
ども、、
えー、本日も、古(いにしえ)の真空管式ラジヲと行ってみましょー
( ̄o ̄ )ノいってみよー!
ということで、
東京芝浦電気(TOSHIBA)の真空管ラジオから
「かなりやQ 5YC-606」であります。
本体カラーが、
明灰青色 と
ブラック、
ペパーミントグリーン、さらに、
ウグイス色、
オフホワイトのモデルをアップしておりますが、今回は、
桜の季節に相応しいw
ピンク色のラジオであります。
発売は
昭和39年(1964年)、当時の定価は
現金正価5300円・
月賦5600円、オールプラ製の本体のサイズは 幅300mm×高130mm×奥120mm程、非常にコンパクトなラジオであります。
(´・ω・`)
フロント前面をクリアパーツで覆ったキャビネットは直線基調のスッキリとしたデザインで、ピンクとホワイトーのツートンカラーも、とても良い雰囲気であります。
(⌒∇⌒)ノ
当時、キャビネットカラーは、各色が用意されていましたが、このピンクのモデルは、販売数がかなり少なかったと思われ、今では、大変な貴重品になってしまいますた。
( ̄▽ ̄)b
そんなわけで、国内オクなどでも滅多に出てこない代物なのですが、今回、偶然にも
米国eBayで格安の出品を発見、当方で落札し、無事に里帰りとなりました。w
(⌒∇⌒)ノ
北米からの出品でしたが、日本国内向け仕様とまったく同一のモデルでありまして、
中南米か
中近東あたりに、当時から輸出されていたのかもしれませんねー
(`・ω・´)
裏板は日本語表記のままで、使用真空管が
12BE6-12BA6-12AV6-35C5-35W4と
110V電源地域に対応させるため、電力増幅管が
35C5真空管に変更されておりました。
出品タイトルに
「dont work(鳴らないw)」とありましたが、ま、かなりやQは、何台も修理しておりますし、きっとなんとかなるだろうと考え、早々に、届いたラジオのレストアと行ってみますた。
一部のコンデンサーは交換済みでしたので簡単なチェックから開始、ところが、
トランスの端子をテスターで触ってみても、スピーカーから
クリック音が聞こえてきませんw
ヾ( ̄  ̄ )
こりわwトランスの断線やなぁー、、と考え、良品のトランスを、テスト用のジャンパー線で仮設してみましたが、やっぱり、ウンともスンとも、モノを言いませんw
あれあれと思って
(´・ω・`)モキュ??、あっちこっちとチェックしまくったところ、まさかの
スピーカー本体の断線でありまして、けっこう珍しい故障でありますた。
( ̄o ̄ )ノ
となると、さあ困ってしまいましたw、かなりやQのスピーカーは小型の楕円形の特殊なモノでして、これの代わりを捜すとなると、現在では、ほぼ入手は不可能なのでありまして、、
( ̄^ ̄)b
かと云って、入手の容易な、工作用の小型丸形スピーカーを、ステーを使って無理やり取付けると云うのも、あまりにも美しくありませんしーw
( ̄ー ̄)σ
ネコ型ロボットのポケット(ジャンクボックスとも云うw)を漁っていたところ、
東芝製無線機の外部スピーカーユニットに、
ほぼ同型のスピーカーが付いてることを発見、早速流用してみますた。
これで無事に音出しに成功、あとは、取り換えられていた
(得体のしれないw)米国製のコンデンサーと、製造時からのペーパーコンデンサーを数個交換、
シャーシのレストアは完了であります。
最後に、キャビネット前部の透明パーツを外して水洗い、少々汚れた筐体をピカールで磨きあげてやって、無事にレストア完了となりますた。
ヾ( ̄0 ̄;ノ
ささ、ということで、意外と
こじろしいw(by山口弁:気ぜわしいの意w)年度初めとなっておりますが、、
ま、ぼちぼちと頑張って行ってみましょー、、
でわでわ、、
( ゚д゚)ノ ジャ、マタ!
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Posted at
2018/04/05 18:32:19