くろネコのブログ一覧

仕事が終わったら鈑金工場へ。毎週末の日課です。

見に行ってみると、クリアー塗装されたセリカの姿がありました。
サンルーフ付きであることから、入り組んだルーフの塗装には前のめり姿勢が必要ということで、両サイドだけ先に仕上げてしまう手順に切り替えたそうです。
確かに、せっかく吹いた直後に作業着やホースが当たってしまっては台無しです。


先週中研ぎを入れて更に厚く吹かれたクリアー層は、深くしっとりした光沢を見せています。
本当は磨いた状態を見せたかったということですが、磨く前だって当然見たいです。

メタリックは金属質な表情を見せ、長い年月で劣化が進んだ塗装面とはまったく違います。
今のままでもそこいらの新車に負けないような光沢に見えますが、ここから更に磨き込まれて仕上がれば、このメタル感は更に研ぎ澄まされたものになるはず。

ここでいったん仕上がり具合の確認のために、リアフェンダーを磨いて見てみるということなので、明日も様子を見に行くことにしました。

この塗装面がどう輝くのか、明日の見学が楽しみです。

この間買ってきたアサヒペンタックスSVは、シャッターを切っても幕が戻らず、ミラーも上がったままで止まってしまう状態でした。
そういえば、SPのときも１秒シャッターがうまく切れず引っかかったように止まってしまう症状でしたが、そのときはスローガバナーの回転を受けているギヤの根元に、薄めたグリスを少し付けてみたら動くようになりました。

今回のSVも同じメーカーだし、ひょっとして？

底蓋を開けてみると、内側に鉛筆でメモが書いてありました。
「’91　5　15」とあるので、そのときに一度メンテナンスされたカメラなんだと思います。
近年にメンテされたとは言っても、それから２３年が経とうとしているんですよね。

それらしき箇所に薄めたグリスを少し挿すと、動かしているうちに調子が戻り、シャッターが正常に閉じるようになりました。

百発百中とは行かないようですが、このくらい動くならフィルムを入れて試し撮り出来そうです。

カメラのお手入れ用にと買ってみた無水エタノールですが、ボトルには冷蔵庫・照明器具のカサ・換気扇・レンジなど、いろいろな用途が記されています。

むしろカメラ・レンズなんて一言も・・・・
辛うじて「鏡等」とかかれていますが。

試しに使ってみたのが電子レンジの庫内です。
この中は、いつかのイワシが爆発したスプラッシュや、もはや固形と化したかつては液体だった何かが、ドアのガラスや内壁にこびり付いていました。

中性洗剤などではまったく太刀打ちできず、マジックリンも歯が立たなかった汚れなのに、今回の無水エタノールでスイスイ取れました。
これは衝撃的です！

ガスコンロの周辺に飛んだ油汚れも簡単に落ちます。
塗装面や樹脂パーツは傷める心配もありますが、ステンレスやガラス、ホーローなどは大丈夫。
これは試してみる価値ありです。

レンズ用に買ったはずでしたが、台所の掃除用としてのほうが消費量が多いかもしれません。

先日購入したフジフイルムのレンズクリーニングペーパーとは別に、ニコンのシルボン紙という同じくレンズクリーニング用のペーパーを買いました。

アマゾンで１０５０円でしたが、マーケットプレイスの商品だったので送料がかかってしまいました。

食パンみたいな形ですが、薄い紙がギッシリと束になっています。
一束５００枚入りと、たっぷりあるのでケチらずどんどん使えそうです。

しかもこれが２束セットで１０５０円なのです。
こんなに要らないんだけど・・・・

もともとニコンのサービスセンターで使っている業務用らしく、一般向けにも流通するようになったみたいです。

フジフイルムのそれと比較すると、大きさはやや大きい程度で同じくらい。
表面はフジのペーパーはペラペラで平坦。やや硬い印象ですが、クリーニング液が浸み込むと腰がなくなり柔らかくなりますが、金魚すくいみたいに破れやすさもアップします。

対して、ニコンのシルボン紙はソフトで丈夫なので、液が浸み込んでも簡単には破れません。
シルボン紙はエタノールと組み合わせて使うのが前提のようで、乾拭きでクモリや拭き跡をかき取るのはフジのペーパーのほうが良いようです。

清掃の方法は、ニコンのサイトにある動画がとても参考になりました。
今回はニコンにお世話になりっぱなしだな。

手始めに保護フィルターから練習し、慣れてきたらいよいよイメージセンサーへ。
F22まで絞って白いパネルを撮ってみたら、センサー上のダストがポツリと写りました。

MENUから[センサークリーニング]→[手作業でクリーニング]を選択してセンサーとご対面。
清掃しては白パネルを絞って撮影を数回。

まだなんだか残っているような気もしますが、大体キレイになったのでOK。


劇的に写りが良くなるというほどではないかもしれませんが、こうやってレンズもセンサーもきれいになって、気分的にはずいぶん違います。

あとから気が付いたのですが、キタムラでもこのシルボン紙は買えたようです。
キタムラなら取り寄せでも送料がかからないで済んだんだよなぁ・・・・

次こそはキタムラで・・・っていうか、このペーパー無くなるのだろうか？？？

無水エタノールを買ってみて早速レンズを掃除してみると、納得の仕上がりにするにはどうしてもクリーニングペーパーが大量に必要でした。

定番のフジフイルムのクリーニングペーパーは嵩張らないのでカメラバッグひとつごとにこれを一つ入れてあるのですが、使用頻度はそんなに多くありません。
今回ちょうど一つ使い切り、今は別のバッグの中から出したペーパーを使っています。

スッキリ仕上がってハイクオリティなこのペーパーは一度買うとなかなか無くなりませんが、性能の割りに一つ１８０円と安価なので、いざという時足りなくならないよう予備も含めて二つ買ってきました。