
2025年11月5日、初めて、J-Wolfさん主催の鈴鹿サーキット国際レーシングコース 走行会に参加。
11ヶ月ぶりのサーキット走行。11ヶ月ぶりの鈴鹿。
人生最大の目標だった、エンジンスワップ無しE07A搭載の
鈴鹿フルコースでのホンダ・ビートの史上初の2分40秒切り
を達成!
コースレコード 2分38秒670 を記録!!!
自己ベストを2.43秒更新!
※タイヤはA050 Mコンパ
ブリーフィング(ドライバーズミーティング)で、参加者33名のうち、鈴鹿熟練者が私を含め2人しかいないことがわかり、
「嗚呼・・・今回もクリアラップ捻出は厳しいかな。新品タイヤおろしたのに・・・」
という残念感。
実際、走ってみると、ゆっくり走っているスーパーカー、普通車ターボ、タイプR系のクルマ・・・などでの大渋滞。
↑こんな感じ。
↑ 7Lap目で、ようやく少しバラけてきて、クリアラップとは言えずオーバーテイクを伴うものの、比較的タイムロスの少ないLapを捻出・・・・
・・・したものの、
・ガソリン残量が足りず、ヘアピン立ち上がりで燃欠、パワーロスト(よくやらかす)
・シケイン入口でシフトが5速→4速に入らず・・・(これもよくやる)
で、残念なLapに終わったにも関わらず、タイムは2分40秒017!!!!
この残念なLapで、E07Aビートのコースレコードを記録。
今冬のマシンがかなり戦闘力があることは理解できたが、余裕で40秒切りをできたハズのLapで、実現できず悔しい思いをして、ピットイン。
給油していたら、赤旗中断(鈴鹿あるある。本当に多い)。
「あー、赤旗出るとせっかくバラけた集団がまた団子・渋滞になるんよな、、、」と。
赤旗が20分間も続き、残り10分間に、、、、
「もう今日はクリア無理だろうな」と考えつつ、早めにピット整列。
この「早めにピット整列」が良かった。
私の前には、唯3台、私のビートより速い、R35 GT-R 2台しかいない。
アウトラップの次のLapでアタックしたが、まだタイヤが温まっておらず、グリップしない。
2分41秒253(それでも、過去ベストの2分41秒102に迫るタイム)
で、次のLap・・・・
自己ベスト 2分38秒670 を記録!!!
自己ベストを2.43秒更新!
エンジンスワップ無しE07A搭載の
鈴鹿フルコースでのホンダ・ビートのコースレコード
鈴鹿フルコースでのホンダ・ビートの史上初の2分40秒切り
を達成!!!!!
今冬のマシンの戦闘力が高いのは赤旗前にわかっていたが、38秒の数字を見たときは、
「マジ?ここまで???」
と自分でも驚いた。
・1~2コーナー間もコース幅を使えていない
・2コーナーはクリップ付けることができていない
・S字の全開率が低い
・S字3つ目でアンダーでクリップに付けることができていない(ほぼ全Lap同傾向)
・・・など、反省点が多いので、てっきり、コーナリングでは無く、タテでタイムを稼いでいるものと思っていたが・・・
キミドリ:過去ベスト 2分41秒102 (2022.12.16)
マゼンダ:今回ベスト 2分38秒670 (2025.11.5)
・・・・ログを確認すると、
・1コーナー
・2コーナー
・S字全般~逆バンク~デグナー
・ヘアピン
・スプーン
・シケイン
・・・と、ほぼ全部のコーナーのボトムスピードが高かった。
タテは、最高速は過去ベストとあまり違いは無いものの(まあ、過去ベストは真冬だからなあ)、全般に
・登坂区間での加速が良い
・5速ギア区間は全般に加速が良い
ので、
・エンジンのパワーアップ
・劇的な軽量化
・リアタイヤデフレクターなど空力部品によるロードラッグ化
が効いている様子。
昨冬からのマシン・アップデートを みんカラに投稿できていなかったので、以下、ラフにまとめると・・・
フロントウインドウを自作のポリカーボネートウインドウに。
純正ガラスの撤去がめちゃくちゃ大変だった。
自作のリア・タイヤ・ディフレクター。
ワイド化してから、ずっとタイヤ半分くらいに走行風モロ当たりだったので。
ただし、片側+600g、左右で+1200gと重い。
取り付けてみてから、「形状コレジャナイ」感があるので、来夏に作り直したい。
昨冬2024年12月5日の鈴鹿で水温が露骨に上がり、
「あ、ヤバい。今直さないとブローする」
と気付き、入庫。
修理だけなら、CTAC2025に間に合ったのだが、昨冬仕様のエンジンは、もうひとつパワーが出ていなかったので、
