
ども、、
えー、本日も、古(いにしえ)の真空管式ラジヲと行ってみましょー
( ̄o ̄ )ノいってみよー!
ということで、
松下電器産業(ナショナル)の真空管ラジオから
「EE-345」であります。
発売は
昭和33年(1958年)、国内向けに発売された真空管ラジオ
「UA-345」をベースに、海外向けに手直しされたモデルで、現地販売価格等の詳細は不明となります。
主な輸出先は
北米や
南米・オーストラリア・英国・中近東・南アフリカ等と思われ、背面には
「120V・200V・250V」の
電圧切替えスイッチが追加されておりました。
(⌒∇⌒)ノ
本体サイズは、
幅330mm×奥行120mm×高さ160mm、ワンスピーカーモデルとしては、やや大型のラジオとなりまして、やっぱり邪魔なサイズでありますよねー
( ̄ー ̄)σ
フロント右半分をクリアパーツで覆ったキャビネットは、直線基調のスッキリとしたデザインで、ダークレッドとガンメタのツートンカラーも、無暗にお洒落で最高であります。
(⌒∇⌒)ノ
ダイヤルツマミは、左端から電源スイッチ兼ボリューム調整、バンド・PH切替えスイッチ、チューナーとなっており、整然と並んだツマミもなかなか良いものであります。
( ̄◇ ̄)ノ
クリア部分の、赤い海外向けの
「National」エンブレムや、
「SUPER HET」 の誇らしげな黒文字などなど、とても良いアクセントとなっております。
( ̄o ̄ )ノ
使用真空管は
mT管(12BE6-12BA6-12AV6-50C5-35W4)、松下自社製の
5インチ・パーマネント・ダイナミックスピーカーを駆動させております。
(`・ω・´)
と云うことで、今回も国内オクで入手、全体にホコリまみれで筐体左側上部が割れて、動作も確認できないと云う
超絶ボロボロジャンク品でありました。
( ̄^ ̄)b
、
開始価格の
1100円で入札いたしましたが、さすがに、こんな得体のしれないボロを欲しがるのはアタシだけだったwと見えて、
そのまま当方で落札となりますたw
( ̄◇ ̄)♪
早々に到着したラジオのレストアですが、筐体の割れは天板だけではなくて、フロントのスピーカーグリルにまで及んでおりまして、この辺の修正がメインとなりそうですねー
シャーシは、とりあえず、ACラインのコンデンサと電源ケーブル、
バラバラのパイロットランプの配線を新品に交換、そのままスイッチを入れてみました。
(⌒∇⌒)ノ
しかし、シャーシ右側に
デーンと置かれたw電圧調整用の
巨大ホーロー抵抗が断線しているらしく、電圧切替えスイッチを廻してみても、
ウンとも
スンともモノを言いませんw
そんなわけで、国内では必要ない電圧調整用の回路をバイパスして電源を直結、国内向けの
「UA-345」を参考に電源回りの配線を引直し、残りのペーパーコンデンサーも交換してやりました。
そして、IFTを455KHzに調整、元々が海外向けと云うことありますので、日本の商用電源に合わせて
50C5真空管を
30A5真空管に差し替え、半日ほどエーシングの開始であります。
ちなみに、必要なくなった
円形スイッチと
巨大ホーロー抵抗ですが、コレは之で見た目も珍しいですし、ダミーと云うか飾りとして残してみました。
(`・ω・´)キリッ
続いて、汚れて埃まみれのキャビネットは、完全分解の後換気扇クリーナーで強力洗浄、コードの癒着跡とヒビ割れは、瞬着パテで成形して全体に均してやりました。
( ̄ー ̄)σ
資料的観点から、極力塗装は行いたくないのですが、こうなっては仕方ありませんw、似たような色を調合して全体に吹いてやり、
鏡面処理と行ってみました。w
( ̄o ̄)w
最後に動画もアップ、懐かしの楽曲は、例によって
AMトランスミッターで飛ばしてやって再現してみますたが、とても聞き易い音でありますよねー
( ̄◇ ̄)♪
ささ、ということで、今週も始まってしまいましたけどw
ま、ぼちぼちと頑張って行ってみましょー、、
でわでわ、、
※写真はクリックで拡大します。
Posted at 2023/10/16 22:09:57 | |
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