。
スポーツ走行などを楽しむ方向け、ビッグレースの際は企業様のゲストラウンジなどとしても活用可能、日本が誇る国際レーシングコースに看板を出せる事、PRが出来るスペースに興味がある企業様、御連絡下さい。

最後に、、、会員制のDriving Academy TVの年内最後の新映像更新の内容をご紹介します。

年末年始のお時間がる時に是非復習予習ネタとして活用するべく会員登録をお願い出来ましたら!

▼VITA耐久レース@もてぎ

今回はVITA耐久レース編の後半にして本命の、バトルに特化した内容でお届けします!
>>> こちら

最後の⑨〜⑩で登場するのは、ファイナルラップで3位表彰台をめぐるラストバトルという劇的なシーン。

上位に食い込むためには、自分が理想の走りをするだけでは不充分で、相手に心理戦をしかけてミスを誘う頭脳戦、その過程で自分もイレギュラーな走りを強いられながらも自分はミスをしないテクニック、ミスをした相手のその後の動きの観察、これらのことを事前にシミュレーションしておく習慣…これらすべてが揃う必要があります。

そのひとつひとつを、1本目から順を追って解説。途中の動画でも、車間ギリギリでハラハラするシーンが登場するので、勉強としてもエンタメとしてもお楽しみいただける内容になっています。

ワンスマはYoutubeもチャンネルがあります!!

++ サーキット走行に関する様々な動画を更新中!ワンスマChannel ++

ワンスマYouTube「ワンスマChannel」ではコース解説・攻略だけではなく、タイムアタック映像など様々な動画を公開しています。
通勤時間や就寝前の時間があるときにご覧ください。
チャンネル登録もお願い致します!

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2023年は1月3日(火)の富士スピードウェイ初走りイベントにあわせてオープンいたします。(午前中のみ開放予定)
例年通りワンスマラウンジも初走りイベントとして、どなたでもご利用無料となります!
ワンスマ主宰(澤)自ら当日は駐在します、是非ご利用下さい。

※日程変更・追加などはワンスマ公式HP「ワンスマラウンジ」ページ下部にあるカレンダーもしくは、ワンスマラウンジ公式Facebookページにてご案内しております。
走行日前など随時チェックをお願い致します。

▼ワンスマラウンジFacebookページ >>> こちら

Googleアカウントをお持ちの方、ワンスマラウンジのカレンダーを
ご自身のGoogleカレンダーに表示させる事も可能です。
URLよりカレンダーページへアクセスの上、追加作業を行ってください。

ご自身のGoogleカレンダーへの追加方法は、Googleヘルプ等をご参照下さいませ。

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2022年も残り僅かとなりました。
今年も沢山の皆様にご利用頂き、沢山の方々にご支援を頂きワンスマも澤圭太も素晴らしい時間を過ごすことが出来ました、改めてありがとうございました。

良いお年をお迎えくださいませ。
Posted at 2022/12/30 18:45:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2022年12月18日 イイね!

シミュレーターの最新、奥深さ、リアルとの差異、どう合わす?

シミュレーターの最新、奥深さ、リアルとの差異、どう合わす?鈴鹿での年内最後のCCMC同乗ドラサポを終えて、そのまま鈴鹿に居残り。

ワンスマは今日は袖森で袖-1GP 20022 Rd.6(最終戦)を開催しておりますが、私は支援を頂いているZENKAI RACING / レーシングヒーロー社が手掛けるSeCR(鈴鹿e-sports Challenge Race)が、SUZUKA eMotorSports Experience 2022(S eMS E 2002)という鈴鹿市役所市民ホールでのイベントと連動し最終ラウンドが開催されております。

昨日はリアルSUZUKA → バーチャルSUZUKAでしたが、今日は日中バーチャルSUZUKAで、配信チームはいつもの墨田区スミガレに、こちらの会場(S eMS E 2022)は各シミュレーターメーカーやショップが全国から集結していて、それらを軸に活動するeSportsチームのレーサーも会場に来てSeCR戦に参戦したり、いつもの通り通信環境を通じてのSeCR参戦者が居たり、、、バーチャルのレースと違って「その場所でその車に乗ってのレース」ではないメリットを存分に生かしたレース&運営体制となっております。

私は引き続き審査側としてレースディレクターの役を頂いています。
審査委員の皆さんのメインはスミガレなので通信で連携して、現場からの競技審査サポートを2日間務めます。

