• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

mistbahnのブログ一覧

2008年02月23日 イイね!

「上がりのクルマ」 その4 Ferrari

RCカーF-1→ロードゴーイングカー
と興味が広がった、中学時代(1987~1990)の私。

中学時代に好きだったクルマの話は相当長くなるので、何回かに分けてブログ化する。

S13シルビア、R32スカイラインなどの登場で、日本車が急激に発展した時期であったが、私が当時、一番心奪われていたのはフェラーリであった。

328が現役の時代。
そして、テスタロッサがとにかく人気のあった時代。

F-1の影響もあってのフェラリスタだったのかもしれないが、当時はとにかくフェラーリ好きで、帽子もブルゾンもバスタオルもゴミ箱も皆フェラーリグッズであった。




■288GTO

私が最初にベタ惚れしたのはフェラーリ 288GTOだったと思う。既に絶版車であったが。

F40の前身であり、伝説の稀少なグループBカー。
308~328と同じ文脈のデザインのようで、顔もあからさまにカッコイイし、前後フェンダーもボリュームがありながらも、ピニンファリーナならではの端正・流麗・引き締まり感の絶妙なライン・面構成となっている。
内装も男臭くてカッコイイ。

「GTO」の名を関しているのも、歴史的背景もグッとくる要因がテンコ盛りなクルマである。

中学時代は、288GTOのカンペンケースを使っていたのだが、その筆箱には288GTOの写真を使いながら、「308」と書かれていた。
で、「308」の部分を塗りつぶし、「288GTO」と上書きしていたのを記憶している。




■F40

1987年に、F40が登場する。

コーンズもイケイケだったのか、朝日新聞には紙面をまるまる一面使い、F40のサイドビュー全体をドガンと大きく載せた広告を出していた。
私はその白黒の新聞紙を、大事に、長いこと部屋に貼っていたのを覚えている。

F40の、ある意味ピニンらしくない、また、ある意味フェラーリらしくない形状は、嫌いじゃなかったが、当時の私はとてもカーデザインに関心があったので、何故288GTOの延長デザインではダメだったのか?と、そこまでデザイン的には関心を持てなかったのだが・・・・・

実車と接点を持ってしまったことで、ガツンとやられてしまったのである。

当時、実家の近所にはメイテックという会社の社長宅があった。
メイテックという会社は、新入社員を集めるのに、「鈴鹿でフェラーリを運転させてやる」という派手な手法を取っていた。

で、社長宅は、足車が当時発売されたばかりのメルセデス500SL(R129)と、Z32。
そして車庫には、入れ替わりスーパーカーが・・・・。

ある日、たまたま社長宅前を通ると、ガレージにF40があり、社長の次男と、その友人の方がF40で盛り上がってる最中であった。
フェラリスタな中坊だった私を、快くガレージに誘って頂いて、じっくりとF40を見せて頂いた。

ガツンときた。何もかもに。消火器を積んでいることにも。
運転席に座らせて頂いて、クラッチペダルの強烈な重さに驚いた。

以降、理屈抜きですっかりF40のトリコになってしまったのである。

そのF40は、その一週間後、デート中に炎上した。
定価4500万円ながら2億円で取引されていたF40の炎上は、かなりショッキングなニュースとして、ワイドショーなどで取り上げられまくっていたので、覚えている方も多いのではなかろうか?
車載の消火器は役に立ったワケだ。
結局、炎上したものの、保険で痛手はなかったと聞いた。

F40とともに、鮮烈なデビューを果たしたピレリのP ZEROは、以来20年間、私の憧れとなり、ようやく昨12月に、B4に実装できた(パーツレビュー:PIRELLI PZero Nero

おバカな私は、F40を購入するために「中学3年間でXX万円貯金、高校3年間でXX万円貯金、大学でXX万円貯金・・・」など20年分の貯金計画表を作ったりしたもんだった。




■テスタロッサ

テスタロッサ
「赤い頭」つまり赤いエンジンヘッドを意味する、512BB以来のフェラーリのフラッグシップカー。

田宮のタムテック(1/24RCカー)に採用されたり、次原隆二の「特別交通機動隊 SUPER PATROL」などに登場したり・・・と、中坊の私にもいろんな角度からアピールしてくるクルマだったが、正直、シンプルすぎる顔にピンと来ず(私は中学生時代からリトラがあんまし好きじゃない。288GTOもリトラだけど)、そんなにカッコ良いクルマだとも思っていなかった。

