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調布市のKAZのブログ一覧

2013年05月29日 イイね!

[BPレガシィ] SI-DRIVEダイヤルが もげた・・・の巻(後編)

[BPレガシィ] SI-DRIVEダイヤルが もげた・・・の巻(後編)BP5Dレガシィ(6速MT)の 外気温度センサの修理が完了 したと思ったら、その直後に今度は SI-DRIVE セレクタのダイヤルが破損した・・・という話の 後編 です。

◎前編は → こちら(症状認識 から 樹脂の破断面確認まで)

SI-DRIVE セレクタの故障をディーラーのサービスフロントに伝達してから、ちょうど2週間が経った日に、再びBPレガシィで東京スバルに行ってみました。自動発券機のボタンを押して整理券を受け取り、ショールームで待機すること5~6分。すぐに番号が呼ばれたので、サービスフロントに向かいました。

2週間前に受付対応いただいた時と同じスタッフが待機しており、当方の顔を見るなり、「SI-DRIVE の件ですね、もう部品は入荷していますので・・・」 と声をかけていただきました。作業予約をしていなかったので、まず 「本日、飛び込みでの作業は対応可能でしょうか?」 と尋ねたところ、「1時間~1時間半ほど お時間をいただければ、作業可能です。」 との回答 → そのまま交換取付をお願いしました。

<ショールームの各テーブルには、こんな案内表示が。さすがは都内有数のメガディーラーか>


いわゆるガラケーで撮影した画像なのでボケピン(ピントがボケている ; ピンぼけ)ですが、「ようこそスバルのお店へ。今月のおいしい紅茶はこちら!!」 と書いてあります。最初はチラ見しかしていなかったので、「キティ(サンリオ・キャラクターのハロー・キティのことね)がどうした?」 「パンケなキティって?」 と不思議に思っていましたが、よく見ると 「パンケーキ・ティー」 だったのね。

# こうしたサービスは、かつてダイハツが 「カフェ・プロジェクト」 と銘打って
# 大々的に全国キャンペーンを実施していたっけ。

文字の区切り位置が分かったところで、今度は 「パンケーキ味?の紅茶って?」 と味の想像を困難に思っていると(ガラケーだけでなく、私本人もボケピンですな)、ドリンクサービスのお伺い係りが私のテーブルにやって来ました → 無難に?ホットコーヒーをいただくことに。

<↓SI-DRIVE のダイヤルを交換してもらっている間、マイチェンしたレガシィや各種オプションカタログを見る>


<↓フォレスター、BRZ、XV、トレジア、レガシィ(MC後)の各OPカタログから、次のイジリのヒントを得たような?>
  

ショールームに目を移すと、エクシーガtS(2012年の限定車)が展示されていました。
今のタイミングで、なぜ?

<↓未登録の新車で価格も応談・・・ということらしい(各々クリックで512×384にやや拡大)>
  

<↓個人的には、こういった部分に目がいってしまいます(これ以上はノーコメントとさせていただきます)>
  

実際の待ち時間は、事前に言われていた1.0h や1.5h もかかること無く、0.7h程度(40分間強)で済みました。恐らく、「少なめの時間を(お客様に対して)告げておきながら、実際には それ以上の作業工数がかかってしまう」 パターンを避け、「少々多めの時間読みをしておいて(お客様には)納得してもらったうえで作業に着手し、実際には可能な限り早めに作業を完了させる」 方が、リスクが少なくて済むのであろう・・・。

<↓作業終了後の引取場所(完成車置き場)にて。ダイヤルの回転操作力も軽く、正常にモード切り替え可能>
  

通常使用中に破損した SI-DRIVE セレクタのダイヤルは、こうして無事に無償交換していただけました。
保証切れとなる前に処置が完了し、まずは一安心です。

今回はサービスフロントのパソコンへのインプット作業が済んでいないため、その日のうちに伝票は発行されませんでしたが、恐らく後日、(ディーラーさんが)落ち着いた頃に打診すれば、延長保証による無償交換した旨の作業伝票を発行していただけるハズです。・・・ので、また機会を見計らってディーラーに行きたいと思います。