リアルレースも一緒ですが
筐体を製造するメーカー、それを販売するショップ、ユーザー、チーム、eSportsレース主催者(運営&審査委員など)、協賛各社など、多岐に渡っていて、リアルよりも連携や情報交換が密な印象です。

昨日もレースを終えて、会場でSeCRに参戦していた選手たちが「〇〇選手が速いから試乗させて貰ったんだけど、ステアリングのフィードバックが違うからか、フロントのグリップが強い感じがして自分のマシン(筐体)よりもアンダーが少ない感じがした」みたいな興味深い話をしていたり、夜の懇親会でも「ブレインテック = シミュレーター」の話を関係者から聞いて、「シミュレーターで上手に走れる脳波を研究し、リアルでサーキットを走る脳波とのすり合わせや違いを研究する事でリアルでもシミュでもより”ドライビング脳”を開発する事が出来る」という言われてみればそうだけど”凄い世界の話”を聞く事も出来ました。

こういう世界って、よりリアルとバーチャルが人とテクノロジーが行き来する事でお互いが成長できるし、リアルはどうしても色々な制限を受けるから(時間、コスト、場所、リスク)、バーチャルの良さや開発の早さなど逆に勉強した方がいいよね!と思う事が最近は多々。

私もシミュレーターを活用したジェントルマンDrさんのトレーニングを頻繁に行う中で、シミュトレーニングをより効果的にする為の方法っていくつかあると思っているんですが、、、

筐体(モニターも含めて)をリアルに操作感を近づける事、ハード的に調整が出来る事、ソフトをうまく使いこなす事、ソフト内の数値調整が出来る事、ソフトとハードの互いの制御特性を理解したマネージメントが出来る事など、どうしても”そこにあるモノ”に照準が絞られがちだけど、人にスポットを当てる(人の操作特性、目からの情報、体感、脳での処理など)ことで、ヒントが沢山ある。

そういう人の特性に合わせたコーチングというのを私はリアルでもバーチャルでもトレーニングの現場でのアドバイスに入れるように心がけているのは「操作、体感、脳でどう処理しているか?」が大事だと思っているから。

まとめとして、私が良くお客様から”実車にシミュレーターの中の自分の車両を近づけて欲しい”というリクエストを貰いますが、心がけているポイントがいくつかあるので参考に紹介したいと思います。

操作のレスポンスや強さに対してのリニア感
目線(アイポイント:ドライビングポジション)
筐体がモーション付きであれば操作に対しての動き方
ステアフィードバック
モニター上の操作に対してのインジゲーター表記やその位置
クルマのパワー感(シフトアップポイントや各コーナーの速度感)
タイヤのグリップ係数や前後バランス
それによってブレーキの位置などがリアルに近いかどうか?
セットアップ変更に対しての挙動変化の反応度合いと方向性
ミスした時の挙動の近さ
などなど

ドライバ―がこれらに何か差異があったり、個々の人に感覚が合わなかったりした時に何をどのようにしてアジャストしていくか?リアルではメカニックやエンジニアが居るように、そこにはやはり制御とソフトマネージメントのプロがいるので、合わせこんでいく、、、

こういった作業はリアルと一緒で、とりあえず、、、のレベルからきっちり時間を使って合わせこむレベルまであると思います。

だからシミュと言っても奥が深く、いまの最新の状態と向かっている方向を「あくまでもリアルを大切にするレーサー / コーチ」としても知っていることが、現場とリアル、ジェントルマンDrに起きる問題(サーキットでのリアルver.)を熟知している元々の強さをより優位に働かせると確信し、今の活動に繋げているというのが現状です。

参考まで ↓ ↓ ↓

ブレインテックとレースシミュレーター
>>> こちら

こちらも支援を頂いているHC GALLERYさんグループのHC SIMULATOR
>>> こちら

SeCR急成長の裏側
>>> こちら
Posted at 2022/12/18 12:06:58 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2022年12月13日 イイね!

