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澤 圭太のブログ一覧

2017年07月18日 イイね!

WEC Rd.4 ニュル戦のレポート配信【フォトギャラもあり】

WEC Rd.4 ニュル戦のレポート配信【フォトギャラもあり】WECニュル戦から無事に帰国して最初のロード、ワンスマ鈴鹿CCMC同乗ドラサポ実施の為に西へ向かう道中ですが先週のWEC戦レポートを配信致しましたので皆さんにもご紹介したいと思います。

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関係各位

【WEC Rd.4 Nurburgring / Germany】参戦レポート ワンスマ 澤圭太

いつも澤圭太のワンスマ活動、レース活動にご支援頂き誠にありがとうございます。
以下、WEC 第4戦(ドイツ・ニュルブルグリング)の参戦レポートです。
お時間ある時にご査収下さい。

フォトギャラリー: こちら

前回 2017 WEC Rd.3 Le Mans 24h 決勝映像(ダイジェスト): こちら

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【お知らせとご報告】
① WEC FSWラウンド(10月13-15日開催)に向けて7月8日(土)にFSWにてメディア向け記者会見が開催されました。
Autosport WEB >>> こちら
その他「東京中日スポーツ新聞」など

② 先月のWEC Rd.3 Le Mans 24hを経てFORZA!! keita 2017メンバーの皆様、およびパーソナルスポンサー様にレポートが掲載された「SCUDERIA誌」やLe Mans 現地でのお土産品などのGODDSの配送を行いました。

③ ワンスマが運営しているFSWワンスマラウンジの新規協力PR企業様を募集しております。
興味のある方は資料をお送りさせて頂きますのでご連絡をお待ちしております。

④ 10/13~15日に開催される母国レースFSW WEC戦に向けて
新規(追加も可)のパーソナルスポンサー様、およびFORZA!! keitaメンバー様を募集しております。
興味のある方は資料をお送りさせて頂きますのでご連絡をお待ちしております。

⑤ 三栄書房発行のAUTOSPORT誌別冊「ル・マン特集」にて掲載頂きました。

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WEC開幕からの2戦をクラス優勝→3位と連続表彰台獲得、そしてチームも澤自身も2回目に挑戦となるル・マン(Rd.3)でも表彰台は逃したもののクラス5位(WECフル参戦組みではトップフィニッシュ)でシリーズをリードした形で中盤戦、ドイツ/ニュルブルリング(グランプリコース)にやってきたClearwater Racing。

今回でヨーロッパでの開催は最後となり、9月からのメキシコ→USA戦やアジア圏(日本、中国、バーレーン)に向けていい流れを持続したい所。

木曜日のコースWALKや受付、チームMTGを経て金曜日には公式練習がスタート。
まずはオーナーDrのWENG選手が初コースという事で周回を重ねる。
エースDrのMATT選手もマシンバランスチェックと基準タイム出しを実施、その後澤も初コース慣熟も兼ねて走行。
MATT選手が1分59秒台(新品タイヤで57秒台)、澤も中古タイヤで58秒台、WENG選手が中古で2分2秒台。
まずまずの滑り出しだったがマシンバランスが完調ではなくセットアップの再施工が求められる状況。

土曜日の公式練習は午後に行われる予選シミュレーションをMATT選手とWENG選手が、澤は決勝用のバランスチェックを実施。
マシンのリセッティングによってバランスは改善され予選での上位ポジション獲得にも期待が掛かる。
午後の予選はMATT選手が渾身のアタックで1分56秒3で2位、続いてWENG選手も午前の予選シミュレーションでのタイムを上回るタイムを出すものの2分00秒7で2人の平均値タイムで競われる予選はクラス5位で予選通過となった。

日曜日の決勝日、朝はこのWEEK初の雨で、スタートからWETレースになる事が心配されていたがWEC決勝前に行われるサポートレースの時点でスリックタイヤで走行ができる程に回復、スタートDrを担当する澤が決勝グリッドへ車をピットアウトさせる頃にはほぼ完全なドライへとコンディションは戻っていた。

