
ども、、
えー、本日も、古(いにしえ)の真空管式ラジヲと行ってみましょー
( ̄o ̄ )ノいってみよー!
ということで、
エルマン(大洋無線工業)の真空管ラジオから、
「HS-75」であります。
発売は昭和28年(1953年)頃、大手メーカー品と比べて残っている資料が極端に少く、今回のセットについても、製造年や当時の定価等は一切不明であります。
( ̄ー ̄)σ
本体の大きさは、
横430mm×高180mm×奥200mm、キャビネットの材質は
ベークライト(フェノール樹脂)、手元でラジオの操作ができる
リモートコントロールスイッチ付の高級ラジオでした。
大きな弧を描いた左側と、直線貴重の右側ダイヤル部分と云う、左右非対称のキャビネットは、なかなか個性的なデザインでして、燦然と輝く
「ELMAN」のエンブレムも良いアクセントであります。
整然と並んだツマミもなかなか良いもので、平面的なデザインが多い国産の真空管ラジオの中で、凹凸の多いキャビネットは、けっこうインパクトがありますよねー
( ̄▽ ̄)b
四個のダイヤルツマミは、左端から電源スイッチ兼音質調整、フォノ(PHONO)切替スイッチ兼ボリューム調整、バンド切り替え、そして、選曲チューナーとなっております。
使用真空管はmT管
(6BE6-6BD6-6AV6-6AR5-5MK9-6ME5マジックアイ)、エルマン自社製の
5インチ・パーマネント・ダイナミックスピーカーを駆動させております。
リモコンは有線でして、本体の電源スイッチと直列に入っており、両方のスイッチでON-OFFが可能でして、旧規格ですけどwイヤフォンジャックも装備されておりますた。
(⌒∇⌒)ノ
最近の
マルチリモコンと比べるとシンプルなものですけど、寝るときに枕元で使ったり、タンスの上のラジオを座ったまま操作できるとあって、大変、重宝したものでしたw
( ̄◇ ̄)♪
ということで、今回もオクで、かなり以前に
格安で入手したのですが、あまりの
ボロさ加減と大きさwに嫌気がさしてしまい、箱のまま納戸の片隅に積んだままとなっていたラジオでありました。
しかし、
トランス式真空管ラジオ サンヨーSS-60 の修理の折、テストのために、どーしても
(5MK9)真空管が必要となり、このラジオを引っ張り出した次第でありましてw
無事にサンヨーSS-60の修理も完了、再び荷造りして仕舞い込むのも
メンドーですし、覚悟をきめてw、そのまま、この
ボロラジオのレストアを決行wとなってしまいました。
普通、この手のラジオのレストアは二日もあれば十分なのですが、今回ばかりは直す処が多くて、結局、満足の行く仕上がりまで二週間以上もかかってしまいますた。
修理箇所は、キャビネット廻りでは、
大きくひび割れてシミだらけの天板と欠けてしまった側面の補修と部分吹付け塗装、一個だけ紛失したダイヤルツマミを、ジャンクボックスから揃ったモノに交換、
シャーシーは、紛失したマジックアイの調達と、断線した出力トランス・劣化したボリュームスイッチと電源スイッチを新品に交換、バリコンと四個も有るパイロットランプのゴムも交換、
ヾ( ̄  ̄ )
さらに、すべてのペーパーコンデンサーと一部の抵抗、電源ケーブルにスピーカーなどのケーブル類の交換、切れたダイヤル糸を新品に張り直し等々となっております。
(`・ω・´)キリッ
最後に動画もアップ、懐かしの楽曲は、例によってAMトランスミッターで飛ばしてやって再現してみますたが、手元のリモコンも快調でして、旧規格のイヤフォンが欲しくなってしまいますよねー
ささ、ということで、九月も始まってしまいますた。
ま、ぼちぼちと、頑張って行ってみましょー
でわでわ、、
※写真はクリックで拡大します。
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Posted at
2019/09/04 23:58:06