ワンスマと澤圭太 20022年の「戦 失 変」の1年を振り返る

ワンスマと澤圭太 20022年の「戦 失 変」の1年を振り返るちょっといつもより早いのですが、今日はワンスマのスタッフ(首脳、外注のスタッフさんやインストラクターさんや協力業者さんなど)の忘年会をこれから都内某所で実施。

なので、色々と思いを馳せて、ワンスマ / 澤圭太の2022年を振り返る、、、です。

今年の漢字は「戦」と発表されましたが、私にとっても「戦」が当て嵌る1年でした。

まずはレース活動。
ABSSA MOTORSPORTとしてSRO GT WORLD CHALLENGE GT ASIAに参戦しましたが、想定していた以上にレベルが高く、想定していた以上に予算もかかり色々な意味で苦戦を強いられました。

特にGT3のプロアマクラスは参戦しているチーム、ドライバー観たら、分かりますよね!

自社ガレージを持っていたり、母体が大きかったり、長く同じパッケージで戦ってきた実績があったり、、、

残念ながら我々は第1グループに属することは出来なかったと言える一年でしたが、7年のレースブランクを経ての参戦となった小泉選手が気持ちよく安心して走れる為の多方面からのサポートに徹し、昨年のS耐に続いてトランジット渡辺さんに委託して集めて貰った個々の精鋭メカさんとのジョイントメンテチームで戦い、実質2ヶ月の間に4week8レースを駆け足で開催するスケジュールだったので、流れを変えたり、何か起きた時に修正する事も簡単ではない状況の中で、最後岡山戦ではチームとしても最高位となる総合4位、プロアマ3位表彰台と何とか一矢報いて良い形で終えられたのが救いでした。

他にも普通に戦えていたらあと数回は表彰台立てるハズの内容はあったのですが、それはタラレバなので、、、まあ、でもあんなに必死に3位をもぎ取る様なレースをしたのは久々だった気がする(苦笑)

SROのGT Asia Japanは来年も引き続き開催されるようですが、プロアマ問わず日本でGTドライバーになりたいと思ってる人にはとても良いレースだと思います。

お金の心配、支援者様のケア、チームの心配などあるけど、それら関係なくレースに専念できるプロも居れば、私の様なプレイングマネージャーでありコーチング事業との二足の草鞋の様な形も居る、、、そんな中で、F1や他のカテゴリーもそうである様に、セカンドグループにはセカンドグループなりのストーリーや背景があって、その存在意義が認められる限り戦い、いつかはトップ争いを夢見て戦い続けると言う側面もありますよね。

ABSSAはまだトップではないけど、私がワンスマを通じた活動、今までの独自のレース経歴を武器に、今年は「恐らく予算で言ったらトップの60-70%くらいの規模」で、苦しいながらも客観的に観たら良い戦いが出来たと思っています。

また、レースを通じて今年一番大きく感じているのは、ワンスマスタッフでもあり、今年見事にGTドライバーの仲間入りを果たした井上選手、色々な意味で成長してくれているのはワンスマの参加者さんからも良く耳にする様になり、私もうれしく思います。

井上の成長もあって一過性のモノには頼らずに、我々の強みと中長期的な支援体制やワンスマの事業計画に基づくチームのあり方にしないと、と考えられる環境になってきたという印象です。

レース活動に続いて、澤圭太の2022年の振り返る上で忘れられないのが「失」、そう、6月に逝去した私の実母です。

男はみんな多かれ少なかれ“マザコン”ですよね、ちょっと体調を崩し、なんだか調子が悪いんだな、と思っていたら「あれよあれよ」という間にあの世に行ってしまいました、

仏教の世界ではこの世より良い世界(浄土の世界)と言われますが、もう母には自分が死ぬまで会えないと思うと、なんだか心にポッカリと穴が開いてしまった感覚が消えないまま、2022年の下半期を過ごしてきた気がします、いまだにフっと母の事がよみがえって”心ここにあらず”になる時があります。

それからレースと並行してもう一つの軸である「ワンスマ」は「変革」の時を迎えている感触があります。だからここは「変」です。

自分のクルマでサーキットを速く上手く走らせたい!という顧客に対してのサービス・プログラムの提供は今までと変わらないスタンスとクオリティを目指してましたが、参加者側のニーズ、意識などは、世の中の変化とも同調するかのようにコロナ前と少し変わっている気がします。

