袖森フェスティバル 44th / 袖-1GP 2024 Rd.2を無事終えて4月終了。
細田カメラマン撮影の簡易フォトギャラも公開しています。
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今日から5月です。
もう44回もやっているけど、袖ヶ浦FRWが出来てワンスマ聡明期だった我々は前夜に近くのホテルの部屋で試行錯誤の準備をしていたのが懐かしい。
2010年の2月の開催からだと思うので、15年の間、続けられたのは参加される皆さん、協力してくれる時間貸しの団体さん、協力業者さん、そしてサーキットさんと良好な関係が続けられているからこそ、本当に感謝です。
200台を超える集まりになってきて、日が短い時期でも150台前後、実は物価や人件費高騰の煽りは確実にあって、一番良かった時の収支よりは20-30%落ちているんですが、我々が安全に皆さんに満足していただけるコンテンツを提供するのは今の色々なキャパが一杯だと判断し、そこは目を瞑っている部分です。
それでも食券の金額が若干上がったり、参加費も15年前に比べれば最低限の上乗せはさせてもらってますが、これだけの充実コンテンツで1日遊べて20分×2本が19000円、3本が24000円を高いとみるか安いとみるかは人それぞれですが、コースを借りて、スタッフが澤以外の運営チームで12名、MC居て、カメラマン居て、アトラクションや出展の為の協力業者さんが居て、BODYメンテ系チームも通常の労力や時間拘束を考えたらボランティア精神がないと出来ない内容でやってくれてます。
コース代以外に諸経費だけで100万近く掛かってますから、コスト感覚は非常に重要で秋の45thからは若干の値上げをお願いしないといけないかもしれません。
コストを抑える為に走行時間を目に見えづらい形で短くしたり、人を減らす、コンテンツを減らす、、、みたいなマイナスの対策は極力したくない、それはサーキットプログラムならではの安全に直結する部分でもあるからです。
長く続けてこれたのは、ちゃんと募集要項を読んで、正しい申込と準備をして、遅れずに開会式とブリーフィングに参加して、理解した上で安全に走ってくれる方々がいるからこそ、今回も指定した時間に来れなかったり、当日受付して参加費払ったのに、参加義務のあるブリーフィングに居なくてチケットを受取れず、体験走行に参加をお断りした方が居たようです、安全の為には心苦しいのですが当然と言えば当然です。
今回は赤旗も3回出たし、ホワイトラインは減ったけど、窓開けたまま走行していたり、赤旗後の追越などもあったけど、そういうのってコースによって、走行主体によってローカルルールで変わる部分なので難しいのは事実、でも迷ったときは安全な方を選択してほしい、ルールには理由があるので理由を知っていれば判断できるハズ。
今回も赤旗は出るも深刻な事は起きずに安心、意外と走行に慣れている方が赤旗の原因になる事が多いというのはブリーフィングで話した通りですが、サーキット走行はリスクを最小限に抑えようとしてもゼロにはならないので、慣れている人はお手本になる身のこなしをお願いしますね!
自分のターゲットに対して簡素化された走行に特化したプログラムならドライブスルーですね
20分×2本で25Lap位したら、ワンスマライセンス所持なら1万円くらいだし、3本で35Lap位したら14000円くらい、それ以外袖森ライセンスもしくはノーライセンスでもそれぞれ17000円から21000円だから袖フェスに参加するより短時間のサーキット滞在だし、予算に応じて走る量もコントロールできるし、、、
1日で色々と楽しみたい人、走りに特化したい人、それぞれニーズは多岐に渡るので、そのどちらもワンスマでは袖森でやっているというのが強み、全体で見たら、袖フェスの利益率20-30%減はあまり影響がない、との判断でもあります。
袖森は団体様にとってはプラスが一杯あると思いますし、一人では不安、友達と楽しく、、、っていう走る系の人にもフィットしているハズ。
そして、、、
ABSSA MOTORSPORTのAMG GT4のお披露目も今回は重要なコンテンツでした。
所属するGentleman Driverの皆さんにもお集まりいただき、チームウェアや横断幕、車両のラッピングなどもこの日に向けて準備を進めてきましたし、開幕の6月までに昨年から練習走行プランを構築して予定通りに進んでいます、ワンスマは袖森のようなレッスン要素が全くないプログラム、袖-1GPのようにタイムアタック要素のほうが珍しく、どちらかというとアカデミックなドライビングレッスン企画運営団体のイメージが大きいハズです、そういったワンスマの主体であるコンテンツを通じてサーキット走行スキルアップを図り、こうして公式戦、海外主催者が運営するGTカーレースに私が運営するABSSA MOTORSPORTから参戦してくれる、、、というルートが明確になるのは非常に重要ですし、御支援頂ける皆さんにお披露目やデモラン、サーキットサファリやHot Lapを通じて少しでも還元をしていける機会を設ける事もどちらの主宰もしている私にとっては非常に大切な機会でした。
変るところは変えていく新鮮さ、変わらない部分は変わらない安心感、このバランス感覚を持ち合わせてワンスマも袖森系も、そしてABSSA チーム運営も続けていく所存です。
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Posted at
2024/05/01 13:54:07