フレーム単体まで分解し、各パーツの新品交換で新車同然に生まれ変わったオールドMTB。
フロントハブの不具合はホイールごとハブ交換することで決着が付きましたが、どうもハンドルのフィーリングに違和感があって、ガタが無くなるまでワンを締め込むとハンドルが重くて回しにくいくらいになり、適度な軽さで回るように組むとガタがあって、フロントブレーキを掛けて車体を前後に揺するとステムの根元がグッ・グッと動いているのが分かるほど。
ひょっとして組みつけの向きにミスがあったのかなぁ??
何か対策しなければと、もう一度分解しました。
そしたらビックリ!
ついこの間、普通の飴色のグリスで組んだはずなのに、まるでモリブデングリスを使ったかのように真っ黒な状態に。
しかも、よく見なくても分かるほどメタリックが混入し、何年もガタが出たまま金属粉の舞う中で使い続けたかのようになっています。
上下のワンは特に磨耗無く、リテーナーの接触や損傷も見られず組み付けミスも無し。
どうやら金属粉は今回組み込んだベアリングボールから出た物のよう。
一応ベアリング用として売られている物のはずですが、多少の荷重は掛かるけど連続回転しない自転車のフォークの根元でこの有り様では、到底ベアリング用途には適さない品質の物だと言い切れます。
結局分解前に入っていた古いボールを再洗浄して使うことにしました。
Posted at 2019/08/29 23:59:55 | |
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