集客に困らないプログラム、集客に困るプログラムの二極化が進んだと思いますし、参加者自体もサーキット経験、レッスンに恒常的に参加する事で上手にスキルアップをしている方々が、公式戦などの競技を目指したり、実際に参戦をするようなエキスパート系の動きをする様になってきた一方で、初心者の方も多く特に初心者の方は色々な意味でまだ固まってないので危うい部分がある、それは技術的な事ではなく、技術に関しては本人の最低限の技量と気持ちしだいで、いくらでも上手になるし、上手に走れる様に出来る、と思っているのですが、スキルアップする事に対してとかプログラムに参加する事に対して意識が低かったり、準備が浅かったり、事前情報チャンと読んでないからそうなるのよね、、、というケースがあって、そういうのってどこかで「自分は客」だと思っていたりするのではないか?と思う時があります。

お客様である事は事実ですが、お客様は神様ではないし、お客様というよりは上手くなりたいという気持ちで行動に移せた参加者であるという意識がワンスマは強く、おもてなしをするおちうよりは責任もって上手になるようにします!という意識、そういう意味でワンスマが知名度が高くなった今は逆に「招かれざる参加者」というか「ちょっとそれ違うのでは?」という感じの参加者も出てきた印象でした。

大切にしないといけない参加者の為には、ここは心を鬼にして排除というと言葉は強いけど、趣味性が高く安全にも関わるサーキットごとは”心を鬼にして”我々が守備範囲とする客層に“ある程度”絞って、引き続き有益なプログラムを提供するという考え方も大事だとも思っています。

またB to B(すなわち業者同士の提携やプログラム運営)は相変わらず、ワンスマの得意とする部分でもあり、自動車メーカーや正規ディーラー向けにエンドユーザー向けのプログラムをアレンジしたり、運営スタイルを再構築する事で対応できるので、今年も沢山色々な企業向けプログラムを実施してきました。

いつもお願いしているインストラクターも少し様変わりしてきている感じがします、これは半分は意図的で、もう半分は意図的ではない自然の流れで、ワンスマで御願いする必要がもうないくらいに他で活躍出来ているインストラクターよりも、やはりワンスマはインストラクターも育てるという見地からどんどん新しい風を入れて、それを参加者さんにも共感してもらえる構造を作りたいと思っています。

エンドユーザー向けの一般募集プログラムは相変わらず年間70-80回実施してますが、企業向けも多く、参加者は延べでおおよそ1000名以上、ドラサポを実施した人数は100名近く、澤がドライブした参加車両の台数は500台弱ありました(ドラサポ、広場、レースでの走行も含む)

そういう意味ではプログラムも2極化し参加者の志向も2極化しているのが今の時代の流れなんだと思います。

書き出すと多岐に渡りますが、
会員制FSWワンスマラウンジの運営
袖森系(ドライブスルー走行会、袖-1GP、袖森フェスティバル)
ドラサポ、年間ドラサポ、同乗ドラサポ(SUGO 4H、鈴鹿CCMC、オーポリKCC含む)など
広場トレーニング(Special Shopさん広場の運営協力含む)
公式戦や非公式戦(RUSH CUP、Fuji-1GPなど)のレースサポート
ワンスマカートやワンスマカート部
プレミアムレッスン、McLaren Free Run、ワンスマ走行会など
シミュレータートレーニングやSeCR競技長
McLaren メーカ系、ディーラー系イベント(他、メーカー系やディーラー系の試乗会のインストラクター派遣などの協力)
HC GALLERYさん関連イベント
メーカー系やディーラー様のプログラム運営など

私も今年1年でレース参戦も含めてですが年間で200日近くどこかしらのサーキットに居たようです。

レースだけでないですが、これを仕事に出来ているというのは本当に幸せな事ですね。

数字で言えば、ワンスマの事業としては2009年のワンスマ創設以来、2013年2月の法人化して法人名「株式会社ABSSA」として今季は10期目、スタートした以来で最高収益を見込める1年となっています、2017-18年の時から比較すると売上や収益は2倍になっていると思います。

関係して下さっている皆さんには本当に感謝です。

以上3つの大きなネタはあれど、それ以外にも色々とネタはあって、、、McLaren Arturaのプロジェクトがいよいよ実スタートを切った1年でしたが7月のミュージシャンMIYAVIさんとのステージは印象深かったですし、ゴルフは長年やってきてなかなか100を切れないで居たけど、最近ちょっと思考や攻め方が変わる様になって100を切ってラウンドできる率が上がってきたので、2回目の”ゴルフが楽しくて仕事に通じるネタとして勉強になる”と思える時期を過ごしています。

