あっと言う間に大晦日です。
2019年ありがとう、2020年宜しく。
ありきたりですが、そんな気持ちです。
年内最後の投稿は「澤圭太の2019年10大ニュース」です。
その前に改めて2019名場面フォトギャラを >>>
こちら
「息子のソフトボールのコーチで張り切り過ぎてコケる!!」
中二の長男は中学の部活で野球、小五の次男は地元の自治会のチームと松戸市の選抜チームでソフトボールをやっています。
朝起きて30分もしないで次男の自治会チームのコーチをしにチームに合流、いきなりベーラン(ベースランニング)で猛ダッシュしたら、1塁手前で”足がもつれて”大スピン!!(笑)、若い時は朝起きていきなりダッシュも問題なかったけど、40歳超えるとちゃんと準備運動しないと脳みそと体がリンクしない時がある。
「お父さんが子供の運動会でコケる」って奴、内心”今年一番ショック”な出来事でした(爆)
「あの人が逮捕される」
レース関係や仕事関係で”逮捕される”って人が知り合いで数人いた1年でした。
たまたま昼のニュースをクルマで移動中に見て、びっくりした1人目の人は”やっぱりな”と言うか、”今まで逮捕されなかったほうが不思議”って感じで、周りの反応も”やっとだね”って感じ、もう一方の人は”そんな事なんでしたの?”って思える人。
前述の人は、これでもうこの業界には居られないから(起訴か不起訴かは別として)、今まで居れた事が不思議なんだけど...スッキリ。
後者の人は最近耳に入った話で、何があったかは詳しく知らないけど、週末の東名高速の下り横浜町田インターと大和トンネルの間で事故る(その原因を作る)人の方が社会に対しての罪は大きいと思える。是非”人間はミスをする動物”なので、”意図的かつ長期的や度重なる”ではない罪をおかした人にはまた次のチャンスが与えられる社会であってほしいと思う。
「コースでぶつかる」
自分お話ではないのですが、沢山のサーキットを走る人を見させて頂いていると、何故そんなスピンした?何故そんな当り方した?ってことが意外と多い。
自分なりに解析したり、その方から映像を見せられると、そもそもサーキットでは過失割合っていう概念が無いけど、走っているもの同士で10:0って言うのは無く、”AがこうしていてBがこうしていれば起きなかった”(避けられた、もしくは被害が大きくならなかった)というモノばかり、一般道より進行方向が一緒で、車以外のモノがコース上にある事がない分、急いで走っても安全な事が多いのだけれど、車両の整備不良や人の意識や技術に”差”が生じやすい、走行会やスポーツ走行は実はレース(競技)よりも危ない場面が多いって事を、身をもって体験し、自分のお客様の車を預かっての走りに反映させているというのが実情。
2020年はその時気づいたり感じたりする事でアクシデントを未然に回避できる人が多くなることを祈るばかりです。
「ABSSA MOTORSPORT設立」
カートは1994年から、4輪レースは1998年からで、25年以上のモータースポーツ / レース活動を続けてきました。F4、F3、GT選手権などの国内レース参戦が第一章、2006年からのアジアやLe Mans 24などの海外レース参戦が第二章とすると、今年自チームを立ち上げる流れとなりブランパンGT ASIAにMcLarenと共に参戦をするのは自分のレースキャリアの第三章がスタートしたと思える1年でした。
本当に色々とキツかったけど(ハートが強くなった 笑)、2020年の活動にそれが活きると信じて、ワンスマ(コーチ)、ドライバー、そしてチーム代表の立場の3本の柱での活動に是非注目して欲しいです。
「Le Mans 24 ロス」
2016年から3年参戦を続けたLe Mans 24h、実は2015年にも現地視察をしていたので4年連続で6月はLe Mans 24 月間だったわけ、だから今年の6月のLe Mansに居ない自分は本当に”Le Mans 24hロス”を体感しました。
AFコルサから発信されるドライバーやチーム関係者向けの資料が間違ってメールで届くなど、より胸がキューンってなる事もあって(笑)
2020年は出場する可能性はまだ低いけど、FSWもオリンピック関連で無いしまた現地の空気を感じに行こうかな?と画策中。
「病気と闘う」
今年は身近な人、一緒に仕事をしていた人など身の回りの大切な人達が病に倒れたり、闘病の末に他界したりと心が引きちぎられる様な事が多かった1年でした。
自分も健康と体力とハートの強さが持ち味だけど、もう若くないので”健康であり続ける為”に、更にもうワンランク意識を上げてやらないといけないな~と思わせてくれた1年でした。
「週に1度の...」
そんな健康問題も意識して、今年は家内からも言われて「週に1度は休みを取る」ことと、「最低でも週に1度は休肝日を設ける」と言うのを実践。
休みと言っても自営業だからメールが来たらすぐ返事が必要なものはするし、電話もなるし...なんだけど、体を休めるとか子供達と遊ぶとか、奥様との時間を大切にするとか、例年以上に出来たことで逆に仕事の集中度が上がったり、色々な意味で効率が上がったり、業績もかえって良かったり。
押すだけでなく引いてみる、って言うのは本当なんだな~と思えた1年でした。