クラス5位からスタートした澤はブロンズDrがドライブする86号車のポルシェを1コーナーで交わして難なくクラス4位へ、続いて同じくブロンズDrがドライブするポルシェを先頭にした2番手争いに加わる。
序盤はタイヤと燃費を温存して様子を見る作戦だが間に入ったもう1台のフェラーリ(シルバーDrがドライブ)がポルシェを果敢に責め立てる、いよいよバトルに持ち込みT2~T4で並走しながら何とかポルシェをパス、それに乗じて澤もラインをクロスさせてポルシェのオーバーテイクに成功しクラス3位へ。
前のフェラーリはバトルでタイヤを酷使した様子でペースが上がらず澤は最終コーナーで加速が鈍ったフェラーリの横に並んでT1で遂にクラス2位へと上がる。

前に出てからは温存していたものをフルに出し切って単独でフルプッシュ!!
先行しているクラストップ走行のアストン(元F-1ドライバー)のP.ラミー選手と30秒以上あった差を地道に削って23秒位の差まで縮めて1回目のPit-inでWENG選手へと交代する。

WENG選手は交代に少し手間取るトラブルがあり15秒ほどロスをしてしまったが予定通りのペースで周回を重ねる(クラス3位走行)、しかしタイヤカスを拾ってコースアウトを喫しグラベルの先のタイヤバリアに軽くヒット、幸いマシンのダメージはほぼなく、コースに復帰し周回を続けるも約45秒のロスでクラス4位へと交代する。

予定より少し早いPit-inでMATT選手のスティントが始まる、1分58-59秒台のGTEプロクラスと遜色ない素晴らしいペースで周回するMATT選手だがクラス3位に挽回するのがやっと、そして再度WENG選手へと交代。

WENGは1回目のスティントの事もあってか慎重に周回を重ねるが一度拾ってしまったタイヤカスが取れずにマシンのバランスが悪化して2分3~6秒のタイムで周回するのがやっと、自身のベストの走りを発揮できずに苦戦をしている模様。
クラス5位に戻ってしまった状態で残り2時間となり澤が再度2回目のスティントが始まる。

1分59秒台での周回で挽回を狙った澤だったがピットアウトした所がプロクラスのアストンと2台のフォードのバトルの真っ只中でアマクラスの車両のタイムに近いスローペースでバトルを延々と続けている状態で抜くに抜けない苦しい状況となる。
前が開けた時にはタイヤも垂れて00秒台キープがやっとという不本意なスティントとなる。

しかしクラス4位の86号車ポルシェに肉薄する位置まで挽回して最後アンカーのMATT選手に全てを託す。
MATT選手はプロクラスをも凌ぐハイペースで周回を重ねクラス4位を走行、しかし中盤の様々なロスが積み重なって出来た差は1LAP分以上あり今日はここまで、6時間の決勝はクラス4位でフィニッシュとなった。

スタートスティントで澤がもっと早い段階でクラス2番手に上がれていれば・・・
ピットでのロスやタイヤカスを拾ってのペースが上がらない症状、コースOFF、プロクラスのバトルに巻き込まれる等が無ければ・・・
タラレバは禁物ですが、もう1台のフェラーリ(54号車)も結果2位でしたがもっと早くポルシェを抜いていれば最後トップとは5秒差だったから勝てるチャンスがあったでしょうし、逆に言うとあそこでポルシェ(77号車)のブロンズドライバーが頑張ったから彼らはクラス優勝が出来たとも言える。
アストンは序盤トップを走行するもダンロップタイヤとのマッチングにロングランの決勝は苦しんでいた模様でクラス3位がやっと。
そう考えると勝てるチャンスが無かった訳ではないし、決勝はフェラーリは安定した速さを発揮していた事を考えると多少のロスがあっても2-3位を獲得できるチャンスは十分にあっただけに残念な結果となった。

優勝したのはドイツが地元となるポルシェ、2位は序盤に澤とバトルを演じた54号車のフェラーリ、そしてシリーズを争うアストンは3位という事で、今回は表彰台を逃す4位でしたが幸運だったのはシリーズを争うアストンともシリーズポイント的には大きく迫られず、8ポイント差でまだシリーズをリードしている状態。
WEC世界選手権に初参加のアジア母体のチームがヨーロッパラウンドを終えてシリーズをリードしているなんて誰が予想しただろうか?
このまま9月のメキシコとUSAラウンドを今回の経験も活かして上手く戦い、我々の本拠地とも言えるFSW(日本)、そして上海に凱旋するべく戦いを続けていく。

