
ども、
、
えー、本日も、この連休間に一気にレストアを行った、古(いにしえ)の真空管ラジヲと行ってみましょー
( ̄o ̄ )ノいってみよー!
ということで、
三洋電機(サンヨー)の真空管ラジオから、
「SS-33」であります。
発売は
昭和31年(1956年)、当時の価格は
現金正価6300円、
「バニー」の愛称も付けられており、なかなか洒落たニックネームでありますよねーw
( ̄▽ ̄)b
キャビネットの材質は
ハイインバクトスチロール樹脂、当時最新の射出成型技術を駆使して製造された、一体式プラスチック筐体モデルとして登場いたしました。
サイズは、横約290mm×奥行き約140mm×高さ約160mmと非常にコンパクトで、実際、邪魔にならないちょうど良いサイズでありますよねー。
( ̄ー ̄)σ
AM専用のラジオで、ダイヤルツマミは、下側が電源スイッチ兼ボリューム調整、上側がチューナーとなっており、シンプルに並んだツマミもなかなか良いものであります。
ベージュの筐体にゴールドで縁取されたキャビネットは、斬新で洒落たデザインでありまして、キャラ立ちまくりの造形でありますよねー
(⌒∇⌒)ノ
金色の
「Sanyo」のエンブレムも無闇やたらとに豪華そうで最高で、円形ダイヤルを四角い表示窓で囲ったデザインも、とても良い感じであります。
(`・ω・´)
使用真空管は
mT管(12BE6-12BD6-12AV6-35C5-35W4)、自社製の
5インチ・パーマネント・ダイナミックスピーカーを駆動させております。
(⌒∇⌒)ノ
今回もメルカリで入手、
オリジナルの共箱が残っており、出品者曰く
「電源をいれたらちゃんと聞けました。上部にはキズがあります。」と云う、比較的程度の良い
ジャンクラジオでありました。
と云うことで、早々に到着したラジオのレストアの開始となりましたが、とりあえず、硬くなった電源ケーブルとACラインのコンデンサ等を交換、電源の投入であります。
( ̄o ̄ )ノ
結果、最初から問題なく受信しておりまして、切れたパイロットランプとケーブル、見た目で劣化したペーパーコンデンサーを交換した程度で、あっけなくシャーシのレストアは終了であります、
あとは、
ケーブルの癒着跡が盛大に残ってしまった筐体のレストアですが、まずは、フロントの透明パーツを外して完全分解、換気扇クリーナーで強力洗浄を実施であります。
( ̄◇ ̄)♪
つづいて、400番から初めて1200番くらいのまで耐水ペーパーで、表面の癒着跡をひたすら削り取って行き、最後にピカールで磨きだし、パフ掛けを行って
鏡面仕上げであります。
プラ製の周波数目盛板背面(クリームの部分)はハゲハゲでしたので、ラッカー薄液で古い塗装を剥離、キャラクターフレッシュを吹いて仕上げております
ヾ( ̄  ̄ )
最後に、掠れて薄くなってしまったゴールドのラインに、ちまちまとマスキングを行って、グンゼのゴールドを吹き付けてやり、やっとこさで完成となりますたw
あと、
「S」の部分が破損した金色の「Sanyo」のエンブレムですが、同型のラジオがもう一台ありましたので、そちらから型取りをしてプラリペアで複製してみました。
動画もアップいたしましたが、さすが5インチ大径スピーカーであります、小型ラジオとは思えないほどwとても良い音で鳴っておりますねーw
( ̄◇ ̄)♪
ささ、ということで、こちらでは、やっとこさの梅雨明けでありますけど
ま、ぼちぼちと頑張って行ってみましょー、、
でわでわ、、
※写真はクリックで拡大します。
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Posted at
2020/07/30 21:36:32