<↓自宅にて、モード切り替えの作動具合を再確認(各々クリックで512×384にやや拡大)>
  
  


以上、
  ・外気温度センサの 故障 → 交換
  ・SI-DRIVE セレクタ の ダイヤルの破損 → 交換
の2件について、備忘録を兼ねてブログで紹介しました。

これらは日常での使用中に生じた破損事例ですが、経年劣化による機能喪失の可能性・・・を考えた場合、ゴム系部品(ホースやブーツ類、オイルシール類)、あるいは液状ガスケット類が真っ先に挙げられます。そのため、今度はユーザーである私自身が積極的に、エンジンルームや脚周り(ドライブシャフトブーツやリヤデフのオイルシールなど)の点検を今まで以上に丹念に実施して、交換要否の確認をしてみようと思います。安心して永く乗るために。
Posted at 2013/05/29 01:38:47 | コメント(0) | トラックバック(0) | 【BP5Dレガシィ】 | クルマ
2013年05月25日 イイね!

[エクシーガtS] その後のサウンドクリエーターの巻(86/BRZ用 移植後の家族の反応)

[エクシーガtS] その後のサウンドクリエーターの巻(86/BRZ用 移植後の家族の反応)トヨタ86/スバルBRZ に標準装備されている、吸気系デバイスの ”サウンドクリエーター(R)” を DIY でエクシーガに流用してから、もうすぐ2ヶ月が経とうとしています。

その間、トラブルの発生は一切無く、また実用燃費の低下などといったデメリットも特にありませんが、家族の反応 もチラホラ聞こえてきましたので、ここらで紹介してみたいと思います。

(※ BPレガシィの SI-DRIVE ダイヤル(破損)がまだ直らない ので、
   先にエクシーガtSのサウンドクリエータのネタをアップします。)


今回はズバリ、サウンドクリエーター(R) を移植した際の 「エンジン音」、
具体的には 「吸気音」 にスポットを当てて書いてみます。

   まず最初に  「(1). サウンドクリエーター移植直後の私自身の感想」 を、
   その次に    「(2). 私が高速道路で お試し運転したときの、家族の感想」、
   そして最後に 「(3). 家族が自分で運転したときの感想(私が同乗していない)」
という順番で述べたいと思います。


「(1). サウンドクリエーター移植直後の私自身の感想」
当初の私の感想は、(86/BRZのFA20型エンジンとは異なり)EJ20型エンジンにサンクリ(以下、省略形で記述します)を組み合わせた場合、誰もが期待するような ”澄み切った音” ではなく、残念ながら ”にごり音” がする・・・というものでした。そのときの作業風景を紹介していませんでしたので、以下にその画像を載せます。

<↓サンクリをエクシーガtSのEJ20型エンジンに移植した直後、お試しでホースを直接、耳に当ててみた>


<↓サンクリの出力側に接続したホースを、そのままダイレクトにエンジンルームの外側に出してみる>


<↓そのホースを窓から運転席内に引き込んで、アクセル操作に連動して吸気音が聞けるようにした>


運転席の窓からホースを引き込んだ理由は、
   ・ホースを直接、私の耳に当てて聞けるようにしたい
   ・クルマとして走っていない、アイドリング時の小さな吸気音も聞きたい
   ・アクセル操作(レーシング)したときの音の変化状態を、直接聞きたい
という目的からです。

<↓ブログ掲載用の証拠画像を撮るため、四苦八苦している様子(自分撮りできず、ドアミラーに投影させる)>


<↓顔がモロに写らないように注意しながら、ホースを耳に当てて音を確認してる・・・という画像を狙ったもの>


・・・ああぁ。
何だか 「感想」 というよりも、「撮影裏話」 になってしまいましたので、次にいきます。


「(2). 私が高速道路でお試し運転したときの、家族の感想」
サンクリを移植してから初めて高速道路を走ったとき、これは良いチャンスだと思いました。何のチャンスかというと。

