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Yuh_Fazioliのブログ一覧

2019年08月04日 イイね!

 「沼」という言葉を知ったのは、実は割と最近だ。

 一眼レフを買った頃に「レンズ沼」という言葉に出会った。
 カメラ趣味に入ると、いろいろなレンズが欲しくなると。でレンズ集めにはまってしまう。すなわち「レンズ沼」にはまる、と。
 幸い、自分は必要度優先なので、無駄に集めるようなことはあまりない。高価なレンズを使いもしないのに買い集めることは考えられない。

 人には、特に男性には収集癖があることが多い様だ。子供の頃からいろいろなものをコレクションをしていた人がいることだろう。切手集めをした人とか、メンコ、コイン、王冠、瓶牛乳の紙キャップ…。

 おそらくはコレクションすることが繁殖上なにか有利な要素があり遺伝子に刻み込まれている特性で、食料を集めるとか、メスにアピールできるものを集めるとか、なにがしかがあったのだろう。

 ともかくも「沼」にはまる人は多いようだ。

 この所PROTREKの修理で時計のことを調べていたら、とにかくもう非常に多くの人が時計を集めたがっていることに気付いた。安い時計から非常に高価な時計まで様々だが、ヤフオクなど見ると実に沢山の時計が出品され、沢山の人によって入札され、落札されていく。多くの人が「時計沼」にはまっているらしい。

 腕時計は、ちょっと前まで誰もが当たり前に身につけていたもので、ファッション要素もあり、希少性が意図して作られていたりと、いろいろな方法でよりいいもの、より珍しいものへと駆り立てられているらしい。

 自分が時計に求めることは、まず正確に時を刻めること、次に実用的な何かの機能を持っていること。自分の場合は気圧測定にはある程度の重要性がある。温度も測れると助かる。コンパスも、実は結構使っている。PROTREKは自分にとってとても都合のいい時計だ。
 あとはこれに電波時計がついていればカンペキだ。次にある程度のお金を出して買うとすれば、電波ソーラーなPROTREKだろう。

 ただ、ふと見てしまったアナログ機械式時計の世界が魅力的に見えてしまった。
 正確性は今ひとつだし、巻き忘れたりつけて歩いていないとすぐ止まる。どう考えてもクオーツ時計の方が遙かに実用的だ。

 だが、あの精巧なメカニズムには惹かれてしまう。
 高級時計は当然の如く、ごく不便なアナログ時計、しかも手巻きができない自動巻きオンリーのものが多いらしい。

 日本ではクオーツが一般的だが、海外ではアナログ自動巻き時計の需要が高く、日本では発売されていないモデルが作り続けられている。
 セイコー 5は逆輸入で1万円弱から買える。中古ならこの時計が流行した70年代のものが3000~5000円で入手可能だ。
 ただし、自動巻きのみで、秒針を止めて時間を合わせることもできない。
 おおらかな海外で秒単位で何かを求められることもないのだろう。

 しかしながら秒単位が求められるこだわりすぎ帝国日本では、秒針を止める機能が求められる。
 セイコーのブランドの中で、それなりの位置にあったロードマチックというシリーズは、自動巻き・手巻き・秒針制止がついていて非常に多く生産された人気のシリーズだったため、中古の流通量も極めて豊富だ。
 セイコー 5より実用性が高いものが1万円未満で買える。セイコーの秒針制止・手巻き付きアナログ機械式時計なんて高級モデルばかりになっているので手が出ないが、その世界が安価に楽しめるため、非常に魅力的だ。
 セイコー 5と合わせて非常に多くのバリエーションがあり、集めやすく、機械時計沼にはまりやすくなっている。

 ここまでは一般コレクターの話だが、ヲタクになってくると、さらに一段深い。

 風防ガラスを自分で交換したり、磨いたり、さらには自分でムーブメントを分解してメンテナンスする人もいる。
 さすがに生産されていない部品があるが、安価な部品取り時計も豊富で、デットストックの部品なんてものも市場には結構出てくる。
 ジャンクとして出品されているものを幾つか買い、調整・修理をして完動状態にしてコレクションしたり売りに出したりしている人もいる。そういう人は不動品ムーブメントの在庫をじゃらじゃら持っていたりする。

 そう言うのって、楽しそうだなあ……ヒッヒッヒ。

 時計修理技術を身につけたいとは思うが、機械時計はかなり微妙な世界で、身につけるためには失敗を重ねるだろうからコストもかなりかかりそうなので、非常に手を出しにくい。

 目が悪くなってきたので、その点でも難しくなってきた。

 機械式時計を持っても、「沼」にははまらないようにしないと。


追記:
 調べていくと、中国製ムーブメントを使った機械式腕時計でスケルトンになっているものが5000円未満で買えるようだ。
 ごく希にセイコームーブメント使用のものが破格で売られていたこともあるらしい。
 Aliexpressで見ると、多様なものが出ている。
 



Posted at 2019/08/05 00:19:04 | コメント(0) | トラックバック(0) | ひとりごと | 日記
2019年08月04日 イイね!

