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澤 圭太のブログ一覧

2023年04月28日 イイね!

41st 袖森フェスティバルまであと2日【170台集結!! Are You Ready !?】

41st 袖森フェスティバルまであと2日【170台集結!! Are You Ready !?】4月の締めくくり、GWの入り口となる4/30(日)に開催の袖森フェスティバル 41st と 袖-1GP 2023 rd.2間近です。

前回2月の節目の40回大会を終えて今回から新たなスタートの気分ですが、天気予報を見ると『試練の41回大会』が予想されます。

早く雨が上がってくれて途中からDRYになってくれるといいんだけど、、、運営陣も気を引き締めて臨みたいと思っております。

今日は事務所に首脳が集結して最終準備の1日。

受付周りの資料、参加者への資料展開、備品の整理、賞品の買出し、開会式台本のチェック、スタッフへの情報共有や移動の手配などなど、、、

天候に心配がある中でも袖-1GPには23台エントリー、袖森フェスティバルのほうはワンスマオリジナル(がっつり&あっさり)で20台、貸出団体さんもJoyfastさんやエクスタスポーツさん、Golf Cupさんは各30台近く、Gear+さんやアバルト走行会も20台前後と良い集まり具合のようで、走行会デビューや体験系合わせて合計で170台前後の台数が集結予定です。

ファミリー走行は当日申込、食券も当日の受付で購入となりますので宜しくお願いします。

キャストはいつもの布陣中心。

主宰の澤をはじめ、事務局長(たかの)、パドック運営4名、受付2名、場内MC、袖-1GPは井上を筆頭にスタッフ2名で運営
それにオフィシャルカメラマン、ROCKのスープ、コーヒー&スイーツコーナー(キッカケさんのスコーン各種や人気のかぼちゃプリンなど)担当など

「イベント内容」もおさらいです。

人気のバスツアーとコース開放ウォークタイム、クムホタイヤ相談コーナー、いちはらうまいもの会のお弁当類、HPIさんの装備品コーナー、袖-1GPに協力頂いているレイルモータースポーツさんの展示コーナー、HKSさん(アバルト枠に付随して展示参加)、リラクゼーション系(8:00から予約受付)は新海さんの整体(チャリティもあるので是非)、麻里子さんのリフレクソロジー、MedicalFunction、そして林さんのリラクゼーションと4団体が集結。

そして最後に、、、今回のRQさんは『さかいゆりあ』さんが登場決定です。
Posted at 2023/04/28 17:12:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2023年04月22日 イイね!

ドラアカTV新映像 GT3テスト開始 ハイパワー系車両のリスク

ドラアカTV新映像 GT3テスト開始 ハイパワー系車両のリスク久々のブログ更新です。

先日『シミュトレ』やりました。
X Drive 東京支所となったHC Simulatorさんにて。
シミュトレだからこそのリアルに繫がる手法をモットーとする澤は今回、モニターに視界とコーナー進入のタイミングの確認と視界制限を設けて他の情報から予想しながら走れるか?の『魔法のテープ』を貼りました(笑)

続いて、ワンスマ主催のFSW Rコース走行会開催しました。
この時期の日曜日の午後を貸切れるのはとても貴重、今後の実績に為に少し無理して借りましたが、お陰様で参加者さんにも集まっていただき、また有意義なレッスンも実施出来たので良かった。

やっぱり走行台数を限定して走り易さを重視するスタイルですね。。。

また、最近少し、特に”ハイパワー系”車両のアクシデントが連続発生です。

スポーツ走行ならではのリスク、少し慣れてきた時のリスク、もっとタイム出したいと思った時、このLapが最後だから、、、の気持ちのリスクetc、、、

FSWなら2分を切らない車両なら壁までいかないケースでも1分50秒近くまでいくと何かあっても止まりきれないで壁まで行ってしまう時があります。

自分の心身との対話、この位で辞めておこう、次の走行に持ち越そうの気持ち、頻繁に鍛錬しないと上手くならない難儀なスポーツである事の自覚、自分のニーズと現状スキルに見合った効果的な練習走行やトレーニングプランの構築、、、色々と要素があると思います。

