
ども、、
えー、本日も、古(いにしえ)の真空管式ラジヲと行ってみましょー
\(d≡b)/ へんし~んっ
ということで、
米国RCAビクター(RCA Victor Co. Inc.)のラジオから、
「Model 65X1」であります。
発売は、終戦直後の
昭和21年(1946年)、チューニングダイヤルとボリュームを左右に配し、大きくRを描いた丸っこい本体は、とてもユニークなデザインでありますよねー
サイズは
幅290mm×奥190mm×高180mm、スリット状のスピーカーグリルも特徴的で、正真正銘のフィフテーズからやってきた、古き良き時代の米国製ラジオであります。
(⌒∇⌒)ノ
筐体は
ベークライト製、最新の射出成型技術で製造された複雑な造形は、所謂(いわゆる)
「MID CENTURY DESIGN」と云われる当時の流行のモデルとなります。
( ̄◇ ̄)♪
使用真空管は
GT管(12SA7-12SK7-12SQ7-50L6GT-35Z5GT)、自社製の
5インチ楕円形・パーマネント・ダイナミックスピーカーを駆動させ、とても良い音でなっております。
「Golden Throat」の名称も誇らしげで、リアボードに貼られた古代ギリシャ彫刻の胸像をあしらった名盤には、チーフエンジニアのサインも入れられ、品質の高さを謳ってりました。
という訳で、今回も国内オクで入手、出品者曰く
「オリジナルは115Vですが100Vでも他の回路部分が正常なら動作します」と云う、鳴るのか鳴らないのか良く判らないw言い回しのラジオでありました。
また、ベークライト製のキャビネットも、大きくヒビ割れて、ボンドで下手くそに接着されておりまして、思った以上に
ボロボロのジャンク品でありますた。
ヾ( ̄  ̄ )
そんなわけで、早々に到着したラジオのレストアですが、シャーシに大きなトラブルもなさそうなので、とりあえず
ACラインのコンデンサと電源ケーブルを交換であります。
そして、恐る恐るスイッチを投入、無事に電源は入りましたけど、
ブーンと云う軽いハム音が響いてくるだけでして、なにも受信していない感じであります。
あらあらと云うことで、改めてテスター片手にチェックでありますが、ふと見ると
(12SA7-12SK7-12SQ7)の三本の真空管が、それぞれ
デタラメな位置に刺さっているではないですくわw
どおりで、
微妙な商品説明だった訳でしてw、真空管を正しい位置に戻してやって、ついでに断線していた
220KΩの抵抗を交換、やっとこさで受信を初めてくれました。
ところが、しばらくすると、
ブッーと云うハム音が強烈に鳴り始めまして、完全に、紙製の
ブロックコンデンサーの寿命の模様であります。
( ̄^ ̄)b
ということで、新しい
コンデンサー二個(47μF+47μF)をラグ板で固定、残りのペーパーコンデンサー数個も新品に交換してやって、とりあえずシャーシのレストアは完了であります。
続いて、大きく割れてしまったキャビネットですが、下手くそな接着部分を一度バラバラにして再接着、瞬着パテでガッチリと固定して表面を均してやりました。
資料的観点から、極力塗装は行いたくないのですが、こうなっては仕方ありません、補修部分にタミヤのブラックをベースにレッドブラウンを軽く吹いて仕上げております。
( ̄▽ ̄)b
厚紙製の裏板はボロボロでしたので、ブラックの化粧ボードから自作、オリジナルのデザインとはかけ離れておりますが、とりあえず、こんなもんでヨシといたしましたw
( ̄◇ ̄)♪
ささ、ということで、やっとこさの土日でありますけどw
ま、ぼちぼち、頑張って行ってみましょー
でわでわ、、
※写真はクリックで拡大します。
Posted at 2022/03/06 01:05:14 | |
トラックバック(0) |
古いラジオ | 音楽/映画/テレビ