
ここまでのブログエントリ。
ブログエントリ: 「
【サーキット】【ビート】鈴鹿南コース 2015.07.21 part.1」
ブログエントリ: 「
【サーキット】【ビート】鈴鹿南コース 2015.07.21 part.2 mistbahn 車載動画 1:06.762」
ブログエントリ: 「
【サーキット】【ビート】鈴鹿南コース 2015.07.21 part.3 赤い~のん!?さん 車載動画 1:04.164」
ブログエントリ: 「
【サーキット】【ビート】鈴鹿南コース 2015.07.21 part.4 走行ログ分析 1~2コーナー」
あと、御参考までに、
赤い~のん!?さんの当日ベスト1:04.164の直前Lap、1:04.361の動画もYouTubeにUPさせて頂いております。
■セッティング、環境
気温:32℃、湿度:67%
タイヤ
フロント:Z2☆(サーキット使用3回目)
リア:Z2(サーキット使用5回目)
バネレート
XCoils
フロント:7k
リア:8k + φ19スタビライザー
減衰
フロント:4段戻し
リア:9段戻し
ブレーキ
フロント: WINMAX AP3
リア: ENDLESS Type-Drift EP210TD
L.S.D.: クスコRS 1.5way
ギア: アクティファイナル6.230
■3~4コーナー~S字1つ目
緑: mistbahn(ドライ、1:06.762)
桃: 赤い~のん?さん(mistbahn号をドライブ。1:04.164!!!)
茶: 赤い~のん?さん(mistbahn号をドライブ。1:04.361)
一応、Lap+Correctでの補正はしたのだが、
コース図はGPSの誤差が大きい模様・・・・だが、動画と見比べてもココはこの傾向で合ってる。
赤い~のん!?さんは3コーナー~4コーナー間を「小さく」回れており、にも関わらず、ボトムスピードが高いにも関わらず、4コーナーでクリップに付けることができている。
mistbahnが、3~4コーナー間を奥まで行き過ぎるのは過去の走行でも同じ傾向なのだが、
過去の走行ではそれと引き換えにボトムスピードが他の方々より高かったのが、
今回はボトムスピードも低いため、良いところナシだ。
mistbahn、今回の鈴鹿南では、
「より小さく回って4コーナーでインに付けたい!」という意識はあったのだが、まず、3コーナーへのターンインではオーバーステアに悩まされ・・・
※オーバーステア問題、このLapでは路面コンディションの変化?と減衰調整により?ずいぶんと解消されているが、まだ若干残っている・・・のと、このLap以前のオーバーステア傾向から、ターンインをソフト方向にアジャストした結果、大回りになってしまっている・・・というのは自己解釈(あんまし自信ナシ)
4コーナーの立ち上がり時の膨らみに関して、「アンダーステアに悩まされた」という感覚は全くなかったが、
3コーナーから発生しているオーバーステアが、4コーナーに向けてもアクセルを踏むと立ち上がりオーバーステア傾向に悩まされた。
4コーナーはインに寄せたかったが、イン(左)に寄せたいという思いはありつつも、成り行きで毎回寄せられずにいたのだが・・・・
・・・
「オーバーステアに悩まされた」と書いているものの、
赤い~のん!?さんは同じクルマで、小さく回って、4コーナーでインに寄せれているので、
オーバーステアを誘発しているのはマシンの問題やコースコンディションだけでなく、走り方にも問題があると思う。
最大の原因はステアリングワークだと思うが、果たして?
過去分析ではいつも、
mistbahnはボトムスピードは高いものの、4コーナーがNGとなりがちなので、今回は
mistbahnとしては珍しく、「曲がるようにCP後もブレーキを残して」・・・を心がけてみたのだが、
結果としてリア荷重が抜けてオーバーステアが誘発されたり、次のアクションとしてリアにトラクションをかけられない結果となったのかもしれない・・・・
・・・が、十分に分析、納得、対応策がナイのが現状で、皆様のご見解、アドバイスを頂きたく、お願い致します。
緑: mistbahn(ドライ、1:06.762)
桃: 赤い~のん?さん(mistbahn号をドライブ。1:04.164!!!)
