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2007年12月08日 イイね!

【書籍】名車の残像

【書籍】名車の残像またまた図書館で借りた二冊。

「名車の残像」 Ⅰ、Ⅱ巻
文:永島譲二
写真:北畠主税

CG誌で連載されていたものをまとめた本らしいが、クオリティの高い写真集+エッセイによる大型本。

旧車を幅広く扱っているが、私の守備範囲よりだいぶ旧いクルマも多いが、ツボグルマも多くピックアップされている。
個人的なツボ車は

■I巻
フェラーリ・ディーノ 246GT
メルセデス・ベンツ 300SL
いすゞ・ピアッツァ
ランボルギーニ・カウンタック LP400
フェラーリ 365GT4/BB
ポルシェ 911 カレラRS
ジャガー Eタイプ
トヨタ 2000GT
ランボルギーニ・ミウラ P400S
アルファ・ロメオ GT1300 ジュニア
ランチア・ストラトス

■Ⅱ巻
ランチア・ベータ・モンテカルロ
ランチア・デルタ S4
アルファ・ロメオ・ジュニア・ザガート
ポルシェ 914
ランボルギーニ LM002
ランチア・フルビア・スポルト

・・・など。

ほかにももっと旧いクルマや数々の名車が取り扱われているが、私は20年前も10年前も現在も、仏車・英車・米車は専門外だったため、ロータス・エリートやアルピーヌ・ルノー・A110ですら、「まあ、知ってる」程度で、残念ながら思い入れがない。


この本、クルマの選定と写真にも泣けるのだが、文章が面白い。

クルマの成り立ちや歴史、性能などについてはほとんど触れず、永島さんのデザイナーとしての見方のみが語られている。

各名車に対してのエッセイの前半部分はそのクルマと一見無関係に思える、永島さんの学生時代や就職活動の話、友人の話などを楽しい文章で綴った後、取り上げられているクルマに対してのデザイナー視点での文章が続くのだが、デザイン論が、決してウンチクにならないよう努められている。

永島さん自身が、デザイン視点を常に柔軟に保とうと日々努力しているのが伝わってくるようなデザイン論で、主観を述べつつも独りよがりにならず、常に「読者を向いた」楽しい文章になっている。

私はよく本を読むが、主に雑誌・マンガ・技術書が中心で、小説は読まないし、評論の類もあまり読まないが、この本の文章はとてもとても「読みたくなる」文章。


で、永島譲二さんて誰だっけ??文中からはオペルに在籍したことなどが書かれているが・・・・・
と調べてみたら、ああ、そうか。
現行BMW3(E90)、Z3ロードスター、BMW5(E39)などをデザインした日本人デザイナーだった。
それが理由かわからないが、「名車の残像」ではBMWは一台もピックアップされていない。


図書館で借りた本だが、自分でも買いたくなってしまうほど素敵な本だった(が、それなりに高価なので当面ムリだなあ・・・・貯金中だし)



●自動車 書籍レビュー関連目次はこちら
Posted at 2007/12/08 23:04:21 | コメント(0) | トラックバック(0) | 書籍 | 日記
2007年12月08日 イイね!

大阪モーターショー4(Daihatsu、Lexus)

大阪モーターショー4(Daihatsu、Lexus)









●ダイハツ MADMASTER-C



パリダカのミニチュア版みたいでカワイイ。

ハイゼット、アトレー、アトレー7と、ダイハツの1BOXを乗り倒してきた私には、少しグッとくるコンセプトカー。
街を走る商用車の多くがこんなデザインだと楽しいよね。

ただ、ダイハツのデザイン・アイデンティティとは何ぞや。



●ダイハツ OFC-1



次期コペンと噂されるOFC-1。

他の方のブログにもコメントしてますが、現行コペンは良い意味でも悪い意味でも、Porsche 356あたりをモチーフとした一種の「パロディ」であって、「ダイハツならでは」なデザイン・アイデンティティがないので、キープ・コンセプトに価値はないと思う。

「パロディ」は悪い意味で使ってるわけでなく、実際、MGやロータスのパロディだったNA型ロードスターは大ヒット商品となり、それに触発されてBoxster、Z3、TTのオープンなど数々のオープンモデルが登場したわけで・・・・・。

実際、20年が経つ今も、たくさん走っているNAロードスターはもはや「パロディ」ではなく、胸を張って乗れる名車となっている。

「パロディ」から生まれる何かもあるわけだ。

ただ、やはり現行コペンはパロディなので、そういう意味では、ガラリとデザインを変えてくるのはアリだと思う。

じゃあOFC-1のデザインがイケてるかというと、ハッキリ言ってイケてないと思う。
三菱の「i MiEV SPORT」なんかの方が遥かに魅力的。
何がイケてないかって、結局、ダイハツのデザイン・アイデンティティが何かがいつまで経っても不明確だから。

Mark-Xのマフラーのようなエアインテークがダサい。(これはスバルもエクシーガでやらされてた。あ~あ)

ダイハツ車、3台も乗ってきた私ですが、本当に良くできてる。
特に軽は、他社製品とは雲泥の差の出来栄え。
でも、アイデンティティはない。

トヨタの子飼い故の宿命かもしれないけど、大阪の企業としても頑張って欲しい。



●Lexus LF-Xh



この写真ではわかりにくいが、サイドから見ると確かにハリヤーかも。

なんか、ズングリした野暮いデザインで、私は嫌いだが、マーク X ジオなんかもそういう方向性なので、今後の流行りなのかも。

販売台数的に見ればトヨタのマーケティング・リサーチは的確で、ジオもブレイドも好きになれないのは私の感性が異常なのだろう。



●Lexus LF-A

リアビュー

だいぶ前から写真は見てたが、実車を間近で見て、思ってたものよりも随分と良かった。
「カッコ良かった」というよりは「意欲的なデザイン」という印象で、いろいろと冒険しているトヨタがウレシイ。
トヨタは金有り余ってんだから、いろいろ遊んで欲しいもんだ。

テールランプ、ランプのとこのグリル(何用途??FRだろ?)、そして何よりマフラー部にオリジナリティがあってよいと思う。

デザインそのものの出来栄えよりも、これを発表したLexusに一本。




Lexus LF-A 顔

個人的には頂けない。

個性的だし、宇宙刑事シリーズな何かもあるが、なんかバランスの取れてないデザインだと思う。

せっかくのリアが台無しな・・・・



●Lexus IS-F



思ってたよりも見た目はパッとせんかった。

ダックテールはこのクルマのシャープなキャラクターラインと面の絞込みをスポイルしていて蛇足。

マフラーの形状は、「今までなんで誰も思いつかなかったのかな?」というコロンブスの卵的発想。
個人的には真似したい形状でもないのだが、これをトヨタが実現したのがうれしい。

カタログを頂いたが、トルコンしかないという設定で、萎えた。
MTを用意すべきだとは言わないが、せめて2ペダルMTぐらいは・・・・。

プロフィール

「HAOC 鈴鹿ツイン。
ベストは1枠目の1分11秒141。

自己ベストはコンマ3秒更新できたケド、絶好のコンディションにも関わらず、目標の1分10秒を叩き出せず残念感炸裂😩

3枠目、4枠目と走りのアジャストは進むのにタイムは11秒5、11秒8とズルズル下がった😓」
何シテル?   11/24 17:43
ビート(PP1)、アコード・ユーロR(CL7)、三菱アイに乗っています。 ビートでのサーキット走行(タイムアタック)とチューニングを続けています。 鈴鹿...
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