  ・吸気共鳴音が感じられるエンジン回転速度域 [rpm] を特定できる
  ・同じ速度で走っていても、使用するギヤ段(→ 駆動トルク )によって吸気音に差が出るか?
  ・同じ速度であっても、ブースト(→ エンジン負荷 )によって吸気音にどんな差が生じるか?
  ・同じ共鳴域であっても、アクセルをゆっくり開けたときと急踏みしたときで、音の差はどうか?
を確認できると思ったからです。
(※確認結果はこちら → 移植したサウンドクリエーターのパーツレビュー

このときまでには、サンクリ出力からのホースは、すでにバルクヘッドを経由して純正ナビのマイクが搭載される位置に仕込んであります。

<↓純正装着部品に手を加えず、目立たず、しかもドライバーの耳に近い位置にホースを引き込みできた>
  

サンクリの効果を確認する際、「アクセルを素早く深く踏み込む」 操作を繰り返し行ったものだから、ブーストがドーンとかかったときのパルス的な(良く言えばビートの効いた、悪く言えば下品な)吸気共鳴音が室内に届きました。その時の家族の素直な感想は・・・と言うと。

  ・家族1 : 「風邪を引いたクラスメートが、鼻をブーン!と かんでいる時みたいな音 だよ!」
  ・家族2 : 「まるで オナラみたいな音 じゃないの! こんな音を聞くために苦労して移植したの?」

散々な言われ方である。そこまで言わなくても・・・。
でもまぁ、これが (クルマに詳しくない)フツーの人たちの素直な感想 なんだな、と思いました。恐らく世界初!かつ世界唯一!の 私のアイディアを具現化した希少なクルマですが、事実は事実として受け止めることにしました。

と・こ・ろ・が!
それから1ヶ月少々経つと、家族の評価が180度、変わったのです!


「(3). 家族が自分で運転したときの感想(私が同乗していない)」
家族が買い物や送迎など、街中をごくフツーに走る場面を何度か繰り返したあとのこと。
思うところあってか、私に対して次のように話を切り出してきました。

  ・家族2 : 「最近、運転席から ”妖精が出てくるときの音” が聞こえるの!」
        「どこから 妖精の音 を出しているの?」

私はピーンときました。
その 「妖精の音」 もサンクリの効果だよ、と家族に説明すると、驚きながらも納得していた様子でした。

前述の高速道路ではブーストを効かせた走りをしていたが、街中をおとなしく走るぶんには、ターボチャージャのコンプレッサの作動音がサンクリ経由で室内に 「ほんのりと届く」 状態になるため、「妖精が出てくるときの音」 と表現したようです。オナラから妖精に評価が変わった瞬間 です。

その後、私も何か比喩できる表現がないか・・・と考えてみました。
ハッ! そうだ!
これは、「イナズマンのライジンゴーが空を飛ぶときの効果音だ!」 と気づきました。
「ライジンゴー」 と言われても、年配の方々にしか分からないかもしれませんので、参考資料として
私の過去ブログを参照下さい。こちら → ライジンゴーを空想科学する(その1・シャシ&衝突安全編)

      + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + +

このように、「他人がやらないDIYをする者(私)」 と、「(自分で運転はするが)クルマには詳しくない者(家族)」 との間で繰り広げられた出来事の一部を、今回、特別に紹介してみました。知識や経験が異なれば感想も異なって然るべきです。我が家では、このようなバランスの上でカーライフが成り立っているんだな、と再認識した一件でした。

これも、サウンドクリエーターによって もたらされた効果・・・と言えるかもしれません。

<↓構想から実装までオールDIYによる他車種用パーツの流用が、家族にも希少な経験をもたらす結果に>
  
2013年05月23日 イイね!

[BPレガシィ] SI-DRIVEダイヤルが もげた・・・の巻(前編)

[BPレガシィ] SI-DRIVEダイヤルが もげた・・・の巻(前編)BP5Dレガシィの 外気温度センサの修理が完了 したと思ったら、その直後に今度は SI-DRIVE セレクタのダイヤルが破損した・・・という話の紹介(前編)です。

SI-DRIVE セレクタについては、私は通常は S# モードにすることが多く、渋滞(GO-STOPの頻度が高くなるとき) または 高速道路を一定速で走るとき(必要駆動力が小さいとき) に I モードに切り替える、という使い方をしています(S モードを積極的に選択する場面は少ない)。

さてその SI-DRIVE セレクタですが、ここ最近、ダイヤルの動きが渋く なっていました。

より正確に言うと、単に回転方向の動きが渋いだけでなく、ダイヤルを左右のクリック位置まで回転させているにも関わらず、モードが切り替わらない ことがある・・・という症状が出るようになりました。

BPレガシィの場合、S# モードはステアリング上のスイッチでも切り替え操作が可能なため、すぐに困ることは無かったのですが、やはりダイヤルで切り替えできない症状が出るのは本来の姿ではありません。この夏に保証延長(ネクステップ)が切れてしまうことを考えると、早めにディーラーで診てもらった方が良いことは、言うまでもありません。

(※以下の画像は、クリックですべて800×600に拡大します。)

<↓BPレガシィの SI-DRIVE セレクタ周辺の様子。室内は私の好みで赤色で統一している(つもり)>


<↓BPレガシィの SI-DRIVE ダイヤル。左右の回転で、モードが切り替わらない症状に見舞われた>


そこで つい先日(外気温度センサの修理)と同様、何とか時間を取ってディーラーに向かいました。お客様駐車場にクルマを駐め、サービスフロントで受付する前に、例によって症状に再現性があること(→ いつもは症状が出るのに、ディーラーに着いたとたんに症状が出なくなる・・・なんてコトは無いよね)の確認をしようと、SI-DRIVE のダイヤルを回してみたところ。

<↓なな、何と! SI-DRIVE ダイヤルが もげた ではないか! ダイヤルが抜けたのではなく、破損?>


今、この場面で壊れなくたって・・・。_| ̄|○

こ・・・これはマズイ! 
何がマズイかって?

もしもダイヤルが脱落していない状態で、ディーラーのメカニックさんに症状を確認してもらったなら、「明らかな作動不良」 として保証の対象になるハズです。ところがダイヤルそのものが脱落してしまった今、モードが切り替わらないことの説明をしても、「お客様、(モードが切り替わらないのは)お客様がダイヤルを破損させるような使い方をしたからですよ!」 と クレームが却下されてしまう恐れ が出るのでは? と考えたからです。

う~~ん。
困ったぞ。

・・・と思っても始まらないので、サービスフロントに経緯を説明しました。

私     : 「かくかくしかじか。」
フロント : 「わかりました。一応、どうなるか分かりませんが、手続きだけはしてみましょう。」
私     : 「ありがとうございます。クレーム申請していただけるということは、デジカメで当該部
         の画像を撮影した上で、富士重工の本部に申請書類を上げる、ということですね?」
フロント : 「実は画像はすでに撮らせてもらってあります。ただし、申請が通るかどうかは・・・。」
私     : 「わかりました。結果が出るまで、1週間~10日間ほど必要でしょうから、そのころまた来ます。」
フロント : 「お待ちしています。」

上記のような会話をして、いったん家に戻りました。
せっかくなので、もげたダイヤルの 裏側を観察 してみることに。
コレって、スイッチが単に抜けただけではなく、樹脂の部分で破損しているんですよね?

