
ども、、
えー、本日も、古(いにしえ)の卓上型ホームラジヲと行ってみましょー
( ̄o ̄ )ノおぉっっー!
ということで、
ナショナル(松下電器産業)のトランジスターラジオから
「T-100D」であります。
発売は
昭和39年(1964年)、主に北米市場で販売されたモデルで、所謂(いわゆる)、
BCLラジオの奔りとも云える、遠距離受信用の高性能ラジオであります。
彼の地向けのパンフレットには、誇らしげに
「International 4band receiver」と謡われておりますが、実際は、
3ッツの受信帯に分けられた短波と中波のツーバンド仕様でありますたw
こんな感じの受信帯表示は、
「香港製 B級 マルチバンドレシーバー」ではお馴染みでありましたが、
当時の北米向けラジオではウケも良かった模様ですねー
( ̄▽ ̄)b
ま、そうは云っても、万人受けする無難なデザインが受けて、当時、けっこうな台数が売れたとみられ、実際、
米国eBayなどでも、頻繁に出品されているラジオであります。
( ̄ー ̄)σ
キャビネットのサイズは
幅343mm×高さ273m×奥行124mm、材質は
プラスチック製ですが、本体の周りには
ビニールレザーが張られ、
無暗やたらと高級そうwなのが最高でありますよねー
お洒落な
メッキフレームに無機質なシルバーとゴールドを組合わせたデザインは秀品で、横一列に並んだダイヤルスケールなど、近代的でモダンな雰囲気でありますよねー
ヾ( ̄  ̄ )
正面に4つ並んだツマミは、左端から電源スイッチ兼音量調整、低音調整、高音調整、そして右端外側がチューニング、内側がチューナー微調整となります。
( ̄◇ ̄)♪
バンドの切替スイッチは右側面のダイヤル式レバーで行いますが、ダイヤルスケール横の
バンド表示窓と連動しており、目的のバンド部分を赤く表示して知らせてくれております。
あと、スピーカーは、自社製の
5インチと
3インチ・パーマネント・ダイナミックスピーカーの二個を駆動させており、少々硬めのとても良い音で鳴っております。
(⌒∇⌒)ノ
使用トランジスターは
(2SA70-2SA70-2SA101-2SA101-2SB173-2SB173-2SB175-2SB174-2SB174)の9石、短波用のアンテナはロッドアンテナではなく、コの字型のピアノ線でありますた。
そんなわけで、今回も国内オクで見つけた
格安のジャンク品から当方でレストア、とりあえず受信してるけどと云う、埃まみれで
ポロポロのラジオでありました。
ヾ( ̄  ̄ )
早々に届いたラジオのレストア開始でありますが、いそいそと単一電池6本でテストを行ったところ、最初からとても良い音で鳴っておりまして、このままでも十分な感じであります。
( ̄o ̄ )ノ
しかし、プラ製の筐体は、
取っ手部分の付け根が盛大に割れて陥没してしまい、回りの
ビニールレザーも破れて大穴が開ていると云う惨状でありました。
ウヒャ━━ヽ(゚Д゚)ノ━━!!!!
そんなわけで、レストア作業は破損したキャビネットの修復がメインとなりまして、とりあえず、中身の
シャーシーやらスピーカーなどをすべて撤去であります。
( ̄▽ ̄)b
続いて、ネジ止めされていたメッキモールやらスピーカーグリル等々を取り外し、クリアパーツの焼き留めを外して、
ビニールレザーをすべて剥がして骨組みだけにしてやりますたw
そして欠けた部分に、2.5mm厚のブラバンをハメ込むような感じで接着、裏からガッチリと補強を入れて隙間を瞬着パテで埋め、カタチを整えてやります。
( ̄ー ̄)σ
あとは、取り扱いが楽チンなビニールレザー生地を格安で取り寄せw、ドライヤーで温めながら張り替えを実施、思っていたよりも、ずっと簡単に張り替えることができますた。
最後に、取り外した装飾類と中身のラジオを元通りに取り付けて完成となりましたが、傷んだ配線ケーブル類は、できるかぎり新品に取替えてやりますた。
ささ、ということで、街はクリスマス気分一色ですけどw
ま、ぼちぼちと、頑張って行ってみましょー
でわでわ、、
( ̄◇ ̄)ノ
※写真はクリックで拡大します。
Posted at 2020/12/21 22:55:58 | |
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