サーキットで補償される保険もだいぶ定着し、私がレースで使用している保険を紹介する事も多く、今回もそれに助けられているケースもありましたが、助けられる人が増えると保険全体の存続や料金にも積み重なって影響し、それが保険利用者全体に反映されるのが保険、使わないに越した事がないのは変わらないですね。

SRO GT World Challenge Asiaのレースシーズン開幕に向けてのシーズンインテストがスタートしました。

体制などは追って発表しますが、約半年ぶりのGT3マシンもすぐに体にフィットして安心しました(笑)

先日のフェラーリチャレンジ戦の帯同コーチに続いて、今週は茂木にてBMWレースに参戦されるワンスマで鍛錬を重ねた方の開幕戦、こちらも帯同コーチをしています。

腰の具合が思わしくないらしく、ホテルとサーキットの移動のレンタカーの運転手も(笑)、これもドライバ―がより良い状態でレースに集中する為の大切な仕事の一環です。

来週 25日(火)、TBS局で夜7時から放送の『THE 神業チャレンジ』という番組で今回『脳かべ神業ドライブ』と題してタレントさんが挑戦します。

私は解説&演者さんの走行指導担当で出演予定。
(編集の都合でどれだけ出るか?は不安です 笑)

澤圭太、地上波デビューですので是非ご覧ください!

週明けは27日(木)はワンスマ運営でARD Driving Lessonの広場トレーニング(残り1枠あります) + PORSCHE CLUBさんの広場トレーニングです。

また、30日には年に3回のワンスマの中でも最大の走行イベント『袖森フェスティバル 42nd / 袖-1GP 2023 Rd.2』です。

GWの入口となりますが、是非200台規模になりますのでご参加お待ちしております。

こちら こちら をご覧ください。

最後にDriving Academy TVの話。

4月の第2回目の映像更新がされました。

▼FSW2023徹底攻略 → GRコーナー②〜③、最終コーナー①〜③を追加

・GRコーナー後半
GRコーナーは舗装の色の変わり目がコーナーの中心点で、ここのコース上に仮想クリップがあるつもりで、新たにできたホテルを目がけて立ち上がります。

ホテルの方を見ながらも、視界の端で正しい位置にいるかを把握することも大切。

イン側にあるポールは、たまたま近くを通過するだけの存在で、アウト側はかつて存在した「バナナ」の跡、1つ目と2つ目の間に立ち上がれたら正解です。

GR86だと減速量は45km/hほどですが、上り坂と舵角の抵抗を考慮すると、ブレーキングは30km/h分程度になります。

・最終コーナー
最終コーナーはFSWで最も重要なコーナーで、ここが上手い人は他もまとめられることが多いですが、逆もまた然り。実際コースカメラを見ていると、正しく走れてる人は1割ぐらいです。

ここでポイントになるのは、GRコーナー出口からの動き。

ここでボンヤリしていると、いざブレーキングという時に向きを変えられておらず、どうしても外に飛び出す向きになってしまいます。ブレーキを踏むまでに、いかにいい向きにしておけるかが重要です。

いよいよ、コースを1Lap、事細かに解説が完了しました。
(長かった)

色々ありますが、GWに向けて皆さん Are You Ready ~~??

ワンスマは袖森系(30日)から始まり、ドライブスルー(4日)もあって、九州オートポリス(5日)の同乗ドラサポ、鈴鹿でドラサポ(6日)、広場トレーニング(7日)まで怒涛の連休となります。
Posted at 2023/04/23 06:58:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2023年04月11日 イイね!

してやったりのフェラチャレのコーチングと5月のワンスマプログラム

してやったりのフェラチャレのコーチングと5月のワンスマプログラムフェラーリチャレンジの開幕戦Rd.1-2、FSW戦が終わりました。

Facebookではお知らせした通り Design Growの片山選手、見事な走りで両レース共に予選も決勝もシェルクラス2位(表彰台獲得)という120点満点、サポートさせて頂く立場からは『だから言ったでしょ??してやったり!』の内容でした。

3年前にサーキット走行をMcLare 600LTで始めた時から、色々な形でサポートを始め、最初はスピンやクラッシュも多かったし、たくさん勉強代を払ってきたと思うけど(苦笑)、彼の環境にあった練習の仕方を構築し、クルマが変わってもコースが変わっても、コンディションが変わっても想定している走りとタイムが出るようになってきたのがこの半年くらい。