レース全体では最高峰のLMP1(ハイブリッド)クラスはこちらも地元のポルシェが底力を見せて横綱レースで1-2フィニッシュとなった。

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澤圭太のコメント:
今回もシルバーストンやスパに続いてヨーロッパの有名なサーキットでのレースが出来る喜びを感じながらの現地入りでした。
いつも通りコースへのアダプトは数LAPで済んで自分の環境アジャスト能力の高さでWENG選手が走行する時間をより確保出来る環境を作れていると思いますし、スタートDrは開幕戦のシルバーストン以来でしたが個人的には納得の走り、頭も使って会心の走りが出来たと思っていています。前半戦を経て、ルマンも経て世界レベルのドライバー達とも技術も意識も対等に戦える感触がより強く感じられています。
9月からはメキシコ、USAとまだまだ知らないサーキットでのレースが続き、チームもWENG選手もディスアドバンテージをどれだけ最小限に留めるか?決勝でのロスの積み重ねを如何に抑えるか?が鍵だと認識してます。私も自分の立場で出来る事でチームに引き続き貢献しながら更に速さも上手さも成長させて行きたいと思います。
現状でシリーズをリードしている事自体、実は驚くべき状況なのかもしれませんが、序盤は本当にチームは良いレースをしてきたからの結果で、このままこの調子を持続すれば本当にチャンピオンも夢ではないと思っています。
その為にも次の北米2連戦はチームの今年を占う意味でも非常に大切でどんな形で自分たちのディスアドバンテージが無くなるアジア決戦に戻って来れるか?是非注目をしていただきたいです。
ネットやTVでも遠く日本から応援してくださった皆さん、本当に応援ありがとうございましたっ!!
引き続きご支援のほど宜しくお願いいたします、ありがとうございました。

生涯成績(1994~1997のカートレースは除く)
澤圭太4輪レース公式戦生涯成績
全177戦出場、表彰台73回、優勝回数21回、PP獲得10回、ファステストラップ4回
(表彰台獲得率41.2%、優勝勝率11.9%)
参考サイト >>> https://www.driverdb.com/drivers/keita-sawa/

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露出関係:
FIA WEC >>> こちら

8月15日BS-NHKでのルマンの特別番組放送が予定されていて澤も出演予定です。
(追って詳細はご案内させて頂きます)

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2017年協賛スポンサー様:
2017年の澤圭太のレース活動は以下の企業様にご支援によって実現しております。
(順不同・敬称略)
Lion Sight ForexTrading
FORZA!! KEITA 2017
冨士森内科クリニック
P.S.C. Starch Products PLC.
T.A.O(ティーエーオー)
延命酢
デュアル・ポイント・システムズ
アップリフトモデルズ
アベ・エキスプレス
藤井工務店
REGARO(レガロ)
東京ベストプラン
Arai HELMET(アライヘルメット)
Djac(ディージャック)
ROCKPORT(ロックポート)

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WEC 2017 レースカレンダー
1-2 April / Prorogue Official test Italy Monza (DONE)
16 April / 6H Silverstone UK (DONE)
06 May / 6H Spa Belgium (DONE)
04 June / Le Mans Test Day (DONE)
17 June /24H Le Mans France(DONE)
16 July / 6H Nurbrugring German(DONE)
03 September / 6H Mexico City Mexico(NEXT)
16 September / 6H Austin U.S.A
15 October / 6H Fuji-Speedway Japan
05 November / 6H ShanghaiChina
18 November / 6H Barhain
(合計9ラウンド)

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以上、最後までお読みいただきありがとうございました。今後共宜しくお願い申し上げます。

株式会社ABSSA 代表取締役 / ワンスマ主宰 / レースドライバー 澤圭太
Posted at 2017/07/19 18:31:30 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
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「これ結構サーキット走行の本質の部分なので書いておきます http://cvw.jp/b/145876/47676762/
何シテル?   04/25 11:24
レーシングドライバー 澤 圭太 1976.8.16生(44歳) 千葉県出身 B型 176cm/68kg 15歳でレーシングカートを始め98年4輪レース...
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