
ども、、
えー、、本日も、古(いにしえ)の真空管式ラヂヲと行ってみましょー
( ̄o ̄ )ノいってみよー!
ということで、
ナショナル(松下電器産業)の真空管ラジオから
「DX-365」 であります。
発売は
昭和35年(1960年)、当時の定価は
現金正価8000円・月賦払8500円、公務員の初任給が10000円と云う時代ですから、けっこうな高級品でありました。
使用真空管は
mT管(12BE6-12BA6-12AV6-30A5-35W4)、松下自社製の
4インチ・パーマネント・ダイナミックスピーカーを二個駆動させております。
(⌒∇⌒)ノ
左右にスピーカーを配した堂々とスタイルなのですが、スピーカーが二個付いていると云うだけでして、当然のように
モノラル再生となりますw
(`・ω・´)キリッ
サイズは
幅494mm×高174mm×奥158mm、全幅50センチはあろうかと云う巨大なサイズでして、見栄えは素晴らしいですけど、けっこう邪魔な横幅ではありますよねーw
( ̄ー ̄)σ
フロント全面をクリアパーツで覆ったキャビネットは直線基調のスッキリとしたデザインで、落ち着いたブラックの筐体も、とても良い雰囲気でありますよねー
キャビネットの材質はプラスチック製、スピーカー部分の
「NATIONAL」の
「N」をあしらった
逆三角形のエンブレムも誇らしげで、凝った造りのダイヤルツマミも素敵であります。
四個のダイヤルツマミは、左端から電源スイッチ兼音質調整、ボリューム調整、フォノ(PHONO)切替スイッチ兼バンド切り替え、そして、選曲チューナーとなっております。
(`・ω・´)
そんなわけで、今回も
オクで見つけた格安(1980円)のジャンク品から当方でレストア、酷く汚れて動作も一切不明と云う、
ボロボロのラジオでありました。
( ̄^ ̄)b
開始価格wで入札いたしましたが、さすがに、こんな得体のしれないwボロを欲しがるのはアタシだけだったと見えて、
そのまま当方で落札となりましたw
( ̄ー ̄)σ
と云うことで、早々に到着したラジオのレストア開始でありますが、プラ製の筐体は大きな割れや欠けもなく、クリーニングだけでなんとかなりそうな感じであります。
シャーシは、目視で簡単なチェック、特に問題もなさそうなので、固くなった電源ケーブルとACラインのコンデンサーを新品に交換し電源を投入であります。
(`・ω・´)
とりあえず受信を初めてくれたのですが、しばらくすると、音量が急に小さくなったり、なにげに周波数が飛んでみたりと、安定した受信ができない感じであります。
テスター片手に、残りの劣化したコンデンサーと怪しい抵抗を
順次交換、結局、
12AV6真空管に入っている
抵抗2個(470KΩ・2MΩ)の交換で、音量のフラツキも収まってくれました。
続いて、周波数が飛んでしまう原因は、アンテナ回路に入っているチタンコンデンサの容量抜けでして、こちらは
チタンコンデンサー(455pf)を
中古良品に交換であります。
これで、綺麗に受信を初めてくれましたので、あとは
IFTを455KHzに調整、
半日ほどエーシング(均し運転)を行って無事にレストア終了であります。
( ̄▽ ̄)b
汚れて埃まみれのキャビネットは、透明パーツなどを外して完全分解、換気扇クリナー攻撃の後に、ピカールで磨きだしてパフがけを行って艶を復活、
鏡面処理と行ってみました。
( ゚∀゚)ノ
フロント全面を覆った触るのも嫌なくらいにw
ホコリまみれのサランネットは、落ち着いた感じの、
ベージュ色の丈夫な椅子用キャンパス地で張り替えてやりました。
( ̄ー ̄)σ
最後に動画もアップ、懐かしの楽曲は、例によって
AMトランスミッターで飛ばしてやって再現、さすがのツースピーカーであります、とても良い音で鳴っておりますよねー
ささ、ということで、今週も始まってしまいましたけどw
ま、ぼちぼちと、頑張って行ってみましょー
でわでわ
ヾ((○*´ω`*))ノジ、、
※写真はクリックで拡大します。
Posted at 2025/10/14 21:13:28 | |
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