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2008年11月17日

【試乗】MAZDASPEED Atenza (GGJP)

■MAZDASPEED Atenza (GGJP)

MAZDASPEED Atenza (GGJP)


レガシィと位置付けがカブるので、よく掲示板などで「どちらを買おうか悩んでます」みたいなコメントが見られるアテンザ。
現行へのモデルチェンジ前に試乗しようと目論んでいたが、うかうかしているうちの、モデルチェンジされてしまった。

週末ゴルフに出かけた際、友人の一人がアテンザ・2.3ターボに乗ってきた。
6MT。マツダスピードだ!


MAZDASPEED Atenza (GGJP)サイド~リア

アテンザは欧州でMazda6としてやたら評価されているクルマ。

デザイン的には同クラスのレガシィとカブる部分もあるが、それ以上に歴代アコードとカブル部分が多いし、Alfa Romeoをモチーフにしたと思われるディテールも含まれるが(もっとも、Alfaもユーノス500なんかをモチーフに156をデザインしたと言われているのでお互い様)、ブレンドされていても、うまくマツダのZOOM-ZOOMなデザインにはなっていると思う。
個人的には好感度が高い(個人的にはワゴンのデザインが更に好きかも)。





毎回マツダ車のレビューでは書いている気がするが、マツダの内装デザインは好きだ。
このアテンザもうまくスポーティーにまとめているが、まだ過渡期の作品だったからか、センターコンソールの質感などは、後に出るRX-8などと較べると物足りなさは否めないが、それでもなかなかイケてると思う。




MAZDASPEED Atenza (GGJP) エンジンルーム

ボンネットを開いてみて、まず驚いたのが、ボンネットの重さ。かなり重い。
普段、B4のアルミボンネットを持ち上げて、
「アルミなのに重いなあ・・・」
と思っていたが、B4よりも面積の小さいアテンザのボンネットはB4よりも遥かに重かった。
なるほど、B4のアルミボンネットも馬鹿にするもんじゃないな・・・と反省。


ボンネット開けるまで知らなかったのだが、2.3L DISIターボエンジンもインタークーラは上置きなんだな。

スバルのようにボンネットにインタークーラ用のダクトは設けず、グリルからの導入風を、ボンネット裏に取り付けたエアダクトを通過してインタークーラへ導風している。
この手法が、スバルと較べてイケているのか否かは微妙なトコロだが(スバルのボンネットからのエアインテークも相当役に立ってないらしいし)、熱源の上に配置されているという側面から、個人的にはどちらもNGだと思う。


大きめのバッテリーのマウント位置などが、スバルのようにフロントオーバーハングではなく、なるべく後方配置だったりするのは、好ましい設計だと思ったが、直4なのにスバルのボクサー同様に、随分狭いエンジンルームだなあ・・・とも思った。



で、ゴルフ場から近くのコンビニまでの短いワインディング間だけ、B4と交換して運転させてもらうことに。
もっとも、ワインディングもスローペースだったし、短い時間だったので、十分な評価は全くできないが。。。


ステアリングは、車速感応式度合が低く、ちょっと重ステっぽい。
これは、現行アクセラ(=初代アクセラ)をレンタカーしたときも強く感じた傾向。
個人的にはとても好み(車速感応式がキラい)。


同様に、アクセラと似た感じで、ドイツ車っぽい剛性感、ドッシリ感の味付けが強い。
とても良くできていて、かなり好みだが、RX-8はこれをギュッと凝縮して、軽快感も伴わせたような絶妙な味付なので、好みとしてはRX-8の方が上かなあ・・・。
でも、マツダスピード・アテンザは4WDなのに対し、RX-8はFRだし、そのあたりの違いもあるのだろう。
基本的には300万円クラスの4ドアセダンとしては、相当好みで良くできていると思う。



