
ども、、
えー、本日も、古(いにしえ)の
真空管式ラジヲと行ってみましょー
( ̄o ̄ )ノいってみよー!
ということで、東京芝浦電気の卓上式ツースピーカーラジオ
「かなりやX」 5ZL-649であります。
発売は昭和38年(1963年)、当時の定価は
現金正価6500円・月賦払い6900円、人気の
「かなりやQ」の
2スピーカー版と云った感じでありますよねー
( ̄▽ ̄)b
フロント前面をクリアパーツで覆ったキャビネットは直線基調のスッキリとしたデザインで、モスグリーンとホワイトーのツートンカラーも、とても良い雰囲気であります。
(⌒∇⌒)ノ
左右にスピーカーを配した堂々とスタイルなのですが、スピーカーが二個付いていると云うだけでして、当然のように
モノラル再生となりますw
本体サイズは、
幅430mm×奥行130mm×高さ130mm、、ツースピーカーモデルの中ではかなり小型のサイズとなりまかすが、やっぱり邪魔な横幅ではありますよねーw
( ̄ー ̄)σ
使用真空管は
mT管(12BE6-12BA6-12AV6-30A5-35W4)、東芝自社製の
4インチ・パーマネント・ダイナミックスピーカーを駆動させております。
(`・ω・´)
人気の
「かなりや」シリーズのモデルと云うこともあって、オクなどでは、整備済の美品完動品ともなりますと、平気で諭吉さんクラスで取引されております。
(`・ω・´)
そんなわけで、今回もオクで(骨董屋さんの出品でしたけど)
格安の 2000円少々で入手、キャビネットもわりと綺麗で欠品や割れも無く、安心のw
「動作確認済み」と云う
ジャンク品ありました。
早々に、レストア開始でして、シャーシは目視とテスターでチェック、特に問題もなさそうなので、固くなった電源ケーブルとACラインのコンデンサーを新品に交換、電源の投入であります。
しかし、雑音で放送が聞き取れない状態でありまして、、ま、骨董屋さんの出品物なんて、いつもこんな感じでして、
「動く」とか
「完動品」って云う言葉を真面に信じちゃダメですよねーww
とりあえず、全真空管をチェックしてみたところ、どうやら
中間周波数増幅管(12BA6)が怪しい感じで、いそいそと中古良品に交換、これで、なんとか受信を始めてくれました。
でもでも、なんとなくシックリしませんw、不思議に思いながら調べまくったところ、なんと、アンテナコイルに入っているアンテナ線が
隣の端子に接続されているではありませんくわw
(。・д・)……
妙に新しいアンテナコイルだとは思ってましたけど、多分、過去の修理者が交換した後、間違えて取り付けてしまったのでしょう、、これでは、まともに受信するわけはありませんよねー
( ̄^ ̄)b
あとは、残りのペーパーコンデンサーとパイロットランプ・スピーカーケーブル類を新品に交換、IFTを455KHzに調整してやって、半日ほどエーシングと行ってみますた。
( ̄▽ ̄)b
汚れて埃まみれのキャビネットは、透明パーツなどを外して完全分解、換気扇クリナー攻撃の後に、ピカールで磨きだしてパフがけを行って艶を復活、鏡面処理と行ってみますた。
( ゚∀゚)ノ
最後に動画もアップしましたが、音声に歪みもなく、とても良い音で鳴っていまして、さすが、ツースピーカーと云ったところでありますよねー
( ̄◇ ̄)♪
ささ、ということで、今週も始まってしまいますた。
ま、ぼちぼち、頑張って行ってみましょー
でわでわ、、
※写真はクリックで拡大します。
Posted at 2016/12/05 18:42:19 | |
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