が、これまた、メイテック社長宅で出遭ってしまったのである。

その日のメイテック社長宅は、漆黒のテスタというスーパーカーを置きながら、シャッターは空いたまま無人・・・という無防備っぷりであった。

漆黒のテスタのリアビュー、特に斜め後ろからのアングルは、この世のものとは思えない美しさで、私は2時間ぐらいそこに座って眺めていた(失恋の痛手で凹んでいたところだったのもあって)。

以来、F40とは違った意味で「黒いテスタロッサ」は私の中で特別な位置づけとなった。




メイテック社長はその後も飛ばし続け、BMWの試作スーパーカー Nazca M12(カッコイイ!!!が、残念ながらお目にかかれなかった)なども購入され、社長は名古屋祭りの大名行列で信長役を務めたり・・・・と話題に事欠かなかったが、クルマと競走馬への投資がエスカレートしすぎて、社内クーデターに遭い失脚されたそうだ。
その後、別に会社を造り、ここでまた成功を収め、今も実家の近所に別の大豪邸を立てて住んでいらっしゃる(豪邸の庭には白い石造が並んでいたけど、車庫内は見えない)。




そんなこんなで、「上がりのクルマ」としての候補リストに288GTO、F40、テスタロッサの中からF40をノミネート


以降のフェラーリには全く興味が持てない。
F50のデザインは嫌い。
エンツォは、あれはあれなんだろうが、個人的には何も響かない。
360、430などの内装には萎える。
512TRにはグラリと来たが・・・・。

で、現在は全くフェラリストではない。

そういえば、中学時代は「フェラーリに就職したい」とイタリア語の入門本で簡単な単語を覚えたりもしてたなあ・・・・


・・・・続く。




「上がりのクルマ」連載の目次はこちら
Posted at 2008/02/24 00:26:51 | コメント(0) | トラックバック(1) | 車遍歴 | 日記
2008年02月23日 イイね!

「上がりのクルマ」 その3 F-1

ラジコンがきっかけで興味をもったF-1には中学3年間+α(1997~1990)、かなり夢中になった。
毎号GPX「F1 GrandPrix Express」という雑誌を購入して熟読した。

ホンダの活躍は日本人として嬉しかったが、私はフェラーリ、ゲルハルド・ベルガーのファンだった。

また、デザイナーにも興味があり、ジョン・バーナード、ゴードン・マーレイ、当時新進気鋭のエイドリアン・ニューウェイ、ロリー・バーンなどに憧れたもんだった。

F-1への興味は、当然のようにロード・ゴーイング・カーへの興味にも移って行った。

・・・続く。




「上がりのクルマ」連載の目次はこちら
Posted at 2008/02/23 00:58:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | 車遍歴 | 日記
2008年02月23日 イイね!

「上がりのクルマ」 その2 ラジコン

小5か小6でラジコンを始めた。
オフロードバギー。
1985~1986年。

当時は、私の周辺は皆タミヤで

・貧乏人→ホーネットかグラスホッパー
・やや変人→マイティ・フロッグ、ワイルドワン
・金持ちの腕自慢→FOX(後輪駆動)
・金持ちの保守派→ホットショット(4WD)
・金持ちの買い替え→スーパーショット、ビッグ・ウイッグ

人と被るのがイヤで、更に変人だった私はファイティング・バギーという、当時からしてもかなり旧い絶版モデルを購入した。

見た目はサイコーだったが、旧いモデルなので、苦労した。

・ボディはFRPじゃなくプラスチック。
・ダンパー、スタビなどの社外部品が存在しない。
・変なルブショックのサス。
・モーター・ギアケースがセラミックなのだが、これがよく割れて、その度にメーカーから部品取り寄せ
・550系のモータが入らない(加工してムリヤリ入れたが)
などなど。

小学生エンスーだな。




中学に入る(1987)と、オフロードをやめ、F-1をはじめた。

周囲は、ウイリアムズ・ホンダか、ロータス・ホンダを購入したが、ここでもひねくれ者の私は、それらよりほんの少し旧い「ロードウィザード・F1」を購入(まともなリンク先すら見つけられんかったorz...)。

オンロードは、オフロードよりも機構はシンプルだが、奥が深かった。
ピニオンギアの枚数選択、バックラッシュ、タイヤのトーイン・アウトのシビアな調整がクルマの挙動にモロに表れた。

当時フェラリスタだった私は、「ロードウィザード・F1」をフェラーリカラーに塗り、ドライバーはベルガーとしていた。
フェラーリ化には、更に旧いタミヤの「フェラーリ312」のデカールが役に立った。



ラジコンを通じて、F-1が好きになった。
当時は、ホンダ全盛時代。
ウイリアムズ:ピケ・マンセル・・・のデッドヒートから、マクラーレンMP4/4のセナ・プロスト時代への突入時期だ。
日本で一番F-1が盛り上がっていた時期?


