
ども、、
えー、本日も、航空機のプラキットと行ってみましょー
ヾ( ̄  ̄ ) 、おー♪、、
旧長谷川製作所(現ハセガワ)の1/72スケール、一式陸攻の初版プラキットであります。
発売時期は、たしか1968年頃だったと記憶しておりますが、特大箱のキットは、いつも模型店の一番上の棚で燦然と輝いており、プラモ少年の憧れの的でありました。
当時の定価は450円、とても小学生の小遣いで買えるようなシロモノではなく、当方が実際に購入できたのは、中坊になってからであります。
また、ハセガワの一式陸攻のプラキットと云うと、特攻機桜花のキット付きと云うイメージが強いのですが、実は、初版では桜花は付いておりませんでした。
中坊になって購入したキットには桜花が付いておりましたが、当方は、どうしても特攻機を作る気になれず、一式陸攻だけを製作したものです。
キットの詳細は、別途
コチラ にアップしましたが、初版は、純粋な攻撃機のキットだったということで、なんか、ちょっと安心しております。
パッケージアートのように、雷撃中の一式陸攻の姿、ほんと、ホレボレしますよねー
( ̄▽ ̄)b
さて、一式陸攻は三菱で開発された長距離攻撃機で、昭和14年10月に初飛行、昭和16年4月(皇紀2601年)に制式採用されました。
発動機は、当時最強だった三菱の火星22型(1,850馬力)を二発搭載、所謂、はまき型胴体の採用によって尾部に20ミリ旋回機関砲を装備、爆弾や魚雷を胴体内に収納することが可能となりました。
また、主翼内インテグラルタンクの採用により、4,000km以上の航続力を誇り、日本の航空技術が世界に誇る、大型双発攻撃機となっております。
ところで、米軍は一式陸攻のことを、被弾に弱くすぐに炎上すると云う意味で、
「ワンショットライター」と呼んでいた、という話が有名ですよねー
しかし、コレは
事実無根の作り話で、96式陸攻と比べてもその生存率は驚異的だったそうです。
戦時中、海軍飛行兵だった会社の大先輩から聞いた話では、96式陸攻との混成攻撃でも一式陸攻の方が被害が少なく、打たれ強いと評判で信頼性も高かったそうです。
特に、後部20ミリ旋回機関砲の威力は絶大で、不用意に近づいてきたグラマン戦闘機を、
「何機も落としてやった、、」って豪語していますた。
「ワンショットライター」という呼び名は、なかなか落ちない一式陸攻に対する、米軍パイロットの“やっかみ(妬み)”から生まれた“ジョーク”だったのでは、とのことでした。
( ̄ー ̄)σ
また、翼の燃料タンク部分には、厚さ2センチほどの板状の生ゴムが貼り付けてあったそうで、少々被弾しても、文献などで言われるように、すぐに火を吹くことは無かったと思われます。
ちなみに、終戦当時、中坊だった当方の親父は、自宅近くの海岸に不時着大破した一式陸攻から、生ゴムを剥がして草履を作ってもらったそうで、モノが無い時代で、みんな大喜びだったとか、
きっと、今の若い人には、信じられない話でしょうねー
(´・ω・`)
さ、そんなわけで、まだまだ雪が続いております。
寒いのは、どーも苦手ですが、、
ま、ぼちぼち行ってみましょー
でわでわ
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Posted at
2012/02/01 19:17:18