プライベートでは子供たちも高校2年生と中学2年生になって、親である自分たちは加齢を感じる毎日ですが、家内は毎日子供たちと戦い、私は家に居る時は「澤圭太」ではなくなるのですが、スポーツ部活をしている彼らの動向は常にアスリートの一人として気になる。

8月に子供たちと一緒に澤圭太のヘルメットを被せて大井松田を貸切ってカートで遊んだのはいい思い出でした。
(親としては絶対にレースの世界には入れたくないけど、次男はカートやりたいと思っているらしい 苦笑)

また、みんカラBlogでは こちら とか こちら とか こちら が2005年から始めたみんカラBLOGの中でもアクセス数が結構いいランクに入る位になった1年でした。

支援者の皆様には年内に色々と返礼品が届くように手配中です。

そして新たなパーソナルスポンサー様や個人サポートシステムの「FORZA!! Smiler 2023」は年始にご案内を展開予定、新年活動報告会(レース活動報告、体制発表会)は1月22日(日)に都内某所で開催したいと思っております。
(追って関係各所にはご連絡予定です)

メディア関係の露出もFormura Eの仕事でドイツベルリンへ行ったり、韓国ソウルへも行けた”新境地開拓”もあった1年ですし、WECは引き続きJ-Sportsさんの解説で重宝を頂いている感じですし、Youtube「ワンスマChannel」(こちら)とDriving AcademyTV(こちら)を来季はもっと力を入れていかないと、、、ですね。

駆け足ですが2022年を振り返ってみました。
Posted at 2022/12/13 18:10:41 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2022年12月11日 イイね!

12日昼12時から年一度「全部乗せプログラム:プレミアムレッスン」の募集スタート

12日昼12時から年一度「全部乗せプログラム:プレミアムレッスン」の募集スタートいよいよワンスマが提案する最高峰のレッスンプログラム「プレミアムレッスン」2023年2月25-26日開催分の参加募集が明日12日(月)の昼12時よりワンスマ公式HPでスタートします。

公式サイト >>> こちら

FSWを速く走りたい方、コースは問わず集中的かつ包括的なトレーニングに参加してみたい方、、、

年に一度、宿泊もセットの1泊2日のプログラムです。
1日目は広場トレーニングでみっちり走行(翌日のRコースを走る為のエッセンスをより強めた内容を予定しています)、走行後は懇親会で参加者やインストラクターとも交流を図って貰います。

今回はFSWサーキットホテルがOPENしたので、OPTIONで宿泊プランを用意しています。

2日目は朝少し早いけど、マイクロバスと車両1-2台を持ち込んでみっちり1時間以上かけてコース下見します。

結構コースを知らずに走っている人多いんです!

正しいブレーキが終わる位置、アクセルオンの位置と向きを各コーナーで徹底的に解説しながら前日の広場トレーニングでの感覚をRコースに落とし込みます。

まずはここまでで、練習走行を実施、ここで既にベストタイムを更新する人も居るかもしれません!

走行の合間はサーキット走行のバイブルにもなるはずのテキストを使って、実践的な講義を行います。
(コース攻略の面、ドライビングの面、両方から攻めます)

そして、このプログラムの一番の特徴「反復セクター練習」があります。

Aコーナー手前からスタートしてAコーナー、100R、ヘアピンを一個ずつ組み立てて走行、インストラクターはオフィシャルポストから走りを見て事後にお送りするアドバイスシートに活かしたり、その場ですぐ出来るアドバイスは無線を通じて伝えられます。

ヘアピン先にはもう1隊列あって、Bコーナー、T13からGRスープラ、そして最終パナソニックを1個づつ組み立てて走行する参加者に、同じくポストから見ているインストラクターがアドバイスを送ります。

1Lapを纏めるのは最初は難しいから、1個1個のセクターをまずは集中して走って出来る様になっていったら、次第に繋いでいって、最後は結果的に纏まればタイムが勝手に付いてくる、、、という方式です。

多分、申込スタートから30分は立たないうちに定員になるかと思いますが、定員になってもまだキャンセルが出たりする可能性もあるので諦めずに「定員になっているけど申し込みたい!」と事務局メールへ一報を、キャンセル待ちでも早い順番に入っておくのが必要です!

さあ、明日の昼休みの時間が始まる前からパソコンの前に鎮座して頑張って枠を獲得してくださいねっ!!