いよいよ競技のステージに、、、という事で今回を迎えましたが予選では自己ベストタイムを更新するし、クリアを取って少ない周回数で自分の走りをパフォームしたり、タイヤやブレーキのグリップやフィーリングも感じて対処したり、ローリングスタートや抜きつ抜かれつのレースならではの部分もそつなくこなし、安全かつ確実な初レースとは思えない上位クラス車両の見事なオーバーテイクも見せてくれて、、、感慨深い週末でした。

レースに帯同するコーチングは、、、という話を前回しましたが
所属する二コルチームはまだRacingの現場は経験不足の部分もあるので、速く走れる為のコーチは当然ベースにあるものの、自分がパフォームできる環境づくりのサポートの方がレースWeekは大切で、起きうること、注意するべき事などを事前に頭の整理をして貰って、走行中の携帯アプリを使った通信でのスポッター役、メカニックとの情報共有、ブレーキの焼入れのタイミングやランプラン設定、タイヤの空気圧設定、セットアップの決定など、もはやエンジニアやレースディレクター(監督)業にもなって、主催者側が用意したイタリア人のエンジニアやメカニック、そして二コルさん(メンテチーム)とも連携して、本人の食事のタイミングや休憩環境を整える部分まで含めて実施していました(苦笑)

経験者やプロDrなら自分で勝手に経験値で出来る事でも、Gentleman Drは出来ない事も多いし、ちょっとしたことでリズムが崩れたり、走りが乱れたり、集中が削がれたりするので、とにかく流れ作りが大切、それが整えば今回の様にちゃんと結果が出るという事や、ワンスマの考えるGentleman Drのサポートを満足して貰える事が再確認できました。

今年はBMW M2CSに参戦する方、ポルシェカップカーレースに参戦する方(PSCM)もレース参戦に向けてのドラサポや現場帯同コーチをさせて頂くので、コーチング面でも幸先の良いスタートだったと思います。

我々はメーカー側の立場ではないので公認でも公式でもない、でも非公式非公認だからこそのステータスじゃない部分で勝負できる強さがある、という事です。

コーチングと選手の関係で大切なのは
お客様であるという認識は最低限ラインとしてあるのは当然ですが、それ以上に指導者&アドバイザーと競技者の関係であるという事。

だから良い走りをした時は当然称えますが、危険な走り、目標に対して無意味だったり無駄な走りをした時は特にGentleman Drの皆さんは本業があって怪我無く車を壊さず、予算と時間を有効に使って楽しんで貰う事が一番大切なので『これはこうしたほうが良い、理由はこうです、これはダメです』って言える関係を作っておくことが大切。

片山選手以外にも同じチーム内でクラス表彰台を獲得した方、次回から参戦予定の方、今後参戦を予定されている方など、いまのワンスマの各種プログラムを活用したトレーニングを体感いただいている方々でもあるので、今後も期待です。

さて、4月後半~5月のワンスマプログラム新規募集スタートに合わせたメールニュースが配信されています。

▼4月16日(日) 25台限定FSWレーシングコース走行会 >>> こちら

日曜日でも少数限定で走りやすい!さらに10台だけで走る走行枠もご用意。
→ 残り枠わずかです。

▼4月30日(日) 第41回袖森フェスティバル袖-1GP 2023 Rd.2
恒例となりました、袖ヶ浦の走行会、今回はGW入口に開催です!

▼5月4日(木祝) ドライブスルー袖森走行会 >>> こちら
1周300円からの、走った分だけのご精算!予算とスタミナ!?に応じて走行量を!

▼5月18日(木) FSWレーシングコース走行会
ふたつのクラスで走行会を開催します。いずれも台数が少なく走りやすい!
同乗ドラサポもオプションで実施します。

25台限定で走りやすいFSWレーシングコース走行会 >>> こちら

McLaren Free Run in FSW
McLaren車両に限定した走行会 >>> こちら
(McLaren 以外の車両も応相談です)

▼5月21日(日) ワンスマカートレース2023 Rd.2 in CITY KART >>> こちら
5月末で閉業が発表されているシティカートで最後のワンスマカートです。
メモリアルな1日、ぜひみなさんのご参加をお待ちしております。

