モノクロフィルムで撮った桜

今頃になって桜の花を掲載しても微妙な物がありますが、モノクロフィルムを現像に出したら桜の花の写真も出てきたので。




撮影に使ったカメラはキヤノネットQL19
フィルムはコダックのトライX400でしたが、うっかりカメラの感度設定を100のままで撮影していて、前半の17枚は絶望的か？と思っていたのですが、意外や意外、オーバー気味ながら問題なく撮れてるじゃないですか！
デジタル補正で何とか出来る範囲です。
しかもなかなかクッキリと！
あんなアテにもならないようなファインダーでこんなに撮れてたなんて驚きです。

フィルムをスキャンしてDPPでノイズリダクションをかけると、うまいこと荒れた粒状が滑らかに整ってくれます。
スタンプツールでスキャンした時のホコリも除去できるし、DPPってデジタル写真だけでなく、フィルムスキャンのためにあるんじゃないかってほど便利に使えます。

結局今回のモノクロフィルムでは、前半はほとんどダメだろうと見込んでプリント無しの現像のみでオーダーしていましたが、モノクロネガの粘り強いラチチュードの広さに助けられ、デジタルで救済出来た物がほとんどでした。