・・・続く。




「上がりのクルマ」連載の目次はこちら
Posted at 2008/02/23 00:49:37 | コメント(1) | トラックバック(1) | 車遍歴 | 日記
2008年02月22日 イイね!

「上がりのクルマ」 その1 序文

以前、友人に「上がりのクルマは何ですか?」と訊かれた。

ここでの「上がり」という表現が適切かは日本語の弱い私にはよくわからないが、つまり、「最終目標として自分が乗りたいクルマ」ということだ。
ここでは現実味のある選択をする必要もなく、「エンツオです」「カレラGTです」「ヴェイロンです」みたいなのも当然あるだろう。


・・・・私に関しては、現在興味のあるクルマなどもいろいろあるけど、「上がり」となってくると、クルマ好きになってから、現在に至るまでの20余年を振り返る必要がある。

最近、「湾岸ミッドナイト」で「10代で知ったものは特別」だと書かれていたが、確かにそれはある。

で、長い長いストーリーになりそう(途中で挫折しそう)だが、書き始めてみよう。




「上がりのクルマ」連載の目次はこちら
Posted at 2008/02/23 00:28:18 | コメント(1) | トラックバック(0) | 車遍歴 | 日記
2007年11月29日 イイね!

アトレー7とジウジアーロ

アトレー7とジウジアーロB4の前に乗っていたのはダイハツのアトレー7(S221G)
1.3Lのコンパクトなミニバンである。

・7人乗りだけどかなり小さい(2585×1310×1265)
なんてったってFR!!ある意味フロントミッドシップ
・デザインが割と好き(フロントのオーバーハングの少なさなんて最高です)

という理由で選んだ。


妻も運転するというのでATにしたのだが、コラムシフトが凄まじく使いづらかった。
結局、妻はほとんど運転しなかったので、B4に買い換えるときはMTで押し切った。

1090[kg]という軽さとは対照的に、剛性感はしっかりあった。
重心の高さが怖いけど、動きはFRらしく、自分にとっては自然なコーナリングをした。
上には伸びないけど、トルク感もあった。

ネガティブだったのはコラムシフトの使いづらさ、トルコンのフィーリング、内装のダサさ。

それでも気に入って乗っていて、B4購入前にいろんなクルマを試乗した後で、「ああ、アトレー7、イケてるな」と思ったもんだった。


アトレー7および、トヨタへのOEMであるスパーキーは不人気だったのか、一世代で消えてしまった。
コンパクトなミニバン(しかもFR)っていいのにな・・・。


つい最近になって、S221アトレー7と同世代の軽のハイゼットとアトレー(S200、S210)が、ジウジアーロのデザインだと知った。

アトレー7は、直接ジウジアーロがデザインしたわけじゃないんだろうけど、基本的にS200アトレーのデザインを踏襲しているので、実はかなりジウジなデザインだったようだ。


他人から「カッコイイね」と言ってもらったことはないアトレー7だが、個人的には好きなデザインだった。
ジウジアーロが絡んでたと知って、少し誇らしい。
Posted at 2007/11/29 23:07:36 | コメント(1) | トラックバック(0) | 車遍歴 | 日記

プロフィール

「HAOC 鈴鹿ツイン。
ベストは1枠目の1分11秒141。

自己ベストはコンマ3秒更新できたケド、絶好のコンディションにも関わらず、目標の1分10秒を叩き出せず残念感炸裂😩

3枠目、4枠目と走りのアジャストは進むのにタイムは11秒5、11秒8とズルズル下がった😓」
何シテル?   11/24 17:43
ビート(PP1)、アコード・ユーロR(CL7)、三菱アイに乗っています。 ビートでのサーキット走行(タイムアタック)とチューニングを続けています。 鈴鹿...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/8 >>

     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      

リンク・クリップ

ワンオフキャンバストップ取り付け 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/10/26 11:43:16
mistbahn motor web 
カテゴリ:目次
2014/05/25 00:53:19
 

愛車一覧

ホンダ ビート ホンダ ビート
タイムアタック用。サーキット専用車。 (自己ベスト) 筑波サーキット TC2000: ...
ホンダ アコード ユーロR ホンダ アコード ユーロR
過去に何回かサーキットで撮影して「カッコイイ!」と思っていたCL7を譲って頂いた。 ア ...
ホンダ シビックタイプR ホンダ シビックタイプR
ストリート用。 ゆっくり運転してもK20Aのフィーリング、ASLAN×SPIRIT車高 ...
三菱 アイ 三菱 アイ
2017.03.07 こさとうさんに非常にリーズナブルな価格で譲って頂いた!   発売当 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation