不定期シリーズのお客様の質問にお答えするも、今回はカーオーディオとは全く関係無い趣味のアマチュア無線のアンテナのお話です。
何度か井川ブログに掲載して、「あれからアンテナの話はどうなったのですか?」という質問を店頭で複数頂きましたので、これまでの経緯と現在の状況をお知らせします。
10月に福岡で滞在している時に住んでいるマンションのベランダに第一電波のX30という144メガと430メガ帯の両方で使えるアンテナを買って来て、144メガ帯で人の交信を聞いていたら久留米市の人の声は聞こえるのに、それよりも近い福岡市南区の人の声が全く聞こえませんでした。
そこでこれはアンテナの横のコンクリートの中に入っている鉄筋の影響で南区側の電波を受けないんだとアンテナの位置を移動したら、今度は南区の電波が入る様になった反面、久留米市からの電波が全く入って来なくなりました。
そこで元々アンテナがあった場所にサガ電子のアローライン(AL-144F)を取り付けたら、これが一番電波を良く受けるのが分かりました。
単純にアンテナの性能だけでなく、コンクリートの中に入っている鉄筋の影響で、電波の出す波長に対して余裕があるアンテナの方が良く飛び・良く受かるのでしょう。
それでもっと電波の入りを良くしようとX30を取り外して・・
X30があった場所にアローラインの別なモデル(AL-144FL)に430メガ対応のオプションを取り付けたらこれが一番入りが良くて、それで更に調子に乗って第一電波の指向性があるアンテナを取り付けて、これで合計3本を切り替えてこれまで交信出来なかった場所まで電波が届く様になりました。
ただしこのベランダは性能の良いアンテナを付けたらそれで電波の飛びが良い訳ではなくて、真ん中のブラックポールのアローラインが一番感度が良い時が60%で、ノーマルのアローラインが30%で、なんと一番高性能の指向性アンテナが良い時は10%程度で、それもあまり変化は無くて、結局このベランダでは性能を発揮出来ないので外して、使わないアンテナは宇部の自宅か福岡店に付ける事にしました。
ただせっかく買った3系統のアンテナが切り替えられるセレクターもー1系統遊んでいるので・・
第一電波のスーパーディスコーンというサガ電子のアローラインに似ていながら少し違う、アマチュア無線だと144メガと430メガ帯に加えて50メガ帯にも対応していて、更に航空無線の118メガ帯の受信にも適しているアンテナを取り付けて、この3本を切り替えて制約のあるマンションのベランダで考えられる最高の能率で送受信出来る様にしました。
航空無線の受信はこれまでした事が無かったのですが、今のアマチュア無線機は機種によっては航空無線の受信が出来て、運良く対応している無線機を買っていたので、「へー、こんな会話をしているんだ。」と、興味深々に聞いています。
今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の作業から、トヨタのシエンタです。
トヨタ純正のナビオーディオを装着した状態で、既にシステムを取り付けて頂いている所からシステムアップを行いました。
フロントドアは方ドア3面のフル防振の施工を行った後にインナープレートを製作して、ピュアディオブランドのZSPーLTD15を取り付けています。
ダッシュにはワイドスタンドを製作して、JU60ツイーターを取り付けて、スピーカーには青いSKY-3のケーブルを使用しています。
ツイーターからピラー内に引き込んでいる細い赤黒のケーブルはピュアディオブランドのSKY-1のケーブルで、Zシリーズのピュアコンの配線にも使われている純銀コート線です。
グローブボックス下には合計10ピース構成のピュアコンを取り付けていて、ピュアコンへつながっているケーブルはSKY-3を使用していて、フロント2WAYではかなり贅沢なシステムとなっています。
今回の追加作業はスピーカーが付いていないリアドアのスライドドアの内張を外して、ツルツルの表面に粗目を付けてからセメントコーティングを行って、リアからのロードノイズの進入を防いで、断熱性も上げました。
Aピラーの内張も取り外して、セメントコーティングを行って、ツイーターへの微細な音の影響を防ぎました。
そして今回の目玉チューンがピュアコインを4桁シリーズ呼んでいる、コンデンサをかなり下の桁まで左右のペアリングを行って、これまで表現出来なかった音を再生出来る様にしたところです。
上一桁を隠していますが、小数点以下は5桁まで正確に測定して、・696を目標にしているところを・69598までコンデンサを選別して来ています。
先ほどが右用のユニットで、こちらは左用で・696が目標に対して、・69608になるコンデンサを探して来ています。
これだけの正確なペアリングを行うにはかなりの時間と多くの数の中からの選別が必要で、音に差が出て来るからこその手間とコストをかけています。
10ピース構成でなおかつ4桁シリーズを使用しているために、高音域はイコライザーはフラットでも十分に綺麗な音が楽しめて、純正ナビを使用しながらもこれまでの「純正ナビだと音はここまでだろう。」という限界を完全に超える事が出来ました。
4桁シリーズのピュアコンは多くのコンデンサから本当にピタッと合う物を探して組み立てているので、取り付けられたお客様からは大変好評を頂いております。
4桁シリーズの適応ツイーターはJU60のの他に、以前発売されていたB&W社のツイーターの2種類に対応しております。
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