
ども、、
えー、本日も、古(いにしえ)の真空管ラジヲと行ってみましょー
( ̄o ̄ )ノいってみよー!
ということで、
東京芝浦電気(TOSHIBA)の真空管ラジオから
「ピアノラジオ 5MB-56」 であります。
発売は
昭和31年(1956年)、当時の定価は
現金正価9950円(月賦定価10550円)、公務員の初任給が10000円未満の時代ですから、けっこうな高級品と云うことになりますよねー
( ̄▽ ̄)b
ワンタッチ選局機構付のラジオで、
「うぐいす」とか
「かなりや」などの愛称ではなく
「ピアノラジオ」と呼ばれてありました。
(⌒∇⌒)ノ
キャビネットの材質は
プラスチック(ハイインパクトスチール樹脂)、押しボタンがズラーッと並んだキャビネットは個性的なスタイルでして、
キャラ立ちまくりでありますよねー
ボタンを押すと、
予めプリセットした位置にバリコンが回って、
5つの放送局がセットできると云うスグレモノでして、中央で縦に回転する円盤が周波数ダイヤルとなります。
この円盤状のダイヤルを直接回せば、プリセットされた放送局以外も選局可能で、今から60年も前に、アナログでコレを実現してしまうなんて、もうビックリですよねー
使用真空管は
mT管(12BE6-12BD6-12AV6-35C5-25MK15)、自社製の
5インチ・パーマネント・ダイナミックスピーカーを駆動させており、とても良い音で鳴っておりますねー
極初期のトランスレス機と云うこともあってし、少々古めの
(25MK15-12BD6)真空管が使われ、パイロットランプには
ネオン管が採用されておりました。
(⌒∇⌒)ノ
また、アンテナ回りでは、フィリップスから新規技術導入された
フェライトバーアンテナを装備、当時は
「ステックアンテナ」と呼ばれておりました。
( ̄ー ̄)σ
そんなわけで、今回も
メルカリで格安(送料込み1980円)で仕入れたジャンク品から当方でレストア、落としてしまったとかでw筐体がバラバラに割れてしまった
超絶ジャンク品でありました。
プラ製の筐体は、
右側面下部から上部にかけて真っ二つで、破損したパーツは、一応残っておりますけど、天板の一部の破片は紛失しておりました。
( ̄^ ̄)b
ということで、割れた部分は補強を入れて瞬間接着剤で固定、紛失した破片などは、
プラリペアと瞬着パテを駆使してカタチを整えてやりました。
資料的観点から、極力塗装は行いたくないのですが、こうなっては仕方ありませんw、全体にサフェーサーを吹いて、タミヤのブラックとホワイトを吹いてやり、表面を研磨して
鏡面処理でありますw
シャーシは、とりあえず、ACラインのコンデンサと硬くなった電源ケーブルを新品に交換、そのままスイッチを入れてみますたw
( ̄▽ ̄)b
結局、これだけでとても良い音で鳴り始めてくれましたので、残りのペーパーコンデンサーを交換してやって、
半日ほどエーシングの開始であります。
(⌒∇⌒)ノ
しかし、どうやっても、ボリュームが絞り切れません
(´・ω・`)?、完全に
ボリュームスイッチの寿命でありまして、早々に新品のスイッチに交換となりました。
動画の楽曲は、例によって
AMトランスミッターで飛ばしてやって再現、立ち上がりで若干音声が歪んでおりますが、あとはとても良い音でなっておりますねーw
( ̄^ ̄)b
ささ、ということで、師走の街は相変わらずあわただしいですけどw、
ま、ぼちぼち頑張って行ってみましょー、、
でわでわ、、
(=゚ω゚)ノジャ、マタ!!
※写真はクリックで拡大します。( ̄▽ ̄)b
Posted at 2020/12/06 07:50:23 | |
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