▼ワンスマ広場トレーニング
入門者から上級者まで全レベル対応、ワンスマの一番人気トレーニングプログラムです。
5月7日(日) >>> こちら

5月12日(金)走り込み系 >>> こちら

5月31日(水) >>> こちら

■□■□■□
 その他のレギュラーイベントも募集中です
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▼FSWと袖ヶ浦で開催する「ドラサポ」 4月の各日程で募集中です。
日程はワンスマホームページのトップページをご確認ください。

▼同乗ドラサポ
各地のサーキットで開催する、同乗ありのドライビングレッスン。
2023年内の、鈴鹿、SUGO、オートポリスでの開催分を募集中です。
年間のスケジュールは こちら からご確認ください。

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 定例プログラムのご案内
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▼1年を通じてドライビングテクニック向上のお手伝いをさせていただく
ワンスマ年間ドラサポ」募集中です。

▼今回のフェラーリチャレンジFSW戦でのコーチングでも大活躍した会員制のワンスマラウンジについて >>> こちら

▼コース攻略やテクニックの解説を500本以上収録している動画チャンネル『ドラアカTV』 月額1,080円(税込)〜で見放題です。

現在2023ver. FSW徹底攻略映像を配信中です。 >>> こちら
既にシケイン~13コーナーくらいまで話が来ました。

ドラアカTV会員様向けのメールの一部を以下に紹介!

↓ ↓ ↓

・13コーナー
施設改修により、ルーキーレーシングのガレージやホテル、そして舗装の変わり目といった、新たな目印が登場。

この変わり目がシケイン脱出時の目印であり、13コーナーにアプローチする入口で、ここで左側についておきます。そして、シケインから13コーナーにかけてロールした姿勢がキープされていることが重要。

また、上り坂なので86クラスならアクセルオフで充分ですし、完全OFFでもありません。切り遅れと止めすぎに注意です。

・GRコーナー
続くGRコーナーと最終コーナーは、走行ラインだけで見てみると実質ダブルヘアピン。

GRコーナー入口の左側の縁石がなくなるところまでは、コース左側にいるようにしましょう。進入時の減速はポストを目印にしますが、縁石手前で左側から離れてしまっていると、ポストを向いて減速することができなくなります。

+++++++++++++++++++++++++++++

花粉が収まって、いまは黄砂に悩まされてますが(笑)
サーキット走る良い季節は一旦、5月くらいまでですから、走行は計画的に!
Posted at 2023/04/11 11:57:04 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2023年04月05日 イイね!

公式戦のレース帯同コーチは結構大変なんです!!

公式戦のレース帯同コーチは結構大変なんです!!春になると色々なレースシーズンも開幕となります。

今年ワンスマはRACING度が高くなっていると感じています。

今までワンスマの各種プログラムを利用されていた方が公式戦のレースに参戦をする方が増えている、、、長くこういったことをやっていると自然な流れなのかもしれませんが、レーシングカーでレースをする公式戦は色々とそのノウハウが必要になってきます。

ドラサポの立場からもそうですが、レースは転戦がキーポイントになります。
レース = 競争ですから、相手と競う前にまずは”そのコースで”自分が一定以上のマシンを操るレベルを確保しなければなりません。

特定のサーキットで特定のシリーズに出ている分にはそのサーキットを走り込み、あとはレースで結果を出すマネージメントが出来ればいいのですが、転戦が絡むシリーズとなると、開催されるサーキットを習得しなければなりません。

いま関わらせて頂いている方はPSCJ(ポルシェカレラカップジャパンの弟分の立ち位置)、フェラーリチャレンジ(今年から立ち上がったJapan Cup)、BMW MINI CUP(M2CS車両)、ロードスター戦(NDで筑波中心の東日本シリーズ)ですから、ロド戦以外は転戦スタイルになります。

レースWEEKは既にやるべきコース習得が出来ていた先にやる事が一杯あるので、事前にどれだけそのサーキットの練習が出来るか?が鍵。

沢山練習できる人とそうでない人の差が大きくならない為に主催者がテスト規制ルール(開催サーキットで出場する車両で〇week前から走行禁止etc)を設ける位だから、その効果は大きい事を逆に物語ってますね。