<↓とりあえず、どんな破損状態か調べてみよう。破断面を時計回りにA部→D部の順で観察することに>
  

樹脂の破断面観察は金属のそれと較べると、少々勝手が違うと思いますが、以下、
  ・黄色線は、破断の文様(金属の疲労破壊のストライエーションに相当か)
  ・赤色線は、破断の進む方向
  ・黄色で囲った領域は、特異点あり(凹凸の激しい急な破断、あるいは摺動痕?など)
として考えてみます。

<↓A部の拡大(クリックで800×600に)>          <↓B部の拡大(クリックで800×600に)>
  

<↓C部の拡大(クリックで800×600に)>          <↓D部の拡大(クリックで800×600に)>
  

破断面について、文様(金属疲労破壊のストライエーションに相当?)のピッチ(=並んでいる間隔の粗密)を確認し、進行したと思われる方向の逆をたどると起点にたどり着くハズ。金属の場合は、先に破断した部分はスキマが空く分、摺動によって表面が荒れてしまう(破面が残らない)場合もあること、最終破断部は進展速度が速まるため凹凸が激しくなること・・・を参考に考えると、以下のような破損状況になるかな? と考えています。

<↓樹脂の破断面は金属の破断面と勝手が違うため、推定が多々入っていますが、こんな感じ?>


見た目・・・になりますが、破断の起点と思われる領域 には、異物の混入や樹脂の成型不良は見あたりませんでした(あくまで肉眼で)。

なぜ上記のようなコトをしているのか? というと。
実はこの 「SI-DRIVE ダイヤルが もげた」 のは、つい先日の出来事なのです。
保証(無償交換)が利くかどうか、まだ結果が判明しておらず、現在進行形の話 だからです。
(そこで → 結果を待っている間、自分で出来ることを何かやっておこう、と思いまして。)

# したがって、次回のブログ更新は、事態が進展してからとなります。

(続く)
 ↓

<2013-05-29 追記>
後編をアップしました → こちら
Posted at 2013/05/23 01:07:02 | コメント(3) | トラックバック(0) | 【BP5Dレガシィ】 | クルマ
2013年05月21日 イイね!

[BPレガシィ] (再)外気温度計の故障の巻・・・今度は9℃固定表示→センサ交換

[BPレガシィ] (再)外気温度計の故障の巻・・・今度は9℃固定表示→センサ交換レガシィの外気温度表示が再びフリーズし(→ 常時、9℃の固定表示)、先日ディーラーで修理しましたので、その顛末をお伝えします。

外気温度表示がフリーズしてしまうという症状自体は今回が再発です。前回は-2℃固定になってしまう・・・というもので、このときは何と!統合ユニットやら予備キーやら一式すべてを交換する、という、予想を超えた大がかりな修理でした。

<関連過去ブログ(症状:外気温度表示-2℃固定)>
  ◎(その1) : 故障確認編 は → こちら
  ◎(その2) : 影響波及編 は → こちら
  ◎(その3) : 統合ユニット交換編 は → こちら

私の場合、BPレガシィ純正のマルチインフォメーションメータ(表示項目は複数のパラメーターの中からの選択式となっています)は、「瞬間燃費」 と 「平均燃費」 を表示させることが多いです。冬場は路面の凍結有無を把握するための一助として、外気温度を表示させるのですが、厳寒時を過ぎてからは、もっぱら燃費計として活用しています。

先日、久しぶりに外気温度表示に切り替えたのですが、表示値は9℃。都内で4月の朝の気温としては、ごくフツーの値でしたので、特に気にしませんでした。が、昼間になっても9℃のまま。別の日に試しても9℃のまま。ついでに5月に入っても9℃のまま。

<↓エンジン完全暖機後も、昼夜走行しても、エンジン再起動後も、9℃表示のまま(各々クリックで拡大)>
  

前回の修理 では、「部品代で71,900円、工賃で5,900円、消費税込みで合計 81,690円 もの費用がかかる規模」 であったため、今年の夏に保証延長(ネクステップ)が切れる前に直す必要がある。・・・ということで、何とか時間を作ってディーラーに駆け込みました。