茶: 赤い~のん?さん(mistbahn号をドライブ。1:04.361)
前回(2/28)は、2~3コーナー間のストレートで4速まで使用したが、今回は夏場で車速が伸びなかったこともあり、
mistbahnはメインストレート同様、3速のまま引っ張ってバルブサージングしたところで車速を頭打ちさせた。
ログを見ている分には、メインストレートとは違い、ココでは、
4速まで使われている赤い~のん!?さんと同等の最高速度が出ている。
最大減速Gは、
赤い~のん!?さんも
mistbahnも同等なのだが、
赤い~のん!?さんの当日ベストではブレーキングGの立ち上がりが鋭く、結果として早く車速を落とせている。
(※これはひとつの重要なポイントかも)
GPSログ解析を始めた頃は、
「横Gが足りていない」=「タイヤの横方向のグリップを使いきれていない」というポイントを御指摘頂いて、改善箇所としていたが、今回の赤い~のん!?さんとのログ比較を含めて、横G不足はほとんどなくなったように思う。
タイヤの横方向のグリップ使用については、次のステージに突入しており、タツゥさんがご解説、アドバイス頂いているように、同じ最大横Gでも、
「車速を落として旋回円半径を小さくとる」
「旋回円半径は大きいが車速を高く」
のどちらのアプローチを採用するか・・・。
(このテーマについては、この3~4コーナーよりも、アドバンコーナーや最終コーナーのようにライン取りの自由度の高いコーナーの方が重要なイメージがあるが)
mistbahnは、4コーナーでインに寄せることができなかったことから、S字1~S字2へのライン取りのアプローチが困難になっているのだが、ライン的には個人的にはうまく立て直した方だと思う。
が、結局、
ラインを立て直すのに、4コーナー~S字1間で、向きを変えるのにガバッとアクセルオフしているのがその後のS字の車速に大きく影響してしまっているのが残念。。。
赤い~のん!?さん、3コーナー~4コーナー間のステアリング最大舵角に到達ポイント。
一度ステアを切って、車速が横ばいになってから、切り足されたのがココ。
まだボトムスピードではナイ。
mistbahnはココがボトムスピード(仮想クリッピングポイント)。
問題は、ステアリングの最大舵角到達位置が、これよりも後であること。
(※このポイントでも赤い~のん!?さんはまだボトムじゃない)
mistbahn、ココで2回目のステアリング切り足しを行い、やっと最大舵角に到達。
「仮想クリッピングポイント」(ボトムスピード位置)から、加速するつもりなのだが、
ステア舵角が大きすぎて、アクセルを踏めばオーバーステアでイン巻きする状態。
結果、前述のボトムスピード到達位置から、車速が全く上昇していない。
ここまで、
切り足し+切り足し・・・になってしまっているのは、このLapに至るまでに、入口アンダーに悩まされたからこそ、思い切ったステアリングアプローチができなかったことも大きな要因のひとつなのだが、何かもっとマシなアジャストの仕方があったハズ・・・
・・・だが、明確な対策をイメージできていない。
4コーナー立ち上がり箇所にて・・・
赤い~のん!?さん、やっとボトムスピード到達。
と同時に、ステアリングホイールが中心位置に戻った瞬間。
アクセルもベタ踏みできる体制だし、クルマは左端いっぱいに位置しており、S字1つ目に対して余裕をもった最適なアプローチが可能。
mistbahnがステアリングホイールを中心位置に戻した位置。
4コーナー立ち上がりをインベタにできておらず、かなり右に寄ってしまっており、S字1つ目攻略がいかに苦しいかが明白な絵。
赤い~のん!?さんのS字1つ目へのステアリング最大舵角到達点。
4コーナーの攻略が上手く、ラインに余裕があることもあり、舵角は小さい。
mistbahnのS字1つ目へのステアリング最大舵角到達点。
旋回角が小さいので、当然、大きい舵角で強引な進入となってしまっている。
アクセルオフでグイッと向きを変えられたこと自体は、3~4コーナーの不出来さを考えると個人的にはマシなリカバーだと思うが、
結果としてここから連続するS字全体の車速が低いことに繋がってしまっている。
赤い~のん!?さん、2→3速にシフトアップ。
過去の動画から、S字1つ目立ち上がってからシフトアップされていると解釈していたが、
S字1のクリップの手前というかほぼクリップで既に・・・・。
mistbahnは引っ張ってしまい、S字2つ目を過ぎてからのシフトアップ。
S字1つ目立ち上がり。
赤い~のん!?さんがステアリングホイールを中心位置に戻したポイント。
S字1つ目立ち上がり。
mistbahnがステアリングホイールを中心位置に戻したポイント。
赤い~のん!?さんと酷似しているので、一見、上々に見えるが、4コーナーからS字1つ目のアプローチが強引だったため、
・車速は低い
・横Gがデカい!
ここで1Gの横Gが残ってしまっているせいで、S字2つ目に対しても、「カウンターアタック」のように「振り回して」の進入を余儀なくされてしまっている。。。
・・・結局、S字2つ目→S字1つ目→4コーナー・・・は、ある意味成り行きで、3コーナーが下手くそなのが尾引いてしまっているのだが・・・
はてさて、3コーナーをどう改善すべきか・・・?
●区間タイム
・3コーナー手前のストレート途中~4コーナーエイペックスちょい過ぎ
緑: mistbahn : 7.838
桃: 赤い~のん?さん : 7.158
茶: 赤い~のん?さん : 7.251
この区間だけで0.68秒差が付いている!
・4コーナーエイペックスちょい過ぎ~S字完了・アドバンコーナー手前
緑: mistbahn : 8.890
桃: 赤い~のん?さん : 8.523
茶: 赤い~のん?さん : 8.368
・・・・3~4コーナーの下手さがS字に大きな影響を及ぼし、
S字区間で0.367secの差が生じている!
・とりあえず、コントロールライン~4コーナーエイペックスちょい過ぎまでの集計(※S字1つ目は入ってない)
緑: mistbahn : 24.867
桃: 赤い~のん?さん : 23.774
茶: 赤い~のん?さん : 23.966
1.09秒差に拡がった・・・
3~4コーナーは致命的!
・・・続く。
●サーキット走行 関連目次はこちら
Posted at 2015/07/25 10:02:52 | |
トラックバック(2) |
サーキット | クルマ