今回の震源から200km以上離れた千葉に住んでいる。M8.8、宮城県北部で震度7の本震時に震度6弱であった。
震度6弱は
立っていることが困難になる。 固定していない家具の大半が移動し、倒れるものもある。ドアが開かなくなることがある。 壁のタイルや窓ガラスが破損、落下することがある。
http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/shindo/kaisetsu.html
というものだ。私が住むあたりも液状化が結構起きている。
だが、非常に大きな被害が出るのは震度6強~7である。
東京はそれほど大きな被害がなく、インフラもかなり維持されていた。鉄道や道路など交通は麻痺したが、被害そのものは少なかった。
それ故、どこか他人事の様な感覚もある。
だが、いずれ東京直下型も起こりうる。震度7に襲われる、その時を考えるとおそろしい。あらゆるインフラはダウンし、建物の被害、火災の発生も相当なものだろう。
いずれ東海・東南海沖地震も起きるだろう。
今回の様な津波が一体を襲う。原発もある。
考えるだけでもおそろしい。
今回で終わりではないことは肝に銘じておきたい。
**
今回、東北沖のプレート境界地震と中越のプレート内地震が連動して起きている。今晩はその両者が立て続けに起きている。こういう事態は想定外で、驚くばかりである。
原発については、福島第1原発1号機は、すでに炉心溶融がおきていて、放射性物質が放出されている。燃料棒が高温1100℃になって冷却水が分解をおこし水素と酸素に分かれてしまう反応が起きている。この水素のための水素爆発が起きており、相当まずい状態である。
冷却手段が失われており、このままでは最悪の事態が起こるため、やむを得ず最終手段とも言える海水の注入を行っている。水蒸気爆発が起こらなければよいのだが。
格納容器がなんとかもっていただけで、全てが設計限界を超えている。この原子炉は放棄するより仕方がない状態だ。
2号機3号機なども冷却ができていない。同じ処置が必要になるかも知れない。
Posted at 2011/03/13 00:17:44 | |
トラックバック(0) |
地震関連 | 日記