「どうせエンジン下ろしてバラして頂くなら、2025年春~夏に予定していたメニューをお願いしよう」
と、2024年末~2025年初旬のシーズンを諦めて、エンジン・アップデート。
ヘッドカバーは年末年始休みにキミドリに自家塗装。
(E07Aヘッドのときはtsworksさんにキミドリに塗装して頂いたものを使っていたが、DI化してからE07Zのヘッドは青の結晶塗装で、なんか「コレジャナイ感」があったので)
はじめてシャシダイでのECU適合をした。
実走で何時間もかけても細部まで煮詰めるのは難しいところを、30分間~1時間程度でかなり煮詰めることができ、ノッキングもしっかり聞き分けることができるので、感動した。
トランクリッドのヒンジを撤去してボンピン4点固定に(軽量化)。
吸気系は、シャシダイで比較検証した。
Greddy AIRINX M + 自作のアルミ配管に期待していたのだが・・・(実際、これで4psほどパワーアップした)
純正同様に5500~7000rpmにトルクの谷が存在した。
RSマッハ/S.S.I のエアクリ・・・
700cc+ビッグスロットル時代に検証したものの、純正エアクリと全くパワー変わらなかったのでお蔵入りしていたが・・・
・・・今のエンジン仕様だと、ピークパワーはトラスト AIRINX Mと似たり寄ったりなのだが、5500~7000rpmのトルクの谷が解消された。
更に特注ファンネルで更に5500~7000rpmが持ち上がり(かと言って、8100~8600rpmの高回転域のパワーも損なっていない)、
ピークパワーは8100rpm
7000~8500rpmがほぼフラットなパワーバンド
となった。
ピークパワーのアドバンテージよりも、シフトチェンジ時の回転降下からの加速に期待できる仕様。
「ギネスに載った世界最小のトランク」も、私には重要な収納だったが、人権を放棄し、トランクとエンジンルームの隔壁切断。
エンジンルーム内からトランク内に風が入り、ドラッグやリフトとなりそうなので、抜き穴を施工。
カーボンドアの裏骨も切断。
全部は紹介していないが、
車重は昨冬比で -11.27kg の軽量化。
更に、ドライバーがダイエットにより、4.5ヶ月で -20.7kg の軽量化(80kg→59.3kg)。
昨冬比では -12.4kg。
車両+ドライバーで昨冬比: -23.67kg
1年前に星☆商店さんに塗装頂いたキミドリのCE28N、ようやくデビュー。
めっちゃ気に入っています。ありがとうございます。
フロントは以前から使っている、これも星☆商店さんに塗装頂いたM18J。
【鈴鹿フルコース ホンダ・ビートのラップタイムのランキング】
エンジンスワップ部門)
ガレージアクティブ:2分36秒015 (CBR1100ccエンジン)
E07A NA部門)
mistbahn:2分38秒670
ヤハタビート2号:2分40秒356
ヤハタビート1号:2分40秒733(NA時代)
ショウ 64:2分43秒596
kura.:2分43秒924
【鈴鹿フルコース 軽NA(ホンダ トゥデイ・ビート)のタイムランキング】
下井レーシング3号機 JA4 トゥデイ:2分34秒879
ゼロレーシング JA4トゥデイ:2分37秒699
mistbahn ビート:2分38秒670
ヤハタビート2号:2分40秒356
ヤハタビート1号 (NA時代):2分40秒733
ショウ 64 ビート:2分43秒596
kura. ビート:2分43秒924
次回は、2025/12/4にガレージデュヴァン走行会 鈴鹿を走る予定。
気温下がるからタイム出やすいと思うけど、今回のように走りをまとめられるか?・・・は自信無し。
(プロ目線だと改善ポイントいくつかあるものの、自分的には過去イチなので)
その次は、CTAC2026(セントラル)。
・ 2月~3月に岡国でオススメの走行会(台数制限25台以下)があれば教えてください
・ 3月後半~4月頃にFSWでオススメの走行会があれば教えてください。(未経験なので、できれば走行枠が多い、あるいは2日連続とか走れると理想)
●サーキット走行 関連目次はこちら
●ホンダ・ビート(PP1)関連目次はこちら
Posted at 2025/11/08 05:25:54 | |
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