主な内容は
・マグニチュード(Mw)を暫定値8.8から9.0へ変更。
・海外の観測データより再解析し、3つの破壊が連続的に起きたことを確認。
・これを元に再解析しMwを算出。
・余震活動は極めて活発.
・震度6弱~6強となる余震が発生する可能性も高い
以下引用
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地震情報(地震の活動状況等に関する情報)
平成23年3月13日13時05分 気象庁発表
「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」について、13日12
時55分現在の概要を以下のとおりお知らせします。
*** 地震の規模について ***
今回の地震について、詳細に解析した結果、地震の規模(マグニチュード
)を、8.8から、9.0とします。
外国の地震観測データを用い、本震による震源域の破壊の進行の様子(破
壊過程)を調べたところ、通常より複雑なかたちで3つの巨大な破壊が連続
して発生していることが分かりました。このため再解析した結果、地震の規
模は、マグニチュード9.0であることが分かりました。
なお、今回のような複雑なかたちで破壊した地震は極めて希で、1つめの
巨大な破壊に相当する波形とは異なる通常見られない特殊な地震波形が認め
られ、再調査したところ、これが2つめ、3つめの巨大な破壊に相当するこ
とが判明しました。
(注)ここで示す地震の規模は、CMT解析によるモーメントマグニチュ
ード(Mw)
*** 余震活動の状況及び今後の見通しについて ***
余震は、岩手県沖から茨城県沖の長さ約500KM、幅約200KMの領域で発生し
ています。この領域は、本震の震源域に相当する可能性が高いと考えていま
す。余震は、このような広い領域で発生していることから、過去の地震の事
例から見ても、極めて活発な状況です。また、広い範囲で余震が発生してい
ることから、同じ規模の余震であっても、発生する場所により各地での震度
は大きく異なります。
余震活動は極めて活発な状況で、震度5弱以上となる大きな余震が時々発生
し、場合によって震度6弱~6強となる余震が発生する可能性も高いので警
戒して下さい。
また、大きな余震が発生すると津波が発生する可能性があり、津波警報ま
たは津波注意報を発表する場合がありますので、十分注意して下さい。
地震情報、津波情報等は最新の情報をご覧下さい。
なお、現在発表している情報は気象庁ホームページで公表しております。
http://www.jma.go.jp/jp/quake/quake_sonota_index.html
Posted at 2011/03/13 13:25:58 | |
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