<↓念のため、ディーラーのお客様駐車場でも症状に再現性があることを確認する(各々クリックで拡大)>
  

症状に再現性があること(→ いつもは症状が出るのに、ディーラーに着いたとたんに症状が出なくなる・・・なんてコトは無いよね)の確認を済ませてから、サービスフロントの受付を済ませました。今回は 「まずディーラーのメカニックさんに症状を確認いただき」、「実際の修理はトラブルシューティングの結果が出てから、後日調整する」 という2段構えのつもりでした。

ところが今回は、あっさりと原因がつかめたようで。
サービスフロント : 「KAZさん、以前とは異なり、今回は外気温度センサーの故障が原因でした。」
             「部品を取り寄せておきますので、だいたい1週間くらいしたら、また来て下さい。」

私は仕事の都合上、平日の来店は困難なので、次回来店はまた週末になることを知っての上記発言となったのでした(接客態度として、決して放置されたワケではありませんので、誤解なきよう)。

      + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + +

翌週も何とか時間の都合を付けて、しかしディーラーにたどり着いたときには、作業受付終了直前の時刻となってしまっていました。が、その時間帯の方が逆に 一般のお客様がいない ため、私の車両の修理(外気温度センサーの交換)はすぐに着手いただけました。・・・って、あたかも私が 「一般のお客様」 とは違うような(自虐的?)表現を採りましたが、決して 「マニアックなお客様」 とか、「販売セールス氏がスバルの異車種間の部品互換性について尋ねて来るようなスバヲタ客」 ではございませんので、悪しからず。

<↓受付終了間際でしたが、快く作業いただき、感謝。センサ交換後は正常表示に(各々クリックで拡大)>
  

価格改定がなければ、外気温度センサの本体価格は1,700円程度(税別)と思われますが、今回も保証延長に加入していたおかげで、無償交換で済みました。転ばぬ先の杖、備えあれば憂い無し、ですね。

      + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + +

・・・とか書いていますが、早いもので、このBPレガシィも今年の夏で3回目の車検を迎えます。今度はディーラーでの保証延長プランは適用対象外となりますので、かつてBGレガシィ(DIYで特種用途自動車登録)でそうしていたように、次回からはユーザー車検で通そうと思います(個人的には、そもそも外気温度表示がフリーズするに至ってしまう ”根本原因” をつかんでおきたいところです。2度あることは3度あるかもしれませんので・・・)。

保証延長(ネクステップ)に加入されている方々は、何だか不調かな? と思う症状がある場合には、保証が切れる前に迷わずディーラーに相談されることをお勧めいたします。

以上、ご参考まで。


次のブログ : [BPレガシィ] SI-DRIVEダイヤルが もげた・・・の巻 に続く。
Posted at 2013/05/21 02:10:43 | コメント(1) | トラックバック(0) | 【BP5Dレガシィ】 | クルマ
2013年05月20日 イイね!

[エクシーガtS] 樹脂の曲げ加工の巻(PET樹脂+LED ドアミラーSW照明 Vol.4)

[エクシーガtS] 樹脂の曲げ加工の巻(PET樹脂+LED ドアミラーSW照明 Vol.4)エクシーガ用のドアミラースイッチ照明を自作(透明な汎用PET樹脂に、市販の3連LEDを組み合わせ)した際の、こぼれ話をつづるブログです。今回はその第4話・「樹脂の曲げ加工の巻」 です。

<関連する過去ブログ>
   ◎(Vol1.速報) は          → こちら
   ◎(Vol2.切断加工編の裏話) は → こちら
   ◎(Vol3.費用対効果の巻) は   → こちら
<関連 整備手帳>
   ◎その1(材料選定編) ~ その6(配線&装着 編)


今回のブログは、関連 整備手帳 「Vol4.熱間曲げ加工」 についての補足説明です。
板モノの樹脂は、ホビー用の材質であれば熱間で簡単に曲げることができます。自動車の機能部品に使われているようなスーパーエンプラ(例えば 86/BRZ のAT車に採用されているバキュームポンプのベーンなど)以外なら、ヒーターまたはバーナーを活用することで、ある程度の形に曲げ加工できます。