帯同コーチとしては
こういった事前の練習走行にもついていくし、必要とあらば初サーキットはシミュレータートレーニングを事前にセッティングする事もある。
コースに慣れて、ある程度走れれば、あとはレースWEEKのランプランを計画したりも必要になる、、、

ブレーキローターやパッドのローテーション、使用できるタイヤのセット数、天候など包括的に加味して、メンテナンスサイドや参戦するオーナーさんの経験値が多ければある程度任せて、コーチはドライバーが気持ちよく自信を持って走れる様にプランを構築するだけでいいのですが、こういったエントリー系のレースになると、ドライバーとして公式戦に出る為に必要な準備や段取り、メンテサイドとも連携を取ってのランプラン構築なども付帯してタッチしていったりする必要も出てくるので、コーチとしてドライバーの走りの面を見るだけではない動きになってくる。

走りの面にしても、スポーツ走行でタイムを出すためだけのコーチではなく、予選やレースで起きる事を想定しての意識付け、走行の仕方なども考慮する必要あるし、単発のドラサポとは異なるスタンスでの帯同的包括的なコーチの感覚になっていくと言えます。

慣れているメンテガレージ、慣れているドライバーは本当に楽なんですが、その逆は『レースが何たるか?から始めないといけないのでもう大変!!』(苦笑)

そこは、自分も現役で自分のチームとしてGT3を走らせていて、レース車両をメンテナンスする事、レースWEEKに走らせる事に関しては人に任せている部分として眼が肥えてますからね(笑)

今年、関わらせて頂く方々が安全に楽しく、お金も掛かるスポーツですから、満足していただける活動になる様にサポートしていく所存です。
Posted at 2023/04/05 18:08:35 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2023年04月02日 イイね!

PORSCHE CUPカーにみるタイヤの違い

PORSCHE CUPカーにみるタイヤの違いPORSCHEカップカーは世界で一番ジェントルマンレーサーにとって難しいマシンだと思っています。

ABSが無かった997時代、991時代(前半)は更に難しかったですが、991後期や992が主流の今もなお、それは変わってない。

もう昔の話になりましたが、

2006年~2007年の997初登場のカップカーアジアシリーズ参戦(マカオGP含む)
2007年のスーパーカップ(2回スポット参戦)
2008年、2009年、2010年のアジアシリーズスポット参戦
2011年~2013年のアジアシリーズ参戦(アジアのプロクラスでの日本人初チャンピオンやマカオGPのPP獲得など含め)
などなど、

いまはポルシェ色薄くなりましたが、やっぱり澤とPORSCHEは切り離せないイメージだと思います。

一応、関連するもの張っておきます。

2013年マカオGP PP獲得ラップ車載映像

↓ ↓ ↓



2011年、PCCAチャンピオン獲得の際のAutosport Webさんの記事
>>> こちら

プロDrにとってもPOrSCHEカップカーは鍛えられるクルマなので、CUPカーのドラサポは自分のセンサーが研ぎ澄まされる感覚をいつも感じています。

いま、PORSCHEに限らず欧州系のタイヤメーカーは国内在庫不足でレースに参戦していても使用できるセット数が少なかったり、練習走行の際には他のメーカーのものを使わなければ走行マイレージを確保できない状況になっています。

特に日本のジェントルマンDrの練習量は他よりも多く出来る環境(それが日本のジェントルマンDrのレベルの底上げになっているのは間違いない)なので、タイヤ問題は由々しき状況と言えますね。

991CUPカーも御多分に漏れず、通常は世界共通指定のMICHELINタイヤでレースを戦うのですが今はFALKENタイヤで練習をする人が増えています。

でもこれは色々な副産物があると思っていて、タイヤに合わせた走らせ方、タイヤに合わせたセットアップ、タイヤグリップの変化を感じるセンサーなども同じ個体(マシン)で学べるという事。

タイヤは構造やコンパウンドなどメーカーによってもキャラクターが違うので、MICHELIN用のセットのままでFALKENを走らせるって難しく、大体、そのままFALKEN装着して走らせるとオーバーステア傾向が強くなります。

