
ども、、
えー、本日も古(いにしえ)の艦船キットと行ってみましょー
( ̄ー ̄)まいどー♪
と云うことで、旧ニチモの1/500
重巡洋艦「高雄」の初版キットであります。
発売時期は1961年、
「旧日本海軍連合艦隊、縮尺1/500シリーズ」として発売され、パッケージの
「PLASTIC COLOR MODEL」の表記も時代を感じさせて、とっても素敵ですよねー
赤い三角形のロゴマークはお馴染みですが、丸い旧ロゴマークは懐かしいものがあり、パッケージのデザイン全体も、駄菓子屋テイスト満載の、とても懐かしい雰囲気で最高であります。
(⌒∇⌒)ノ
また、パッケージアートは、
小松崎画伯による緊迫感溢れるもので、水柱の上がる中を猛然と進撃する「高雄」の勇士は、なかなかの傑作だと思います。
ヾ( ̄  ̄ ) ♪
ギミックとして、TKKマブチ03モーター1個と単三電池2本で航行、スイッチは四番砲塔下部に巧みに隠されており、ディスプレイ台と、自分で組み立てる紙製ネームプレートもセットされておりました。
そして、特筆なのは、
金属製ギァボックスによる
二軸スクリュー推進でありまして、これは初版モデルだけの豪華ギミックとなっております。
パッケージアートを一新した1970年代の再販版では、マブチ130モーター1個に直結した一軸スクリュー推進に改修されてしまいましたので、これだけでも貴重な存在であります。
( ̄o ̄ )♪
あと、船体の成型色が、ガンメタリックなのも初版モデルの特徴でして、クルクルと丸められた設計図も、当時のニチモ製キットのお約束でありましたねー
( ̄▽ ̄)b
さて、
重巡洋艦高雄は、帝国海軍の高雄型重巡の一番艦で、1932年(昭和7年)5月31日に竣工いたしました。
( ̄ー ̄)σ
1937年の日中戦争では上海上陸作戦等を支援し、旅順から華北方面で活動、1938年から1939年にかけて近代化改修を行っております。
1941年の太平洋戦争勃発当時は第四戦隊に所属、フィリピン、ルソン島のリンガエン湾上陸作戦(南方作戦)の支援を行い、1942年の初頭はジャワ海で作戦(蘭印作戦)に従事いたしました。
1943年2月、ガダルカナル島からの撤退を支援、その後米艦載機による攻撃(ラバウル空襲)で命中弾2発を受け、内地に回航修理を行い、1944年6月19日、マリアナ沖海戦に参加いたしました。
前衛部隊として戦艦大和と共に戦いましたが、6月24日に無事帰還、7月20日には再びリンガ泊地に進出、10月23日、パラワン島沖で米潜水艦ダーターの雷撃を受け航行不能となりました。
艦尾を損傷しましたが応急修理に成功、11月8日には首尾よくシンガポール湾に避難、そのまま、シンガポール防衛のため同港で残留され、終戦を迎えております。
戦後は、降伏処理に係るシンガポールの人員宿泊連絡拠点(ホテルシップ)として使用され、結局、1946年10月27日、英海軍によってマラッカ海峡で自沈処分されてしまいました。
制式な除籍は1947年5月3日ですが、いずれにしても、終戦後の1946年まで生き抜いた、類稀なる幸運艦でもありますし、ぜひぜひ、海上自衛隊の新造艦を「高雄」で命名してほしいですよねー
ささ、と云うことで、本日は、臨時休業であります。
ま、ぼちぼちと行ってみましょー
でわでわ
※写真はクリックで拡大します。
Posted at 2016/02/22 16:38:45 | |
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