私はモデラーではありませんが、フィギュアを製作される方々ならば、樹脂(素材)をバーナーで炙(あぶ)って成型加工することもあるのではないか?と想像します。たしか昔、TV東京系列で放映されていた 「TVチャンピオン」 という番組の中でも、そのようなシーンがあったような気がします。

あっ・・・一般的なプラモデルでも、枠材(ゲート手前のランナー部分)を火で炙ってパーツを自作したりしますよね? そういえば私も小学生の頃、戦車のプラモデルで、成型パーツを切り取ったあとのランナーをマッチの火で炙って引き伸ばし、フィギュアに持たせる無線機にくっつける 「アンテナもどきパーツ」 を自作したっけなぁ。

(※以下の画像は、クリックですべて800×600に拡大します。)

<↓今回はヒーターパネルではなく、手持ちのハンディ・ガスバーナーを利用して樹脂を曲げ加工する>


<↓付属スタンドが付いていますが、作業上、火炎を上方に向けたいため、本体を寝かせてセットします>
  

曲げ加工したいPETの板厚は、たかだかt=1.5mmですので、経験上、弱い火力で十分です。

<↓火炎は 「とろ火」 程度で十分。強すぎると透明樹脂が白濁したり、気泡ができたりするので要注意>
  

<↓エクシーガ純正のドアミラースイッチAssyの外形形状にならって、PET樹脂を曲げ加工する>


<↓いよいよ、曲げ加工したい部分を火炎に投入する瞬間。緊張する一瞬です>


今回は球面状に凹ます(3次元的に成形する)のではなく、ほぼ平らに(2次元的に)折り曲げ加工すれば良いので、仮想上の折り曲げ線に沿って樹脂を炙ります。同じ部分をいつまでも火に当てていると良くないので、折り曲げしたい部分の全体をまんべんなく炙っていきます。逆に言うと、折り曲げしたくない部分には火炎を当てない(熱しない)こともポイントです。

<↓樹脂の 裏/表(熱膨張させたい側) を間違えないようにして炙(あぶ)ります>


<↓相手形状に沿って、樹脂を熱間で曲げ加工した瞬間。画像では分かりにくいが、飴のように柔らかい>


<↓曲げ加工の終了後、その形状を FIX させる必要あり。今回は息をフー!と吹けば空冷されて固化する>


ほーら、簡単ですよね。
バーナーを用いて樹脂を熱間曲げ加工する際の、(私なりの)注意点をまとめると次のようになります。

<樹脂の熱間曲げ加工時の注意点>
 (1)火力は強くしすぎない。火力が強いと、樹脂内部や表面に気泡や白濁が起こってしまう。
 (2)R状に曲げる場合、半径の外周側を炙る。樹脂が熱膨張する方をRの外側とするため。
 (3)曲げたい部分のみを熱する。換言すると、曲げなくても良い部分には火を当てない。
 (4)同じ部分のみに火を当て続けない。曲げたい部分全体を、まんべんなく火に当てる。
 (5)成形したあとは、急冷させることでその形状を保持させる。空冷でも水冷でも可。

<↓曲げたあと、樹脂の厚み部分にサイドビューLEDを照射して、操作スイッチ周辺の光り方を確かめる>
  

いかがでしたか?

実際には、画像で紹介したようなハンディバーナーが無くても、たばこ用のライター程度の火力でも曲げ加工は加工だと思います。ただし調理用のガスレンジでは、火炎が同心円状に集中配置されます(→ 樹脂材の曲げたくない部分にも火が当たってしまう)ので、加工には不適だと思います。

ご参考まで。

プロフィール

「今日は器械体操の練習後のスキマ時間で、(以前から仕込んでいた)モンキーRのマフラーのサビ取り確認と、耐熱黒スプレー塗装を行いました。CBRもモンキーRも、出来ることを少しずつ、でも確実にメンテを続けています。」
何シテル?   06/08 18:06
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

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