フェラーリチャレンジコーチ @ Singapore GP WEEKが終わりました。
私は居残りで今週はスリランカに移動してスポンサー様のイベント等に参加、23日に帰国の予定。
10月に新たなディーラー様イベント運営が決定したのでその準備などでデスクワークはありますが、少しゆっくり出来るかな~と期待しておりました。
・・・が、突発出張ドラサポが決定したのでそんな事もなさそうです(その件はまた)
今回は初コース(しかも攻略が難しい市街地コース)、いつもは予選前に3時間前後あるプラクティスタイムが45分×1本のみ、車載映像はF-1イベントなので権利の問題で搭載NGだしGPSロガーは周りの高層ビルや高架下&トンネルが点在して綺麗に取れない部分もある・・・など、私が実際2011-2013年の3年間にPCCAで実際ここを走っている経験があっても、なかなか厳しい条件の中でのコーチングでした。
しかし、それらはある程度予想出来ていた事なので、事前にシミュレーターでみっちり走り込み、木曜に到着後のコースWalkを念入りにして、練習走行では想定以上のタイムで走り、予選でもアップデートした走りが出来て表彰台圏内でのレースが期待できる位置からスタート。
しかし初コースって速く走るだけでなく混戦の中を走る、抜きつ抜かれつをするというのも想定がし辛いからアマチュアDrにとっては大変で、スタート後の混乱を抜けて少しポジションを落としてしまったものを元の位置に戻っていくだけで周回を使ってしまったのが残念だった。
それでも、しっかり完走して初コースの決勝レースがどうなるか?を経験しての日曜日の決勝2もスタート後の接触でスピンを喫し最後尾へ、車両へのダメージも足回りに発生しピットインして修理が必要に。
懸命なメカニックの修理で再出走を果たすも周回数が足らずにチェッカーを受けたものの完走扱いにならず・・・というレース内容でした。
予想通り日曜日のレースは荒れたのでそのまま無事に走り切れば、ペース的にも予選以上の速さで走れる状況で表彰台圏内で終えられた内容だっただけに本人もさることながら私も凄く悔しい内容、F-1の表彰台に上がる気持ち良さを味わってほしかったな~と言う結果でした。
速く走れる準備をする、実際に速く走れる様にどんどん走りをアップデートしていく、その上で結果を残す為のレースをする・・・という事も難しさを改めて痛感しました。
F-1サポートレースに出場する、市街地コースでのナイトレースを走るってアマチュアドライバーにとってみたら夢のような話でしょうから、最後までトラブルなく走って欲しかったな~というのが正直な感想です。
今年のフェラーリチャレンジコーチはこれで終了、ニュージーランド、上海(ここだけ他の海外ドライバーのコーチでした)、富士、鈴鹿、そしてシンガポールとやってきましたが、アマチュアクラス(シェルクラス)で表彰台圏内で常に走れる様になったのは格段のレベルアップだし、常日頃の忙しい本業の合間の効果的な練習を積み重ねてきたからこそ、それでもレースは運不運や流れもあるから常にいい結果を出すのは簡単じゃないけどFSWでの今季初表彰台、鈴鹿の連続表彰台、一時は全体トップ快走、シンガポールでのディスアドバンテージを感じさせない確実な走り・・・、素晴らしい1年だったと思います。
来月はいよいよWECでのホームレースFSW戦、今度は私が走る番です。
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Posted at
2018/09/17 14:02:41