2.3Lのターボは、現行MPVで試乗経験があるのだが、そのときは、今どきのクルマとは思えない、酷いドッカンぶりに、ドン引きしたもんだった。
遅れていっきに来る加速感はかなり使い難く、ファミリーカーとしてどうなんだ・・・と。

マツダは、同じエンジンでも車種によって随分とチューニング・味付けを変えるのだが、マツダスピード・アテンザは、ドッカンの傾向が皆無ではないが、MPVと較べると随分とまともだった。
ゴルフGTIなんかのターボに較べるとターボラグはあるが、これにロマンを感じる人も多いかと思う。

残念ながら、交通事情により、2速ベタ踏みでも4500[rpm]まででアクセルを戻す必要があったので、正直、この動力系の本気を見ることはできなかった(とても残念)。



・・・余談だが、自分のB4を後ろから追走することは過去になかったので、面白かった。
というか、
「なんてカッコイイんだ、オレのB4」
と自画自賛しながらの追走であった(笑)。



また是非じっくり試乗させてもらいたいものだ。
オーナー殿、貴重な体験をありがとう!




●試乗記関連目次はこちら

ブログ一覧 | 試乗記 | 日記
Posted at 2008/11/17 01:23:10

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この記事へのコメント

2008年11月17日 1:40
アテンザのエンジンルーム、初めて見ました。
インタークーラーの冷却効率がどんなもんなのか気になるデザインです^^;;

自分の車を追走する機会なんてそうそうないんでなかなかいい経験でしたね^^
お友達にも自分のアテンザと比べてB4がどうだったか感想を聞いてみたいですね♪
コメントへの返答
2008年11月17日 7:20
I/Cのサイズ自体はデカいんですけどね。導風はいかがなもんかと。

> お友達にも自分のアテンザと比べてB4がどうだったか感想を聞いてみたいですね♪

スパルコのフルバケの狭さにひたすらビックリされてました(笑)
2008年11月17日 12:34
インタークーラーへの導風がこうなっているとは知りませんでしたよ。今になってやっとボンネット中央部の盛り上がりを理解できました。

しかし、アテンザは2.3L DISIターボエンジンという割りには、パッとしない車だなぁという印象を持っています(^_^;)
コメントへの返答
2008年11月17日 14:08
ボンネット形状はちょっとボルボっぽい??

> パッとしない車だなぁという印象

ふむふむ。
同じエンジンなら下のクラスのマツダスピード・アテンザの方がモンスター度合が高い・・とか、そういうのはあるかも知れないですネ。

残念ながらアテンザはかつてのステージア、そして昨今のレガシィと並び称されることがなかったワケですが、欧州ではとても評価が高いらしいので・・・。

個人的には、マツダのレシプロエンジンはダメだと思っていますが、マツダの足やステアフィールはかなり好きです。
2008年11月17日 13:38
こちらではMAZDASPEED6という名前です。

ボンネット裏の右の穴は、タービンとバッテリーを冷やすものですよね。
コメントへの返答
2008年11月17日 14:11
ああ、そうか。
MAZDA6ならぬ、MAZDASPEED6ですね!
日本名もいっそ統一して欲しいところです。

> ボンネット裏の右の穴は、タービンとバッテリーを冷やすものですよね。

タービンは間違いないと思いますが、バッテリー上には穴はないと思われます(私もこの写真でしか判別できないんですが)。

グリルからバッテリーに導風してしまうと、雨の日はバッテリー、ヤバそうですし。。

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「HAOC 鈴鹿ツイン。
ベストは1枠目の1分11秒141。

自己ベストはコンマ3秒更新できたケド、絶好のコンディションにも関わらず、目標の1分10秒を叩き出せず残念感炸裂😩

3枠目、4枠目と走りのアジャストは進むのにタイムは11秒5、11秒8とズルズル下がった😓」
何シテル?   11/24 17:43
ビート(PP1)、アコード・ユーロR(CL7)、三菱アイに乗っています。 ビートでのサーキット走行(タイムアタック)とチューニングを続けています。 鈴鹿...
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