刺さり穴の補修方法の検討

 上向きの薄い外板に内から外にとがったものが刺さって穴が開いた状態で、あなの周囲が塑性変形し、その周囲に弾性変形がある状態。

 板金屋さんに相談すると、安易にパテで埋めると言ったところがあったが、即サヨウナラ。

 他の板金屋さんでは、溶接で穴を埋めると言っている。

 更に他の板金屋さんでは、溶接で穴を埋めるか、それではひずみが出やすいので穴を開けて裏から鉄板をボンドか何かで貼り付け、穴に鉄板をパッチするという。あとはパテで埋めるという。スポイラーの穴開けでよくやる方法だとか。それでも時間経過で跡が見えてくることが多いとか。

 そこで私はハンダで埋めることを考えた。

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 おそらくボンドパッチ貼り付けは熱の影響が出る。その結果、パテが割れてくるかもしれない。
 ハンダであれば肉痩せがほとんど起こらないし、パテも最小限で済む。
 

 
Posted at 2019/08/04 19:50:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | DIY | 日記
2019年08月04日 イイね!

あぶり出し板金やデントリペア

 まずはよく見かける、ヒートガンやヘアドライヤーによる加熱と冷却スプレーによる急冷でへこみを戻す方法。




 金属の膨張と収縮を利用して、弾性変形をなるべく戻してしまう。
 ステンレスのシンクにお湯を流すと「ボコン!」というのと同じ原理。
 しかし、塑性変形は戻せない。
 要するに、もともと外に出っ張った形をしている所が内側に出っ張っちゃったので、もとに戻すと言うことか。うまく押せば内側から押しても戻るパターンでもあろう。曲がった縁が塑性変形していれば跡が残る。
 平面のへこみは塑性変形しているので戻らない。


 お次はデントリペア。



 デントリペアの考え方は、塑性変形を抑え込むところにある様だ。
 延びた金属を細かく変形させることで伸びを押し込んでしまうのだろう。

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 そしてあぶり出し板金。昔からある技術だが、高張力鋼板の普及で最近再注目されているらしい。




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 この図では凹凸が極端すぎてイメージしにくいので自分で作ってみた。
 おそらくこんな感じ。

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 温度が低いので鉄の性質変化までには至らず、軽微な伸びなら目立たなくなるかもしれない。
 弾性変形をハンマリングによる伸びなく取り除くことができるのが利点なのだろう。
 あとは塑性変形部を処理すれば最小の変形で済むと。

 デントリペアの場合は塑性変形部を細かく変形させて塑性変形の面積を狭めるのだろうと思う。
 



Posted at 2019/08/04 17:40:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | DIY | 日記
2019年08月04日 イイね!

遺伝子編集技術はアメリカと中国が強く牽引




 ヒトの卵にCRISPRを使ってエイズ耐性遺伝子を組み込んで出産なんて倫理的な問題に関わることもやってしまっているけれど、中国のCRISPRをつかった特許の数が、分野によってはアメリカを超えている。

 遺伝子編集技術についても中国の存在感が極めて大きくなっている。

 **

 今から30年ぐらい前に、大前研一が中国に注目すべきだというようなことを言っていたが、それから巨大市場・世界の工場としての中国が注目されるようになり、いまや世界を牽引する技術大国・経済大国の中国になっている。

 世界経済は中国と深くつながっていて、中国が調子を崩せば世界経済に波及する状況。トランプが煽る米中貿易摩擦は世界の頭痛の種だ。

 先週のトランプの中国製品への関税アナウンスが株式の売り、豪ドルの売り、米ドルの売り、円の買いにつながり、世界の株式は暴落、ドル円はFOMC後、109円台に載せたところからこれまでのレンジを割って106円台半ばまで叩き込まれている。
 
 かつての行動経済成長期の日本も、今の中国と似た見方で見られていた。「ジャパンアズナンバーワン」、やがて円が世界の基軸通貨になるとまで言われていた。
 今日では人民元が世界に通用し始めており、基軸通貨化を狙っているとも言われている。商魂たくましく、アメリカ、ロシアなどと同様に元来帝国主義的な中国だけに、世界覇権への布石は次々と打たれているようだ。

 かつて世界の工場と言われたアメリカと日本はその姿を失い、その後は中国が世界の工場と言われているが、人件費高騰の中ベトナムなどへその地位が移りつつある。
 中国は今や技術大国、巨大な消費国だ。



Posted at 2019/08/04 12:55:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | サイエンス | 日記

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