それから先週土曜日に公開しているDriving Academy TVの新映像はVITA耐久レース@もてぎの模様を使っての映像です。

>>> こちら


「ブレーキングのキモ」は、ブレーキング解説の決定版といえる濃密な内容。

「100m看板でブレーキ」と言われた時の、空間認識、ペダルを踏むまでのタイムラグ、制動力の立ち上げ方のズレ…などなど、他人のいうブレーキングポイントを鵜呑みにしてはいけない理由が盛りだくさん。

以上、宜しく御願いします~!
Posted at 2022/12/11 19:00:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2022年12月07日 イイね!

全方位に効果的なワンスマコンセプトが詰まった広場トレーニング

全方位に効果的なワンスマコンセプトが詰まった広場トレーニング先日の広場トレーニングは韓国ヒョンデ自動車さんのR&D部隊の皆さんのサーキット走行を通じての人材育成をテーマにHC シェアリングさんを通じて依頼を受けての運営でした。

シミュレータートレーニング、広場トレーニング、そしてライセンス取得をしてのRコースの走行まで包括的にHCシェアリングさんと共同でサポートをさせて頂く予定です。

一般のサーキットを走れる様になりたい、速くなりたい、クルマの運転が上手になりたい、、、という方向けの年間で40回以上の広場トレーニングをこの10年ずっと続けてきたいワンスマ、今はMcLarenさんなどメーカーやディーラーさんの試乗会やドライビングレッスンの企画運営も、そのノウハウをベースに個々にアレンジをしてやらせて貰っています。

HCシェアリングさんと2020年からスタートした「大人の自動車教習所2.0」プログラムなども経て、この広場トレーニングのプログラム構成は更に幅が広く汎用性のあるものに成長を遂げたと感じていて、今回のヒョンデさんの1日も皆さん1日で凄く上達されて綺麗なクルマの動き方やタイヤの鳴き方になっていました。

今迄で一般公募やBtoB運営も含めると延べ6000人くらいの人がこのプログラムを受講していると思いますが、ほとんどの場合で朝の走行スタートから夕方の走行終了までを通じて上手になる人が多いと感じます。

そこには
初心者でも安心して参加できる雰囲気づくり、エキスパートの人でも個々の課題を明確に実践走行に繫がるポイントをつぶさに見つけ出し、個々のアドバイスを充実させることに重きを置いています。

基礎の基礎である串刺しブレーキから始まり、それがショートオーバル走行にどう繋がっているか?を見本走行で見せ、空間利用や基本的な操作の流れや上手く走る為のポイントなどを講義で話したり、実際に目で見える形で実演して見せたり、一緒にコースを歩いたり、同乗&逆同乗で体感経験値を上げたり、9時~16時までの昼休みを挟んで実質6時間の中で、2分間走行が13~15セットという時間で、考えて、トライして、経験して、調整して、人のを見て、マネしてみて、聞いてみて、みて見て、、、様々な角度から「上手になるセンサーに刺激を与えていく」というのがワンスマ流の広場トレーニングです。

速度域も最初はFSWで言ったら1コーナーやシケインくらいの40~60km前後の低速域、最高速はクルマにもよるけど100km~120kmでしょう、そこから午後の実践的な複合コースになると旋回速度が60~80kmの所が出てきて、左右の切り替えしがあったりとより戦略的な走りが求められるようになり、FSWで言ったらヘアピンやT13、GRスープラ、パナソニックくらいの速度域での走行練習が可能になっていきます。

低速と中速の走らせ方の違いが分かると、駐車場では限界のある高速域の走らせ方も想像が出来る様になる、、、というカラクリを解説し、ここまで上手に走れる様になったら、一回レーシングコースを走る機会を作ってみましょう~!

そこで広場でやっている事を実践に繋げるとこういう事か!だったら広場で改めてこういう事を練習しないと、、、ってステージの往復をする事での効果も考えられる様になります。

そういった理論と実践とのバランスを重視して、沢山走るだけが練習じゃない!というのがワンスマのトレーニングのコンセプト(だってレーシングコース行ったらもっと練習する機会が沢山作れないですから)、練習の仕方が上手くなる練習法を意識したプログラム構築になっています。

年内はこの週末(10日土曜日はまだ少しだけ枠有)と24日(こちらも土曜日)の開催を残すのみとなりました。

是非、今年のスキルアップは今年のうちに!という方はお申込お待ちしております。

ワンスマのキラーコンテンツ、広場トレーニングに関して >>> こちら
Posted at 2022/12/08 18:05:38 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
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