タイヤのサイズが若干違う事で前後のグリップバランスや車高バランスが変わっているのもあるでしょうし、MICHELINに対してFALKENは構造も柔らかめ、ゴムも柔らかめなので、日本の冬場のように10度以下になるような時はその暖まりの良さ(構造もゴムも柔らかいから当たり前ですが)を活かせるし、一方で連続走行によってタレが早かったり大きかったりするし、エンジンがリアにあるPORSCHEの場合はその傾向もリア寄りになるのでオーバー傾向が強くなる。

夏場の30度以上の中で高荷重高グリップの鈴鹿を走らせるとMICHELINとFALKENの差は顕著、前にFALKENの新品を夏場に同乗走行で下した時があったのですが、ピットアウトしてアウトラップで結構すぐグリップするけど計測1Lap目いいけど、2Lap目に入ったS字1発目では既にオーバーステアが出ていた(リアのグリップダウンが既に始まっていた)という、昔の予選Qタイヤみたいな事が起きていました。

これはMICHELINが良い、FALKENが悪いって事ではなく、タイヤの特性やタイヤの狙いが違うって事なので、タイヤの良い所を活用した走行マネージメント、マシン側のセットアップでバランスを取る等の対策をすると補正できる領域があります。

お互いタイヤに合わせたセットを施した状態で比較すると冬場は1秒以内、暖かくなるとそれ以上、2秒以上になる事もあるかもしれない、というのが経験上の想定タイム(MICHELINのほうが速い)

FSWでMICHELINタイヤだと991後期(2018年以降モデル)はプロが乗って41秒台に入るくらいですが、日本の冬の気温が低い時はMICHELINはタイヤ作動温域から少し外れる傾向があってジェントルマンDrは特にタイヤが温めきれないでタイムが出ないって事が発生する、でもFALKENは日本の冬は温まりの良さを活かして、セットアップさえFALKEN用にしておけばMICHELINの1秒以内くらいのタイム出る可能性がある

概ねセットアップはMICHELINからFALKENにする際はキャンバー起こし気味、スタビ(特にリア)柔らか目、車高はリア低め、、、これはタイヤに限らず車がオーバー傾向だったり、タイヤグリップ自体が低くなる場合の常套手段とも言えますし、逆にFALKENからMICHELINの場合はその逆でタイヤのグリップが増える =    車がアンダー傾向になるという事なのでアンダー対策のセットアップをしていくという事になります。

MICHELINとFALKENでは走らせ方はどう変わるのか?というのはまた改めての機会に、、、これはオーバー目のクルマの走らせ方や、その逆のアンダー目のクルマの走らせ方とも通じる話です。

先日FALKEN用にセットアップした991後期で中古タイヤで44秒9、そのままMICHELINを履かせるとアンダー傾向が強く頑張っても44秒6、でもアンダー対策をしたら43秒6が出て(セットアップで1秒変わる)、これなら新品MICHELINで41秒台が見える範囲になったよね、、、という話になり、だったらプロDrの2秒以内目指すなら43秒後半が目標設定、、、という話になってました。

FALKENなら気温18度以下が推奨で中古なら44秒台、新品なら42秒台ですね。
18度以上になってくると絶対タイムが落ちだし、連続走行でのオーバー傾向も早く強くなっていく。

今回はPORSCHE CUPカーでの話をしましたがロードカーでもタイヤのメーカーや銘柄、サイズを変えると必ずこういった事が起きます。

レーシングカーにスリックタイヤだと大きく、ロードカーにラジアルタイヤならその差は小さいでしょうが、Drのレベルが上がれば上がるほど、その違いの部分をいかに修正して良い所を引き出すか?が勝負ですので、タイヤを上手に使うというのはドライビング面でもセットアップ面でもサーキット走行の命題であるという事はぜひ覚えておいて欲しいですね!
Posted at 2023/04/02 11:14:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
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「これ結構サーキット走行の本質の部分なので書いておきます http://cvw.jp/b/145876/47676762/
何シテル?   04/25 11:24
レーシングドライバー 澤 圭太 1976.8.16生(44歳) 千葉県出身 B型 176cm/68kg 15歳でレーシングカートを始め98年4輪レース...
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6月サーキット業務 本日のドラスー袖森で終了【ドラアカTV新映像 / 7月プログラム】 
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2020/06/28 15:30:31
41歳を迎えて・・・幸せを感じたり素敵な時間の総量について考える毎日。 
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2017/08/17 01:36:34
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