自分が社会人になった頃に買った時計が、このCharles Vögeleだ。
この時計を買った、時計や宝飾品を扱うお店が2年前に閉店している。随分時間が過ぎたものだ。
Charles Vögeleは日本の時計ブランドだが、このブランドを展開する株式会社 ティ・エヌ・ノムラのHPにはこのように書いてあった。
Charles Vögele(シャルルホーゲル) は” 時計とはかくあるべきだ” というスイスのデザイナー、ルドルフ・デブルンナーの哲学が集結したブランドです。
株式会社 ティ・エヌ・ノムラは海外ブランドの正規代理店・ブランドライセンシーだ。Charles Vögeleは同社の経験を生かしたオリジナルブランドということになるようだ。
当時、安いクロノグラフが目について買ってみたのだけれど、丈夫でへこたれず、10年程度使ってきた。
電池が切れる頃にPROTREKを買ってしまい、電池交換の費用をおしんでそのまま眠りについていた。
今回電池交換したらまたうごきだしたので、たまには表に連れ出してやろうと思う。
ムーブメントは当然日本製。MORIOKA TOKEI INC.製。とても優秀だ。
これは盛岡時計inc、盛岡セイコーのムーブメントらしい。盛岡セイコーは高級アナログ時計の生産をしているが、安価なクオーツムーブメントを大量生産しているところでもあるそうだ。
セイコーの製品を見ると同じ構成のクロノグラフがあるので、なるほどと思った。ググってみると、ALBA、CURRENTなどのセイコーサブブランドのムーブメントとしても使われているのが分かる。
世界のブランドクオーツ時計でも安価で高精度な日本製のムーブメントがよく使われているらしい。スイス製も使われている。日本製のクオーツ時計が世界を席巻していった後に、機械式だけでは生き残れなくなったスイスでは生き残りをかけて安価なクオーツムーブメントを開発したとか。これがスウォッチにつながる。
そこそこの値段がするものでも、そこらで二千円で売られているものと同じムーブメントが使われていたりするようだ。日本製ムーブメントは非常に安く数百円程度だとか。
クオーツのブランド時計は高いが、ほとんどがケースのデザイン料だ。有名ブランドは儲かって仕方が無い。
私もデザインして売り出そうかな(笑)
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アナログ時計は奥が深く、ムーブメントを自社生産しているところもあれば買っているところもある。
その点セイコーは自社生産で、世界的なブランドでもある。
セイコーの自動巻きは品質と耐久性から世界的に支持されていて、今も大量に生産されている。
もし自分が自動巻きのアナログを買うことがあったら、セイコーを買うかもしれない。
中古なら秒針を止められて手巻きもできるロードマチックが大量に市場に存在する為、安価に入手しやすい。
Posted at 2019/08/03 19:40:28 | |
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