公式予選をクラス5位で終えたコーチングを担当しているXingさん。
昨日の決勝1は途中まで予選で使ったタイヤで1秒落ち以内でコンスタントに走り、クラス3-4位る好走を見せていたものの、セフティカー後のラスト2Lapでずっと後続についていてブレーキが少しキツくなっていたのに、前が追いついて抜きたくなってしまったらしく、データで見る限りいつもより15Mもブレーキを遅らせて突進(苦笑)
前の車も巻き添えにラスト2LAPでリタイヤという終わり方でした。
私の携帯の翻訳ソフトの履歴には・・・
『レースではタイムを出すのとは違う難しさがあります、安全に集中して日曜日のレースを良い位置からスタートする為のレースと捉えて頑張りましょう』
『予選後にお話したポイントだけ気をつけて走りましょう』
『特にレースは満タンになるし夜の走行はこの週末初で照明で昼間のようだけど距離感とかがズレ易いからブレーキングは気をつけましょう』
『同じクラスのドライバーとだけ戦い、無駄なリスクは最小限にしましょう』
『自分より前の同じクラスのDrは皆1秒以内の僅差です、相手もミスをする可能性が十分あるのでプレッシャーをかけつつチャンスを待ちましょう』
『安全、集中、車を無事に、ミスなく、F-1サポートレース楽しんで!』
・・・という言葉が悲しげに並んでます。。。
でも、走り出してしまったら無線が例えあったとしてもドライバーをラジコンのようにはコントロール出来ませんから仕方ない。
そんな中でも予選からの問題点のいくつかがレースの中で解消されつつある走りだった事も分かりました。
この調子でもしもう一回予選をやったら26秒8ではなく更に1秒以上速い計算。
レベルが最近上がったフェラチャレのアマクラスでは総合トップが21~22秒台、決勝が23~24秒台の所を予選で24~25秒台、決勝は25~26秒台で走らないとアマチュアにとって厳しい市街地レースであっても表彰台獲得圏内を順当に走る事は難しい。
だから少ない走行機会の中でポイントを早く攻略して自分の100%のパフォーマンスに近づけられた人の順になってしまうのが特にアマチュアレース。
決勝の最後の方にタイヤが疲れてきてもタイムが上がってくるような事では満足な成績は残せないのです。
ここは”純粋なスキル”ではなく”自分のスキルをいち早く引き出すスキル”の部分。
今日はこれから決勝2回目が始まります、新品タイヤを全車装着してスタートですがXingさんは昨日の接触のペナルティも受けてほぼ後方からのスタート。
とにかくタイムを出すのは難しい状況なので今日は頭を切り替えて彼の抱えている操作の問題点の中で昨日までは言わずに取っておいた部分を少しレース前にお話して次回10月のFSW-WECのサポートレースの際のフェラチャレでその問題点を意識して走れるように持っていければと思っています。
Xingさんのチームメイトの中国人の方もコーチが必要になりましたので1人出来る人(ワンスマ派遣として)を探しております。。。
Posted at 2016/09/18 15:20:49 | |
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