(お酒の話は敢えて書きませんが、ウィスキー中心にしているここ数年、すこぶる調子がいいって位で、休肝日トークについては予想してください 笑)
「新しいチャレンジ。有料映像サービスなど」
Driving Academy TVなるものを春からスタートさせました。
当初の目標だった初年度会員100名には届かなかったけど、映像100本アップは達成し、こういうモノは積み上げ式だから良いコンテンツを作る事と人の目に触れるように工夫する事さえ出来れば、今までワンスマDVDを買ってくれた人よりも更に一回り広い人に伝わるだろうという目論見もありました。
2018年からのたかっかさんとのYoutube 55Driveを通じて、昨今の映像コンテンツ中心のPRを体感し、2020年から本格始動の大人の自動車教習所2.0プロジェクトなどでも「更に広いクルマ好きを増やす活動」にもリンクしていく事業。
2020年はオリンピックイヤーでもあり、ワンスマは反響を頂いている”大人の自動車教習所2.0のプロヂュース”に留まらず、広場トレの驚き計画、ドラアカTVのさらなる充実、FSWが走れない4か月間に向けての「それでも走りたい人向けコンテンツ」を計画中ですよ。
「ワンスマの業績」
2014年から法人化したワンスマ(株式会社ABSSA)は来年2月から7期へと入ります。お陰様で先日の「数字で見るワンスマ2019」投稿の様に、イベント実施数、延べ参加者、私がDriveした車両の数などからも予想できる様に毎年「右肩あがり」で、ワンスマ事業とレース事業(広告費)合わせた法人としての売上も昨年の初の大台から更に上乗せがありそうなのは事実。
袖森FESは30回開催に達成し200名以上参加も、広場トレの定員率も高くなったし、ラウンジ運営も丸5年、袖-1GPも5年目などなど、円熟期に入ってきた感です。
自分個人の収入は大きくは変化してないけど、色々な新しいチャレンジが出来ていたり、携わっているスタッフにちゃんとした報酬が払い続けられていたりって言うのは、なかなかビジネスとして成立しづらいと言われるクルマやサーキット事に携わる身として、対外的にも健全かつちゃんとしたレッスン団体、モータースポーツ活動をする企業体であるという事を体現している事となるので大切。
実は資金繰り等も動く金額が大きくなった分大変だったり心配事が増えたりもあったけど、WECを戦っていた過去2年にだいぶ個人でカバーしていた所が、今年は自分個人への役員報酬の未払いが1度もなく1年を終えられたことが、皆様のおかげで財政的にも安定していた事を物語っていると思う。
是非、2020年も安心財政を続けたい(笑)
最後に・・・「レースドライバーだから」
20年以上クルマを速く走らせる事に関連する仕事をさせて貰っているけど、今も尚速く走りたいっていう気持ちは変わらないし、プラスして上手く走らないと、これをアマチュアの皆さんに還元しないと、って気持ちが年々強くなっていると感じます。
良く思うのは、自分はクルマが好きって訳ではなく「クルマを操る = 自分の支配下に100%車を置く」と言う行為が好きなんだろうな~という事、McLarenとの関係が強くなった1年の中で、720S GT3の様なレースカーでレースが出来るのは、SennaやプロストがF-1で戦う姿に憧れてカートを始めた澤青年に今伝えられる事があるとしたら「20年後、君もF-1は行けなかったけどマクラーレンでレースが出来ているんだよ」って教えてあげたい(笑)
そういう意味では様々なロードカーMcLarenをサーキットで走らせられただけに留まらず、SennaやSenna GTRなどスペシャルカーも誰よりも先に”仕事として←これ重要”FSWで走れた事が本当に誇らしかったです。
仕事柄、様々なクルマを様々なシチュエーションで走らせるのは皆さんからしたら”役得”な事でしょうが、だからこそ速く走らせるだけに留まらない「クルマを操る楽しさ、難しさ、そして安全の大切さやハイスピード領域だからこそ伝えられる意義」を2020年もより多くの人に伝えられたらと切に願っています。
2005年夏から続けているみんカラBlogもこの夏から15年目に突入。
みんカラBlogを通じて、Facebook等を通じて澤圭太を知ったり、日頃の活動に注目をしてくれている人が多いと思います。支援者の皆様も先のモデルカー配送で46台を皆さんの元に届けましたが、モデルカーの多さ = 活動に共感してくれる方、支援して下さる方の多さ なので”誇り”です。
改めて関係する皆さんに感謝すると共に、来る2020年も引き続き宜しくお願いします!!の気持ちを新たにする大晦日です。
最後に、2019年の”みんカラ閲覧トップ10投稿”をお知らせします。
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番外編もいくつか紹介!! (澤らしいBlogって事で 笑)
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皆さん、良いお年をお迎えください~!!
レースドライバー / ワンスマ主宰
株式会社ABSSA 代表取締役 / ABSSA MOTORSPORT代表 澤圭太より