ようやくドラレコミラー取り付け作業に終わりが見えた。
兎に角熱い(暑い)炎天下の作業なので、仕事にならない。陽に当たっていたわけでもない工具が触れないほど暑くなったり、テスターの液晶が真っ黒になって読めなくなったり。
せっかくの休みが無為に過ぎていく感じだ。
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さて、作業の考え方と実作業について、メモ程度で残しておく。
リアカメラ取り付け
ドラレコミラーでは、デジタルルームミラーであるから、車内からの視界と極端に違う状況にはしたくない。そうすると、車内リアウインドウ上側あたりにつけることになる。
配線はトリム内に隠蔽できるが、問題はバック連動で下向きにしたときに、トランクが邪魔で車の直後が見えない問題がある。
ガイドラインで見えないところでも見当をつけるしかないだろう。
バックランプからの分岐
バック検知にはバックランプ配線を使った。わかり易いトランクリッドのコンビネーションランプへの配線から取り、配線ジャバラを通じて車内に引き込んだ。
分岐はハンダ付けの配線テープ巻き。
車内の配線からとった方が楽なので、次からはそうする。
配線は配線用テープを使い、極力純正然とした仕上げにし、トリムの内側を通した。
電源確保
今どきのプッシュスタートの車は常時電源とイグニッション電源で電装品は動いている様で、オーディオなどにアクセサリー電源はないようだ。待機状態で、アクセサリーオン信号によって目覚めるのだろう。
アクセサリー電源は、多くの実践報告がある、ハンドル下部に位置するCASユニットのコネクタの3番からとった。
ATでは使用されていないので、コネクタにコンタクトピンを刺した。
コンタクトピンは手持ちのコネクタ用のものを試してみたが、どれもぴったりではない。そのうち一つが近いので、加工して入れてしまった。
あまり薦められる方法ではないが、きちんと機能している。
常時電源はあまりの暑さで考える気力も無くなり、古い配線テープのネトネトに触るのも嫌になり、結局ヒューズボックスのパワーシートの電源(ヒューズボックスの37番)からエーモンのフリータイプヒューズ電源で取り出した。最大5Aしか取れないが、今後電装品追加時にまた考える。
アースはヒューズボックス横のボルトからとった。T30のトルクス。
アクセサリー電源とアースをリレーの制御用コイルにつなぎ、接点側の片側を常時電源、もう片側を12V→5V電圧コンバーターの+につないだ。またコンバーターのマイナスをアースにつないだ。
これでめでたくアクセサリーオンで動くようになった。
配線の隠蔽
これが非常にめんどくさい。
リアカメラ、バックランプからミラーへの配線、ダッシュ上に設置したGPSからミラーへの配線、電源からミラーへの配線をすべて隠蔽している。
電源などシガーライターからとれば楽だがみっともない上に、E90ではイングニッション電源なので、バックミラー用途には都合が悪い。
トリムの外し方は、多くの方の実践例がネット上に公開されているので、それを参考にすれば何とかなる。
しかし、初めての車で、要領が分からないので作業はおっかなびっくりだ。
天井、ピラー、カーペット等々外しながら通した。
今回はトランクリッドとダッシュボード下でエーモンの配線通しを使った。今までは適当な針金でやっていたが、やはり製品として売っているものはそれなりに使いやすくできている。
当初計画していた案ではセンターコンソールの中にリレーなどを収めるつもりでいたが、あまりに熱くて、難しいセンターコンソール脱着をする気力が湧かず、ダッシュ下に変更し、最低限の配線内容にとどめた。
兎に角暑くて大変だった。
Posted at 2019/08/01 17:21:15 | |
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